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           Q&A   NO.9

Q11.子どもにアレルギーのある場合に簡単にアレルゲンを見つける方法はないでしょうか。

A.Oリングテストという簡単で確実な方法があります。
   この方法を使えば、アレルゲンを見つけるだけでなく、有効な治療法(体質改善をしていくための食物や、有効な漢方薬やアロマテラピィ)を見つけることができます。

T.Oリングテストの方法

1.Oリングテストを行う姿勢

@被験者は、姿勢をまっすぐにして、右手を真横、右手の平を自分の肩より少し下の位置に上向きにし、親指と中指で輪を作ります。

A験者は、自分の右手と左手の親指と中指で輪を作り、親指と中指の接点を被験者の親指の第1関節と中指の第2関節に引っかけ、まっすぐに真横に開きます。

2.Oリングテスト・被験者と験者で行う場合

@まず、被験者は左手に何も持たず右手の輪を験者に引っ張ってもらいます。
被験者の右手の輪の力と験者の輪を開く力が平衡になるようにします。

自分の右手の親指と中指の輪がすぐ開くならば、親指と人差し指で輪を作ってみます。
それでも開くならば、親指と人差し指と中指で輪を作ります。

逆に被験者の指が強固に開かないときには、験者のほうを親指と人差し指、または親指と人差し指と中指の輪にしてみます。

A次に、被験者が左手で検査したいものに触り、右手の輪を験者に引っ張ってもらいます。

被験者の右手の指に力の入らなくなるものには、被験者がアレルギーを持っていることが分かります。

被験者の右手の指に力がみなぎるものには、被験者の体を支えるものであることが分かります。

3.Oリングテストを被験者が自分の子ども(又は親)の手を握って行う場合

図のように被験者は、自分の子ども(又は親)の手を握って、子ども(又は親)に調べたいものを触らせ。検査をします。

@子ども(又は親)が何も持っていない状態でOリングテストをして被験者と験者の指の力を調整します。

A子ども(又は親)に検査したいものを触らせた状態でOリングテストをします。

被験者の右手の指に力の入らなくなるものには、子ども(又は親)がアレルギーを持っていることが分かります。

被験者の右手の指に力がみなぎるものには、子ども(又は親)の体を支えるものであることが分かります。

U.Oリングテストの有効性の範囲

@被験者が素直に自分の体を信じていることが必要です。被験者がOリングテストの有効性を疑っている場合には有効な結果がでない場合があります。

A子どもや親の手を握って調べる場合は、被験者の心配している近親者のアレルゲンを調べる場合には相当有効です。
  母親が7才までの自分の子どものアレルゲンを調べるときには殆ど正確にわかります。

BOリングテストで被験者の体のどの部分が病んでいるかを知ることができます。
 被験者と験者の体からすべて電導性のあるものをはずした後に、被験者の体の部位に絶縁性の棒で触れながらOリングテストを繰り返します。
 
(ただし、胸腺・胸骨前面正中と眉間はOリングテストで力が入らない方が健康な状態です)

 

2000年5月18日

 

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