静的フォルム治療に戻る


V 仙骨と腸骨のフォルム治療
(リューマチ・鬱病・行為障害・痛風・内分泌系の障害 )

1仙骨の治療法1

 

 S1〜S6の中央に拇指球をあて固定し、もう片方の手で拇指球をあてた方と反対側の膝上を持って少し床より持ち上げて、拇指球に少し圧を感じるところまで持ち上げた足を自分の方に引き寄せて、そのまま数秒から数分間時間をおくと仙骨の歪みが正常になります。

  次にS1〜S6の両脇のあ〜えに中指の先を触れ、もう片方の手で中指をあてた方と反対側の膝上を持って少し床より持ち上げて、持ち上げた足を自分の方に引き寄せて、そのまま数秒から数分間時間をおくと仙骨の捩じりの歪みが正常になります。

2仙骨の治療法2

患者の股間から手の指を開いて入れ手掌を仙骨に固定し、手の平を仙骨の下敷きにします。
 患者の腸骨の上前腸骨棘の上にもう片方の手の平の重みを乗せるだけの圧で両方の腸骨を内側に向けて固定しそのまま数秒から数分間時間をおくと、仙腸靱帯が正常になります。

 聴覚が発達していれば、S1〜S6、あ〜え、上前腸骨棘に指や手を触れただけでしびれや気の噴出感がありますので、それが無くなるまで1、2、の治療を続けます。

3腸骨の治療法1

  仙骨の治療法1の方法で、Aの箇所を第2第3第4第5指で触りながら、もう片方の手で反対側の膝上を持って少し床より持ち上げて、持ち上げた足を自分の方に引き寄せて、そのまま数秒から数分間時間をおくと腸骨の後上方変位の歪みが正常になります。

  仙骨の治療法1の方法で、Bの箇所を第2第3第4第5指で触りながら、もう片方の手で反対側の膝上を持って少し床より持ち上げて、持ち上げた足を自分の方に引き寄せて、そのまま数秒から数分間時間をおくと腸骨の前上方変位の歪みが正常になります。

4腸骨の治療法2

 

患者の足首と膝頭を持って、膝関節を腹部につく位に深く折り曲げてゆっくりと内転回を3回くらい繰り返すと腸骨の前上方変位の歪みが正常になります。

 患者の足首と膝頭を持って、膝関節を腹部につく位に深く折り曲げてゆっくりと外転回を3〜4回くらい繰り返すと腸骨の後上方変位の歪みが正常になります。

 聴覚が発達していれば、AやBに指や手を触れただけでしびれや気の噴出感がありますので、それが無くなるまで3、4、の治療を続けます。

5.仙骨から起こるコミュニケーション障害と体の病気(行為障害・痛風・内分泌系の障害)

 仙骨には6つの骨があります。
 仙骨の6つの骨はがっしりと組み合っています。
 S1にはG#の音が、
 S2にはF#の音が、
 S3にはEの音が、
 S4にはDの音が、
 S5にはCの音が、
 S6にはA#の音が、響いています。

 つまり、仙骨には全音階が響いているのです。

 人間に響く諸感覚は、知覚神経系を通して仙骨から左腸骨(骨盤)に響き、腸骨・仙骨に意識が起こります。
 この意識は胸椎で増幅され、副交感神経系を通し再び筋肉に戻り筋肉の意識として再構成され、筋肉の意識が副交感神経系を通し間脳に伝えられ再び意識がおこります。

 また、間脳におこった他者への言語意識は交感神経系を通し仙骨から右腸骨に響き、腸骨・仙骨に意識が起こります。このときに自分の言語の意識界への影響のシュミレーションが行われます。この情報は運動神経系を通して間脳に伝えられ、さらに、間脳の最終意志が交感神経系を通して筋肉と内臓に伝えられるのです。

 仙骨が歪みますと、
 知覚神経系が仙骨で詰まると成長痛や、痛風が起こり、肩胛骨で詰まると四十肩が起こります。また、肩、や手足の関節をいためやすくなります。

 また、仙骨を通過する特定の意識の情報量が減りますので、
判断の情報が減りますと、他者の意識を在らせようとする痛風が起こり、
味覚の情報が減りますと、叩く、蹴る、噛む、怒る、の行為障害が起こり、
均衡感覚(重み、温度、明るさ、)の情報量が減りますと、内分泌系(
下垂体・松果体・甲状腺・上皮小体・胸腺・膵臓・副腎・性腺・前立腺)の障害が起こります。

6.腸骨から起こるコミュニケーション障害と体の病気(リューマチ、鬱病、知恵遅れ)

 左腸骨が歪みますと、知覚した感覚の内容に老衰(合一、被せ、重ね)が起き、歪んでしまいます、すると、意識には深い共感が起こり、自分の本来の役割を逸脱してしまいます。(おせっかい。他者の悲しみや苦しみや怒りを自分の感情であると思い込む。等)
 肉体的には、リューマチ、膠原病、外反母趾、関節炎、四十肩などが起こります。

 右腸骨が歪みますと、言語意識に老衰(合一、被せ、重ね)が起き、歪んでしまいます、すると、意識には深い徒労感が起こり自分の意志や行為が実らないという思い込みが起こります。これにより鬱病が起こります。
 また、右腸骨の歪みが激しく起こりますと、言語意識の発達が阻害され知恵遅れが起こります。
 肉体的には、右足麻痺がおこり、はいはい、たっち、の時期の遅早、ころぶ、運動能力の低下が起こります。

2002年7月9日

ページ先頭へ戻る