大石田 次年子 「七兵衛そば」
2006.10.23
山形には本当に美味しいそばやさんがいっぱいありますがここ大石田周辺はそば街道と呼ばれているそばの有名店が軒を連ねている場所でもあります。その中でもかなり奥に位置する次年子は冬は雪深く、子供が生まれても出生届けを出すのが次の年になるということからこの地名がついたのだとか。そんな人里はなれたところにある七兵衛そば。まずこの店はいつ行っても込んでいる。土日祝祭日などは1時間待ち、2時間待ちは覚悟しなければならないようです。この日は平日の11時20分頃に到着したのですがもうすでに8割方はお客さんでいっぱいになっていました。店に入ると番号札をもらって空いている席に座って待ちます。するとまもなくセットが勝手に運ばれてきます。そのセットというのはおかずの漬物3皿、薬味(ねぎ)大根汁、そばつゆの6つ。この日のおかずは大根、きくらげ、煮昆布でした。きくらげについている和辛子は利いています。そして待つこと10分18番さーん。呼ばれました。私の番号。山形のそば店の多くのが板や皿に盛られていますがここはごらんのとおりどんぶりです。これいっぱいでしっかり普通の盛りそばの一枚分はあります。いかにも山形のそばという田舎そばで今回は新そばだったこともあり、いただくたびにそばの香りが漂っていました。始めはそばだけを戴き、次に大根汁につけて、そしてそばつゆを大根汁に加えて味を調えいただくのです。いえね、別にこれが正しい食べ方なんてこれっぽっちも思っていませんがそうすることで勝手にそば通になっている気分を味わっているだけなんですけどね。で、この店にはメニューらしいメニューはありません。座れば勝手にセットが出てきてそばが運ばれてきます。しかも何杯お替りしても1000円なのです。早い話がそば食べ放題で1000円。こりゃ、そば好きにはたまりません。昔はおいらも卑しく4杯食べたこともありましたが、今では2.5杯がちょうどいい感じなのですが残すのはそば好きとしてできません。今回も結構がんばって3杯いただいて来ました。これまでの最高は10杯食べた人がいるとか。
すげーー。
ところで行きかたですが国道13号線を北上、「道の駅むらやま」を過ぎ陸橋を渡るとまもなく左側にモービル石油のガソリンスタンドがあります。(多分そこが金谷という交差点)そこを左折。後はその36号線をひたすら道なりに山奥へ行く感じで行くと左側にお店の案内板があります。また行きたい一軒です。

2006.10.30

蔵王 「三階の滝」

蔵王中腹の紅葉が見ごろという情報があったので勇んで出かけることにしました。連日交通情報で、蔵王周辺の紅葉狩りによる渋滞情報が流れていましたが、早朝なら渋滞もないので6時に出発7時半には到着。朝ですと太陽の光も当たっていいですよ・・・と聞いていたので自分としては結構早く行った積もりだったのですが、私が着いたときにはもう撮影を終えて帰る集団と出会いました。ゲッ!!確かに太陽の光はあるのですが「もう少し早い時間のほうがいい感じに光が回っていたのでは」と自分の撮影技術の未熟さを光のせいにしようとしているのでありました。ま実際、先に来ていた集団がどんな写真を撮ったかは確かめる術はありませんけどね。ッてな訳でま、遅ればせながらカメラ一式を持ってとりあえず撮影をしましたが滝の周辺の紅葉はちょっと盛りを過ぎていた感じでした。写真としていい悪いは見る人の感性によると思うのですが、別にコンテストに出す為に撮っている訳ではないので自分がいいなぁと・・思えればそれでいいのではと思っています。とりあえずだからなんだ!!って写真ですが2006年10月30日の蔵王の三階の滝,不動大滝はこんな状態でした・・という記録写真でした.

2006.10.30

栗原市花山 「浅布渓谷」

  この日は早朝蔵王に行き10時ごろ一旦帰宅し、今度は北へ。しばらく紅葉時期に花山方面に行っていなかったのでひとっ走り行って来ました。何せ出かけたのがお昼前だったのでまずは食事。花山と言うと自然薯(日本原産の野生種の山芋)が有名ですよね。そこで立ち寄ったのが道の駅「路田里はなやま」にある「自然薯の舘」。ここでは自然薯を食材にしたメニューを多くそろえているんで、いろいろ選べます。この日は自然薯蕎麦を選んで見ましたが、蕎麦自体はごく普通の蕎麦でした。(ちょっと残念)腹ごしらえを終えいざ西へ。浅布渓谷はいったい何年行っていないんだろうとあらためて考えてみたらちょうど宮城県沖地震があったS53年のその日会社の仲間とわいわい遊びに行ったのを最後に行っていません。駐車スペースに車を置き、いざ渓谷へ。案内はほとんどないのでここをいっていいのかどうかちょっと戸惑っちゃいます。普通の民家のわきにある田んぼのあぜ道を進むと渓谷の水のせせらぎが聞こえてきます。ほぼ突き当たりを左に行くと渓谷に下りる事が出来ます。着いたのが3時近かったので西日が差し込んでいて明暗がありすぎて写真を撮るのはかなりシンドイ状態。NDのハーフでもあれば何とか出来るんでしょうけど決していい条件ではありません。ここで紅葉と水の流れの写真を撮るのでしたら早いが時間のほうがいいようです。そもそも浅布渓谷は迫川の上流4kにわたり奇岩怪石が連なり大小の滝がある渓谷なのですが、この周辺が滝の周辺で水遊びも出来、紅葉の時期には水の流れと木の葉の彩りがなんとも言えない風情を醸し出してくれている人気の場所なのですが時間が遅かったせいかほとんど観光客やカメラマンはいませんでした。そんな中で、とりあえず来ました・・という証拠写真を撮って、そのあとは、花山の御番所まで進みましたが途中の紅葉はとてもきれいでした。ここまできたら佐藤旅館の露天風呂には行って帰ろうと足を伸ばしたのですが、清掃中で入る事が出来ませんでした。これまたザンネーーン!!!今度は新緑の頃もっと早い時間に来ようと思いました。