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「ピアノソナタNo.28」は、ベートーヴェンにとって、始めて主と出会った作品であると思います。

この作品までのベートーヴェンは、自分自身の意志と触覚を確立しようとしてもがいていました。
そのために、主の愛を神の思考体系で人類に実現しようとし、彼にとっての神・ラファエル・ガブリエル、の思考と論理を書き取り続けていたのです。

「ピアノソナタNo.28」 によって始めて、ベートーヴェンは自分自身に素直になりました。

aメロディ(1.2)小節は、主の自分に対する尊敬の言葉です。

bメロディ(3.4)小節は、自分が主に甘える感情です。

a`メロディ(5.6)小節は、自分の他者に対する尊敬の判断です。

cメロディ(7〜10)小節は、自分の人類に対する愛を現します。

b`メロディ(11〜16)小節は、自分の主の認識への認識を現します。