生涯学習専門書○
1 『生涯学習施設をつくる』 | 2 『生涯学習意識調査ハンドブック』 | ||||
発想→理論→計画→設計→運営のすべて
既存施設の見直し・新規施設の建設を問わず、生涯学習施設のことなら、ソフトもハードもこれ一冊でOK。135の図と130の表を使って分かりやすく説明している。特に、施設機能を基本的、理論的にとらえて、それにもっともふさわしい計画の方法を示すと同時に、施設の「夢」も追求。詳細な建築図面つき。
目 次
A 沖縄県生涯学習推進センター
1 計画の前提: 生涯学習推進の理念/沖縄県の条件/沖縄県の生涯学習行政の現況と課題
2 センターの基本的考え方: センターの基本的な役割/センターの性格
3 センターの基本機能: 情報センターの機能/学習相談機能/人材養成研修機能/調査研究機能/学習プログラムの開発機能/モデル事業の実施機能/独自の事業を実施する機能/市町村間の連携調整機能/グループ/機関交流機能
4 センターの立地と敷地: 立地・敷地条件/候補敷地/敷地の選定
5 センターの建築計画: 建築概要/設備概要/外構概要/建築費概算/建築空間計画/平面計画図
6 センターの運営: 設置・管理・運営体制
7 全国道府県立生涯学習センター調査
B 青森県南津軽郡平鹿町生涯学習学習センター
1 計画の前提: 町の現状と将来像/既存生涯学習関係施設の現況と問題/新しい施設に対する町民・町の期待・要望
2 基本計画: 施設の基本方向/施設の役割/施設の基本機能/その他の施設条件/施設計画/建築計画
C 千葉県袖ケ浦市公民館(生涯学習施設ネットワーク)
1 基本的認識: 生涯学習とは/生涯学習行政の目的と基本方向/
2 基本計画の提案: 計画の枠組み/生涯学習の展開/施設計画/体制の整備
D 埼玉県春日部市緑町地区公民館・池ノ端地区集会所兼防災施設
1 なぜ緑町地区と池ノ端地区に地区公民館・生涯学習施設が必要か: 施設の現況/公共施設配置上の課題の検討/緑町地区への公民館の設置/公民館ネットワーク/既設公民館の名称見直し
2 緑町公民館の最適敷地の選定: 候補敷地概況/各候補敷地の評価
3 緑町地区の公民館施設の内容: 土地利用計画/配置計画/敷地概要/公民館平面計画
4 池ノ端地区集会所兼防災施設: 池ノ端地区の現況/池ノ端地区の課題/池ノ端地区集会施設(生涯学習関連施設)の設置
E 大阪市羽曳野市図書館ネットワーク・中央図書館
1 計画の前提: 図書館ヒアリング調査/羽曳野市の図書館の現況/地域文庫・ボランティアの活動状況調査
2 計画: 新しい図書館への期待と行政の基本対応/施設づくりの展開/中央図書館施設計画
F 山梨県山梨市立博物館
1 山梨市の現況と課題: 山梨市の概況/山梨市の課題
2 博物館に関する市民意識調査: 調査の概要/調査結果と分析
3 山梨市立博物館計画: 博物館の機能/計画
G とちぎ海浜自然の家(栃木県立少年自然の家)
1 計画の前提: 基本理念/基本機能/施設空間の基本的考え方
2 敷地条件
3 ゾーニング計画
4 配置計画: 施設配置の前提条件/施設の配置
5 各施設計画: 海の生活館/海の学習館/海のスポーツ館/宿泊体験施設
6 建築計画
7 設備計画: 給水設備/排水設備/エネルギー供給/空調システム/プール/ごみ処理
8 設置と運営: 設置・運営形態の検討/職員体制
9 計画基礎資料: 施設整備費/設備計画/運営費/宿泊利用者数の目標設定/利用開発/料金体系/施設効果と波及効果の検討/茨城県の学習資源
H 大阪市総合青年の家(都市型)
1 現代に生きる青年と青年施設: 現代の青年と青年施設/青年施設の動向/求められる都市青年施設
2 基本構想: 施設の役割と基本機能/立地構想/施設機能計画/空間計画/施設設置の基本条件/関連青年施設との連携の促進
著 者 林 健 生
体裁など A4判、310頁、135図、130表、青弓社刊、定価15,000円+税
お申し込み 生涯学習総合研究所/共同調査計画研究所へお電話(03-3947-1746)ください。
2 『生涯学習意識調査ハンドブック』
誰も教えてくれない、どの参考書にもない要点を、豊富な実例で説明。意識調査の本当の意義、どのように計画するとよい調査結果が得られるか、予算要求するにはどのポイントを押さえればよいか、サンプルの抽出方法、何票回収すると目的を達成できるか、設問の具体例など。 小川剛(お茶の水女子大学名誉教授)、鈴木真理(東京大学助教授)、福留強(聖徳大学教授)、藤村和男(元文部省社会教育課長)、三輪建二(お茶の水女子大学助教授)、室進一(富山大学講師)が推薦
目 次 推薦の言葉
はじめに
第1章 住民意識調査の計画
1 住民意識調査にはどんな意義があるか
2 調査目的の設定
3 調査の設計 調査の枠組み/調査方法/調査対象者/標本数/標本抽出/回収率を上げる方法
4 標本抽出(サンプリング)方法
a 無作為抽出の重要性
b 無作為抽出の方法
市町村で郵送による調査をする場合
市町村で訪問調査をする場合
都道府県の意識調査の場合
c 系統抽出(等間隔抽出)
第2章 調査票の設計
1 調査票設計の要素と手順
a 調査票の頁数の確認
b 調査目的の確認
c 調査項目の組み立て
d 設問の設定
生涯学習活動(現況と将来動向): 生涯学習活動の認識/分野別活動の現況と将来動向/活動の目的/活動機会/活動の方法・形態/活動評価/活動の地域課題/大学・学校開放講座/社会人入学・放送大学/活動成果
生涯学習活動の条件: 時間的条件/費用条件/自由時間の構造/生涯学習の参加促進要因/生涯学習の参加阻害要因(不参加理由)/生涯学習情報/生涯学習活動の基盤環境
生涯学習関連施設: 施設種類別利用/施設利用目的/施設非利用理由/空間利用/機器利用/施設設置要望/施設立地/施設ネットワーク/施設運営・職員/施設種類別機能/既存施設の評価/学校施設開放/民間生涯学習機関・施設
生涯学習行政: 住民の生涯学習活動支援/学習機会の提供/情報提供/学習相談/情報機器相談/費用負担/学習事業の評価/職員の役割/生涯学習行政のウェート/生涯学習環境の整備/生涯学習行政の限界
生涯学習の前提: 生活規範/生涯学習の認識/生涯学習の位置づけ
自由回答: 要望/提案、意見
e 設問の配列順序
f フェースシート
性別 年齢 職業 家族構成 居住地 交通手段 通勤・通学時間 居住年数 住居種類 学歴 所得
g 調査票の形態
用紙、活字 回答方式(与えられた選択肢から適切なものを選ぶ/数値を回答する/文章で回答する)
h 設問の分断チェック
i ワーディング
一般的条件 選択肢「分からない」「否定」 プラス面とマイナス面の調査 択肢「その他」 一部の回答者のみを対象とする設問 強調
2 調査票設計の完了
a 調査票設計のまとめ
b プリテスト
c 依頼文の設計
d 校正
第3章 分析
1 分析以前の作業
a 印刷
b 調査票の封入と発送
c 回収
d 督促
e 集計: 集計票/グラフ/数値集計
2 分析
a 分析の意義
b 分析の手法: ブレイクダウン(回答者の属性を軸にした分析)調査結果の背景分析/クロス集計のヨコ分析とタテ分析/利用実態からみた中央施設機能/母集団の量的推計(生涯学習活動需要予測・ボランティア活動への参加意向・生涯学習活動への費用支出)/将来予測/住民要望と事業提供条件のチェック/回答率比較に代わる順位比較
3 分析の実例
a 例1
b 例2
4 自由回答
著 者 林 健 生
体裁など B5判、198頁、生涯学習総合研究所刊、定価3,000円+送料・税1,000円
お申し込み 生涯学習総合研究所/共同調査計画研究所へお電話(03-3947-1746)ください。
(この本のお申し込みには制約
があります)