オィリュトミー入門へ戻る

存在認識・オィリュトミー入門  

レッスン  No.12

このオィリュトミーは、14歳以上の方のためのものです

 

四季 4月 松雪草 1〜8小節    チャイコフスキー

Internet Explorer 4.0以上のプラウザをお持ちの方は、再生ボタンの上をクリックしますと、MIDIの音楽が再生しします。

まず、音楽を聴きながら、自由歩行で、右回りで右へ進む螺旋から右回りで後ろへ進む螺旋のターンを練習します。

次に、左足を前にだし、両手で下、前、上、手前と円形を描く練習をします。これが、L の音となります。
また、左手で上から半円を造り 右手で下から半円を造る練習をします。これが、存の音となります。

さらに、1〜4小節は、右回りで右へ進む螺旋とLのオィリュトミーを組み合わせ、5〜8小節は右回りで後ろへ進む螺旋と存のオィリュトミーを組み合わせます。

右に向かう右回りの螺旋は、主の記憶で自分の意識を造るという人類と自分の関係を現します。

後ろへ向かう右回りの螺旋は、自分の感情が他者の感情となって現れて来る状態(他者が自分の思いを他の他者に行為しているのを見いだす時)を表します。

したがって、 右回りで右へ進む螺旋から右回りで後ろへ進む螺旋のターンは、他者が自分の思いを他の他者に行為しているのを見いだした時に、それが主の自分に対する言葉であったことを認識すると言う意味を持つのです。

外回りのLは、抑制を表す言語です。人類としての記憶はゆっくりしか起こりませんので自分の先鋭な意識からすると常に遅れて見えます。

「存」の言語は、意識を表します。あなたが、他者が自分の思いを他の他者に行為しているのを見いだしても、他者にはそれが自分の思いであるとは意識できません。この意味では、常に自分は一人でいなければなりません。(ただ、主はいつもあなたのそばにいます。)

このオィリュトミーを行うことによって、人類の現在の認識を意識することができるようになります。(人類の意識はあなたの意識よりまだずっと遅れているのです。ですから、あなたに出来ることを他者には要求できないし、国家にも学校にも要求できないのです。)

★★★

 

四季 4月 松雪草 9〜16小節    チャイコフスキー

Internet Explorer 4.0以上のプラウザをお持ちの方は、再生ボタンの上をクリックしますと、MIDIの音楽が再生しします。

 

まず、音楽を聴きながら、自由歩行で、左回りで前へ進む螺旋から左回りで左へ進む螺旋のターンを練習します。

次に、左足を前にだし、両手で上、前、下、手前、上と外へ向かう渦巻きを描く練習をします。これが、L のもう一つの音となります。
また、上方から臍の前まで両手を降ろす練習をします。これが、肯定の音となります。

さらに、9〜12小節は、左回りで前へ進む螺旋とLのオィリュトミーを組み合わせ、13〜16小節は左回りで左へ進む螺旋と肯定のオィリュトミーを組み合わせます。

左回りで前へ進む螺旋は、世間の意識が自分の感情となって現れて来る状態を表すのです。

左回りで左へ進む螺旋は、世間の認識を形成している自分の記憶を現すこととなります。

したがって、左回りで前へ進む螺旋から左回りで左へ進む螺旋のターンは、世間の意識が自分の感情を受け入れ、世間の認識が自分の話し言葉で変化していく状態を表しているのです。

内回りで外へ向かうLは、自分の意識が外界に生命となってほとばしる状態を意味しています。

「肯定」の言語は、自分の他者意識が、他者の思いを正確に記憶していることの証の感情を表しています。

このオィリュトミーを行いますと、主の言葉を他者の思いこみの思考・認識の中から拾い出すことができるようになります。

★★★

 

最後に、「松雪草」を1小節から16小節まで通してオィリュトミーしてみましょう。

Internet Explorer 4.0以上のプラウザをお持ちの方は、再生ボタンの上をクリックしますと、MIDIの音楽が再生しします。

 

1999年8月26日

 

ページ先頭へ戻る