そのお店は太白団地の中にあるごく普通の民家であった。太白団地のほぼ北東角に近いとことにあってちょっと見た目にはパンやさん?かケーキ屋さん?って感じの構えで蕎麦やさんと言う感じではない。団地の中に入ると電柱の看板があちこちにあり、この看板が無ければこんなところに??って感じなのでたどり着かなかったかもしれない。場所は?と聞かれてもうまく説明は出来ませんが看板どうりに行くと結構行けると思います。さて、「蕎麦キッチンぶれのわ」なんとも蕎麦屋さんらしくない名前なのだがフランス語で蕎麦粉を意味する「ブレ・ノワール」から店名を付けたのだそうだ。さらには、親子してフランスに行き蕎麦粉のクレープ・・「ガレット」の作り方も修行して来たそうな。ガレットはフランス・ブルターニュ地方の蕎麦粉のクレープ料理なんだそうです。それにしても蕎麦粉ってフランスにもあったのね。蕎麦っていうと日本独特の物かと思い込んでいたので目からうろこでした。
前置きが長くなりましたが、蕎麦は2種類あって細切りの「ぶれのわそば」と太めの「田舎蕎麦」の2種類。僕は当然、田舎蕎麦を注文。太めと言っても写真を見てもお分かりの通り山形の板そばほどの太さでは無い。これで10割と言うからかなりいい感じだ。コシありもしっかりしていて甘く感じた。
蕎麦粉は長野産。「ぶれのわそば」は八ヶ岳山麓高原玄そばを使用。「田舎そば」は長野県茅野市の小林一茶氏栽培の八ヶ岳山麓玄そばを使用しているのだそうだ。小林一茶氏ですよ。そばをいただいた後、一句詠まなくっちゃ。。。 うーーん駄目だ、やっぱり文学的才能はねーわ。
仙台市太白区 「蕎麦キッチン ぶれのわ」