■■■間欠ワイパーの不具合の修理。


 間欠ワイパーが動かなくなる。というのはランエボではメジャーなトラブルの部類に入ります。この修理をディーラーに頼むと、1万円弱の費用となります。
半田ゴテさえ使えれば、この修理は難しいものではないので、ぜひ自分で直しましょう。

■用意するもの
 ・プラスドライバー (コラムカバーをはずすため、ちょっと長めのものを用意しましょう。)
 ・半田ゴテ、ハンダ (安いもので充分です。ホームセンターなどで1000円しません。)

■作業

1.コラムカバーの取り外し。
 コラムカバーは、3本のビスで止まっています。コラムカバーの下側を手で触ってみると、3つ穴が開いているのが分かるはずです。その3ヶ所のビスをはずすと、あとは爪でとまっているだけなので、割らないように気をつけて上下に2分割しましょう。このとき、ステアリング位置調整のロックは解除しておいてください。


2.ワイパーレバーユニット取り外し。
 左の画像はコラムカバーをはずして助手席側から見たものです。(見やすくするため、ワイパーのレバーは一番下に下げてあります。)
 マルで囲んだ2本のビスをはずすとユニットごととれます。コネクタで配線がつながっているので外しましょう。
 右の画像が取り外したユニットです。基盤が黒いBOXに接着されているのですが、この接着がはがれると、振動などでハンダがはがれ、不具合が発生するようです。



3.ハンダ付け
 ハンダのはがれている部分を探します。私の場合は左の画像のマルで囲んだ3ヶ所がはがれていました。
はがれた部分が見つかったら、そこをハンダで補修します。
 また、基盤の本体への接着がはがれていれば、何ヶ所かの接着ポイントを瞬間接着剤などで再接着します。右の画像は、接着が最も良くはがれるであろう場所です。私のもここがはがれていました。

4.組み付け。
 以上で修理は完了です。これで間欠ワイパーは元通り!のはず。(これで治らなかったら素直にディーラーに行きましょう^^;)
 あとは、はずした時の逆の要領で組み付けましょう。
この時の注意点として、コラムカバーを取り付ける時、キーシリンダーのまわりのゴムがぐちゃっとなりやすいので気をつけてください。
また、この不具合は、再発しやすいので、再発したらまた修理しましょう。
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