山口瞳氏の机。
 この机は梅田晴夫氏が
 亡くなった後、
 夫人から贈られたもの。

 とても大きな机であった。
 机上の原稿用紙は
 「男性自身」用の満寿屋
 特製である。
 16字で朱の線が引かれている。

 撮影用に最後の著書
 「江分利満氏の優雅なサヨナラ」
 と愛用のルーペ、文鎮が
 セットされていた。

 この机で様々な作品が書かれた。


 同書斎。
 机の右斜め前から撮影。

 山口瞳氏愛用の帽子が
 書棚に架けられている。

 治子夫人は嫌がったが、
 山口さんは釘を打ちブルゾン、
 上着なども書棚に架けていた
 とのこと。





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