存在認識・オィリュトミー入門
レッスン No.46
このオィリュトミーは、14歳以上の方のためのものです。
ピアノソナタNo28第1楽章 ベートーヴェン
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まず、音楽を聴きながら、自由歩行で、上の図のフォルムを動いてみます。
1.2.小節を、左回りの円、
3.4.小節を右回りで前へ進む半円、
5.6.小節を、左回りの円、
7.8.小節を、左回りで後ろへ進む半円、
9.10.小節を、右回りで後ろへ進む半円、
11.12.小節を、右回りの後ろの円、
13小節を、左回りで右へ進む半円、
14小節を、右回りで右へ進む半円、
15小節を、左回りで右へ進む半円、
16小節を、右回りで右へ進む半円、のフォルムで描きます。つぎに、音楽を聴きながら、言語オィリュトミーを取ります。
1.2.小節を、関係(超子音 左手を前に伸ばし、右手を上に伸ばす)、
3.4.小節を、存(超子音 左手を上から右手を下から指先を合わせる)、
5.6.小節を、関係(超子音 左手を前に伸ばし、右手を上に伸ばす)、
7.8.小節を、在(超子音 両手で斜め下から斜め上まで内回りの半円を描く)、
9.10.小節を、A上(母音 両手を斜め上に伸ばす)、
11.12.小節を、O上(母音 両手で頭の上に円を造る)、
13.小節を、U`(二重母音 左手を前に伸ばし、右手を上に伸ばす)、
14小節を、D左(子音 左手で左肩を中心に左回りの円を描く)、
15小節を、H(子音 両手を性器の位置から斜め上まで広げる)、
16小節を、L(子音 両手で上、前、下、手前、上と、外へ向かう渦巻きを描きます)、 で取ります。さらに、音楽を聴きながら、足のフォルムと言語オィリュトミーを組み合わせます。
左回りの円は、自分の意志で主の触覚・愛を実行することを現し、
右回りの円は、自分の触覚で主の記憶を創造することを現し、
後ろに向かう縦の波は、自分の聴覚で他者の感覚を支え、支持し、敬愛する意志を現し、
右に向かう横の波は、自分の意志で自分の聴覚を他者の意志に向け、他者の成長を促すことを現します。言語オィリュトミーは、主の自分に対する触覚を現しています。
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まず、音楽を聴きながら、自由歩行で、上の図のフォルムを動いてみます。
17〜21小節を、左回りで左へ進む半円と右回りで左へ進む半円による波、
22小節を右回りで右へ進む半円、
23〜34小節を、左回りで内へ向かう渦巻き、のフォルムで描きます。つぎに、音楽を聴きながら、言語オィリュトミーを取ります。
17小節を、O上(母音 両手で頭の上に円を造る)、
18小節を、H(子音 両手を性器の位置から斜め上まで広げる)、
19小節を、G(子音 両手を胸の前から斜め上まで開く)、
20小節を、L(子音 両手で上、前、下、手前、上と、外へ向かう渦巻きを描きます)、
21小節を、M前(子音 右手を前から手前、左手を手前から前に動かして交差させる)、
22小節を、時間(超子音 左手で胸の前に半円、右手は肘から折り手先を前に向ける)、
23〜34小節を、肯定(超子音 利用手を斜め上から臍の位置まで降ろす)、で取ります。さらに、音楽を聴きながら、足のフォルムと言語オィリュトミーを組み合わせます。
左回りで左へ進む半円と右回りで左へ進む半円による波は、自分の判断で主の記憶を支え支持することを現し、
右回りで右へ進む半円は、自分の触覚で自分の記憶を創造することを現し、
左回りで内へ向かう渦巻きは、自分の聴覚で主の判断を他者に伝える意志を現します。言語オィリュトミーは、主が自分の言語を聴いていることを現しています。
最後に、「ピアノソナタNo.28」を、最初からオイリュトミーしてみましょう。
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1999年9月22日