2007年8月30日(木)

川崎町 そば 「川音亭(かわどてい)」

以前から気になっていた川崎町から青根温泉に行く途中の山中にあるそばや。山中といっても立派な道路沿い。286号線から蔵王・青根方面に入っておよそ7キロ。別荘街を過ぎてまもなく左手に店はある。すぐ近くを川音川(かわおとがわ)が流れていることから店名の由来となっているそうだが、地元の人達は「かわおとがわ」とは言わず「かわどがわ」と言っているそうだ。それがそのまま店名に。メニューにはラーメンもあるようだがお目当ては10割のそば。そば粉は国産にこだわり、かなり上質のものを使っているそうだ。そして、10割そばでは打つときに良く熱湯を使ってずる玉を作って練り上げていく方法が取られているがここのご主人はあくまで水だけで捏ねて行くのだそうだ。その割には麺が細く見事だ。蔵王の上質の湧き水と石臼で上質の一番粉をメインにして打つそばは食感も、のど越しもすばらしい。この日は訪れたのが午後2時を回っていた為お腹も空いていたので、下足天もいただいた。揚げたての熱々のもので、量もほど良く食べやすかった。甘エビのかき揚げも実にうまそうだったが次回の楽しみとすることにした。付け合せに3品のおかずが付いているのもうれしい。又行ってみたい1軒となった。

げそ天ざるの大盛り