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「じゅうごやのおつきさんな」のうたの基調となっているのは、3度の和声です。ドミの長3度と、ラドの短3度の和声がこのわらべうたを支えています。

長3度は、自分の記憶が世間の記憶に自分の記憶を添わせる時に起こる音の共鳴です。
短3度は、自分の記憶が他者の感情に自分の記憶を添わせるときに起こる音の共鳴です。

他者の集合体が世間です。
世間を他者の集合として意識できるようになるときに、始めて第三者としての世間の像が、自分の意識に認識できるようになるのです。