天童 「水車そば」
2006.11.8
我が愛艇「As such」号の点検、修理を七ヶ浜の小浜で午後までかかって行った後、手伝ってくれた剛じいと途中で合流のスーパーレディY嬢の3人で久しぶりに山形までひとっ走り。何だカンダと言っても山形のそばは美味しい。しかも天童の水車そばは田舎そばの典型。このゴリゴリした決してつるつると食べられるそばではないのですがこれがいいんです。歴史的にはかなり古い物があるようですがお店のホームページによると「当店は、江戸時代の末期、文久元年(1860年)雑穀の賃挽きと生そばの賃切を業とする傍ら十一月〜三月迄の(冬季間)に限り出張出前そばを始めたのが水車生そばの創業と伝えられて居ります。大きな水車を廻し石臼で甘皮から胚芽の部分やそばの芯まで選別することなく粉に挽いて一切の妥協を許さず挽きぐるみ百パーセントの純粋なそば粉を用いて本来の風味を頑なに守りつづけて居ります。」とあります。なーるほどと思わず納得してしまうのでした。ここは温泉街にあるお店のため時々浴衣姿の方がおそばを食べていることがありますがこの人たちは宿で食事はしなかったのだろうかと余計なことを思ってしまいます。メニューにラーメンなどもあるのですが私はいつも同じ「板そば」。このゴリゴリした食感がそば食ってるうう。っていう感じなんですね。久しぶりに剛じいと板そばをいただきましたが相変わらず食うのが早い剛じいでした。そうそう、スーパーレディのY嬢はおしとやかに天ざる。結局早々食べ終わったおじさんたちはゆっくり食していたY嬢のそばまで箸を伸ばすのでありました。