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間奏曲には、5度と増5度の和声が響いています。

5度の和声は、自分と他者が共通に暮らしている地球という環境への自分の感覚を表しますが、
増5度の和声は、「自分の感情の中の他者の感情」、いいかえれば、 「自分が思考で造った他者の感情」を表してしまうことが多いのです。

ですから、増5度が響きますと、ノスタルジックになってしまうために、しっかりした他者の感情の記憶がかき消されてしまうことが起こりがちになります。