第 7 8 番  札 所
仏光山 郷照寺
ぶっこうざん ごうしょうじ
 第77番札所から約7.6Km ・ 足で2時間 ・ 車で15分
 郷照寺は宇多津の港を見渡す青野山の北麓にある。石段を上がって行くと急に視界が開け瀬戸内海ま
 で眺望できる、郷照寺を開基したのが行基である。その後弘法大師が巡錫して伽藍を修栄したと伝えら
 れている。



    第 7 9 番 札 所
金華山 天皇寺
きんかざん てんのうじ
 第78番札所から約8.45Km ・ 足で2時間 ・ 車で15分
 保元の乱で讃岐に流された崇徳天皇は9年の寂しい年月を過した後、長寛2年(1164)年の夏、府中鼓ケ岡
 (坂出市府中町)の木の丸殿で崩御された。朝廷からの令旨を仰ぐまでの14日間、.遺体が傷まないように
 と使われたのが八十場の泉の水。その間棺を安置したのが天皇寺である。



 第 8 0 番  札 所
白牛山 国分寺
はくぎゅうざん こくぶんじ
 第79番札所から約6.9Km ・ 足で1時間45分 ・ 車で15分
 天平13(741)年、聖武天皇は諸国に国分寺を建立すると勅願したが、この国分寺もその一つである。
 讃岐国分寺として行基が十一面千手観音を安置して開基した。正面の仁王門は古様で立派で仁王像
 も歴史を感じる。仁王門の前に形のいい枝振りの松がある。門をくぐると境内は広々して、長い参道の
 両脇には松並木が続いている。



第 8 1 番  札 所
陵松山 白峰寺
りょうじょうざん しろみねじ
   第80番札所から約14.9Km ・ 足で4時間 ・ 車で20分
 五色台(紅、黄、青、白,黒)の白峯にある白峯寺は木々に囲まれた静寂のなかにある。天皇寺に安置
 されていた崇徳天皇の遺体はここ白峯寺に運ばれ茶毘にふされた。現在も御陵が残っている。



第 8 2 番  札 所
青峰山 根香寺
あおみねざん ねごろじ
 第81番札所から妬約8.45Km ・ 足で2時間20分 ・ 車で15分
 境内は松や檜の老樹に覆われている。仁王門を入って下り再び石段を上がりつめると広場の左手に延命
 地蔵と牛鬼像、右手に仙人姿の役行者像が立つ。そこから少し上がると、右に太師堂、左に五大尊堂、
 五大尊堂の前には、伝説の白猿にまつわる樹齢1600年といわれる『白猴ケヤキ』がそびえる。
 五大尊堂には不動明.王を始め、金剛夜叉明王、降三世明王など五尊像が安置されている。
 さらに高台に建つのが回廊形式の本堂である。



    第 8 3 番  札 所
神毫山 一宮寺
しんごうざん いちのみやじ
  第82番札所から約19.3Km ・ 足で5時間 ・ 車で40分
 一宮寺の本堂の前には、地獄へ通じているという穴があって、ここから地獄の釜の音が聞こえるそうだ。
 罪深い人間だと、ここから首が抜けなくなるという。



 第 8 4 番  札 所
南面山  屋島寺
なんめんざん やしまじ
 第83番札所から約17.7Km ・ 足で4時間 ・ 車で40分
 屋根のような形をした島だったので『屋島』と呼ばれたのだが、今は海に飛び出した台地になっている。
 力強い仁王門を入ると四天門があり、正面には本瓦葺きの本堂が建つ、右手に大師堂がある。本堂は
 国の重要文化財に指定されている。



    第 8 5 番  札 所
五剣山 八栗寺
ごけんざん やくりじ
第84番札所から約7.8Km ・ 足では2時間 ・ 車で20分
 五剣山は標高357mの山で壇の浦を挟んで屋島と向かい合っている。ケ−ブルの山上駅から寺まで
 300m参道の両脇に売店が並ぶ。



    第 8 6 番  札 所
補陀洛山 志度寺
ふだらくさん しどじ
第85番札所から約7.2Km ・ 足で2時間 ・ 車で20分
 瀬戸内海がすぐ近くにある志度寺。潮の香りが漂ってきそうである。大きな五重塔がこの寺の目印。
 仁王門は古く堂々とした構えで、左右の堂門前には大草履が奉納されている。木造金剛力士像は、
 阿・吽とも鎌倉時代の仏師運慶作と伝えられている、香川県指定の文化財である。



 第 8 7 番  札 所
補陀洛山 長尾寺
ふだらくさん ながおじ
 第86番札所から約7.7Km ・ 足で1時間50分 ・ 車で15分
 風格のあるどっしりとした山門は鐘楼門で、門の中には吊り鐘が下がっている。仁王門の左右には
 大きな草履が奉納されている。これは志度寺と同じだ,境内を入ると参道の正面に本堂、右手に大師
 堂、.その奥には薬師如来があり、左に護摩堂がある。本堂の左右の枝ぶりのよい松がある。
 境内には樹齢800年の大楠が生い茂っている。



第 8 8 番  札 所
医王山 大窪寺
いおうざん おおくぼじ
 第87番札所から約18.6Km ・ 足で5時間 ・ 車で45分
 いよいよ結願寺、弘法大師との『同行ニ人』の旅もここで終わる。大窪寺には遍路の奉納した管笠や
 金剛杖などが残されていた、長い道のりを無事にお参り出来た事をありがたいと感謝する。
 また、機会があれば再度お参りしたい希望を持って金剛杖は奉納せずに持ちかえり自宅の床の間に
 飾ってある。

       第 1 番  札 所
竺和山 霊山寺
じくわざん りょうぜんじ

 昼の2:00頃無事四国88ケ寺巡拝できました事の報告とお礼参りに霊山寺にお参りする事ができました。
 霊山寺では『ご苦労さまでした。高野山へのご報告は何時行かれますか』と尋ねられました。
 最初13年10月からお参りを初め翌年の14年12月に終わりましたので、15年1月に高野山にお参りする
 予定です。


  高 野 山
高野山 金剛峰寺
こうやさん こんごうぶじ
    難波駅から南海電鉄高野線で高野山駅まで
 特急--1時間20分 ・ 1日4本 ・ 急行--1時間40分 ・ 30分毎に発車
 当日は雪は降っておりませんでしたが、想像以上の寒さでした。奥の院前でバスを降り奥の院まで
 行き、報告と無事に四国88ケ所参詣できました事の御礼を感謝しながらお参りをすませ、帰りには
 奥の院から一の橋まで歩きました。2km参道の両端には苔むした多くの武将達の墓石が並び、霊気
 が漂う聖地でした。