今回はフロントウィンドウからルーフにかけて作っていきます、
ただ、ドアやリアセクションとの接合部分など、あとから調整が必要な個所が多いのでここもある程度アバウトに作っておいて後で仕上げます。
Aピラーからルーフ、そしてリアへの流れをきれいに作るには、きれいなポリゴンの流れが必要です。
そこで必要なのはポリゴンの流れをイメージした作業方法です。
例えばルーフを作ってから別に作ったピラーを接続するという手順で作製していくと、ルーフとピラーの接続部分のポリゴンをきれいにするのが難しいでしょう。
そこでピラーを一気に作ってから、その間を繋いでルーフにするという方法を採ります。
作業方針が固まったところでモデリングを始めましょう。
まずは側面から大雑把に面を張っていきます。
三面図で各ポイントを移動して形状を整えます。
このピラーを「接続面を連続切断」で分割し、下絵に合わせて丸くしていきます。
ピラーから「面張り」でルーフ部分を延ばし、頂点を X=0 に揃えます。
あとは下絵に合わせて頂点を移動し、分割、また移動して調整します。
フロントウィンドウの下端をフロントフェンダー、ボンネットと位置を合わせながら作製します。
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このとき、ルーフのX軸方向の分割数とウィンドウ下端の分割数を合わせておきます。
これはフロントウィンドウを作るときに変な分割をすることが無いようにするためです。
今回はここまでです。
かなり荒いままですが、それはドアやボディー後部と繋げてからさらに調整しなければならないからです。
接続部分が確定してから、曲面化して細部の作り込みをしていくので、現状ではバランスを見る程度にしておきます。
とりあえず全パーツを表示するとこんな感じです。