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左に向かう直線の動きは、自分の右の空間を造り、主の記憶を準備します。

すると、今度右に向かう直線の動きが体に起こったときに、自分の記憶を世間の言葉の中に見いだすことが出来るようになるのです。 

三枝成章の「めがねをかけた仔牛の大冒険」は、ハ長調の調性を持っています。ハ長調は、1度の和声を示し、主の記憶の中から自分の意識が生まれた喜びの感覚を表しているのです。

また、「めがねをかけた仔牛の大冒険」は、4/4、2/4、5/8、7/8、8/8、とめまぐるしくリズムが変化します。

このリズムの変化は、空、海、湖、山、大地、を現し、自分の記憶が主の宇宙である地球の上に刻まれていることへの喜びを感覚させてくれるのです。

このオィリュトミーを行うことは、とても嬉しいものです。
自分のこれまでの経験が主の宇宙に、刻まれていることを意識することによって、自分の苦しみと悲しみが、癒され、慰められます。