マスターテリオン
パパがヨグたん。ママは基本的には人類最強の魔術師ネロ。
例外として、33回ほどはライカさんがママ?
昔っから疑問なのですが、なんでこの系のひとは、生まれるとき、母のお腹破ってきますか?普通に出ればよいのに。大きさがネックなら生まれてから育とうよ。
で、こちらの方の元ネタが、かの有名なクロウリーさんらしいです。
クロウリーのペンネームがマスターテリオンであったり、エセルドレーダという犬(う〜ん……)飼ってたり、ブラックロッジとかムーンチャイルドとかが著作の中に出てたり、ポリシーが己の欲することを為せだったりするらしく。
永劫に続く無限の螺旋の中で、すっかりやる気を失っている御方。唯一九郎にだけは、わずかばかりの期待を抱いているみたいですが。
毎回、アンチクロスの造反に、驚いたフリをしてあげている辺り、意外にノリの良い人かもしれない。
それこそ3000ループくらい前には、アンチクロスを返り討ったりしてたのかなーとか考えてみると、今の諦観と飽きっぷりが哀れだ。
多分運命を変えようと、足掻いた時期もあると思うんですよ。でも、結局同じところに収束するのを、何千何万と繰り返すうち、流れるままにまかせるようになったのでは。
ワタクシ半年ほど、夜十時過ぎまで残業してまして、その時間帯の電車の乗り継ぎにはすっかり詳しくなりました。
で、乗り換えの為、結構長いエスカレータを上っている最中に、今正に駅に電車が入ってきたように聞こえる時間がありました。まあ、それは反対車線の方なのですが、地下鉄という形態のせいか、自分側に電車が来たとしか思えない音で。
私も初めは急いでエスカレータ駆け上ったりしたのですが、すぐに慣れて左側に居たまま、歩きもしなくなりました。
ですが、このくらいの時間帯だと、他のお客さんは『たまたま』飲み会とか出掛けていたとかの人が多いらしく、皆さん必死の形相で駆け上ってきます。
毎日色々な方が、結構走っては、『何だ、逆かよ』って顔をするのを横目に、『ふふ……あはははは。それは未来永劫――逆方向なのだよ』とか考えてました。
何が言いたいかってーと、すんごくスケール小さくなりますが、ちょっとマステリさんの気持ちがわかるということで。
知っていると、知らずに無駄なことに対して頑張る人のことを、冷ややかに見てしまったりするので。
ところでマギウススタイルの九郎と彼は、やたら似ているので、最初はてっきり同一人物の暗黒面とかかと思ってました。
デモンベインとレウスマギナが激突して、九郎とマステリが叫んでるCGとか、似すぎてる気がしたので。
『この程度で済ますかよ』とかの話し方が地なのかと。
アルエンドの、エセルドレーダとふたりで永劫に彷徨うことが、幸せに思えるほどに、彼の絶望は深かった。哀れな人だと思いました。
一番好きCG:鋼造さん貫き。
なんでこれ登録されてないんですか。
エセルドレーダ
一見無表情キャラのくせに、中身アツ過ぎです。
実は見た目はアルより好きだ。
ただドスのきいた声の時に、強くって意識しすぎているのか、声デカイっす。同時台詞で、テリオンさんの声が聞こえにくいくらいに強い。
一途な古本娘で、ラヴいですけどね。アルエンド時のマスターへの涙声とか、ほんと可愛いし。『私をなめるなぁ!!』とか言ってたヒトとは思えませんよ。
絶対服従っぽいくせに、主が他の古本に興味を移しているときは嫉妬ばりばりだったり、素直だなあと思う。
一番好きCG:リューガに喰われ中。
それで良いのか自分とも思いますが、あの表情新鮮で。もしくは似非紳士馬乗りCG。あれもよし。
アウグストゥス
激ラブ。
地球皇帝アウグストゥスに、鼻血吹くほどうけました。
ファッションセンスも凄いし。今までの、渋い切れ者NO2は嘘かよ、演技かよ、無理してたのかよと突っ込みたくなりました。
もうこの人がいつ、ニトロの策士らしい目に遭うかと思うと、ドキドキでした。
そして期待通りの最期にときめく。
ああん、すてき――と、もうマコトさん状態でしたよ。
地球皇帝は衣装と言動とを記録に取っておいて、正気に戻ったら繰り返し見せてあげたい。
立グラ集が何でないのだと、哀しく思ったのは、7割は彼の為。(後は悪表情ネロとメタライカさんと水着アルとティトゥス辺り)
一番好きCG:無論地球皇帝。
じーく地球皇帝。
ウェスパシアヌス
この人が本当の策士だった。
でもエセ紳士っぷりが、よりステキだ。
ライカルートじゃ、ステキさ真骨頂だと思います。
難しい年頃だ――ですよ。あの場面で。惚れるかと思った。
言動がいちいち長ったらしく嫌味っぽいところも好きです。世知辛いとか、君はどうもそそかっしいとか、甘いものが好きだとか。
マッド……アルケミストっていうんですかね。科学のマッドがウェストなら化学(生物学かも)に狂った人で。
絶対こんな名前覚えられないと思っていたのに、覚えましたからかなり好きだということです。
『Cの巫女』を作るという計画からすると、ムーンチャイルドのラインナップが変だと思う。やっぱり、至高の存在を作り出すことの方がメインだったんでしょうか。
だって、サンダルさんは対象外だから趣味に走ったのかもしれないけど、メタさんも路線が変ですよ。普通もっと感応力とか魔力制御の方向性だろうに。
兵器作ってどうする。
神を己が手で作り、己の立場を押し上げるという考え方は、錬金術的には理想なんじゃないかと。完成形のホムンクルスってことで。
その割には、姉弟とかはどちらかというと改造人間ですが。
マステリの素を作れていたくらいだし、ある意味では願いは叶っていたんですよね。あれの上を行くモノを作りたかったんだから根本から駄目といえば、それもまた真実なのですが。
エセルドレーダに最期に聞かされた真実に、絶叫するのも良い。
しかもただ悔やむのではなく、一番邪魔をしてくれそうなリューガの正気を取り戻させるってのも、素敵だ。見習えよ地球皇帝。
ティベリウス
残虐オカマさん。
この人の声は、結構耳に残るので、真・覇道鋼造が言葉を発した瞬間、吹き出すかと思いましたさ。
死人使いかつ、本人が死人ということで、私の敵ウジが何度も描写され、殺意を抱きました。ああヤダ。
瑠璃に覆い被さってるのとか、彼女を捕らえたとことか、ライカさんを捕まえたとことか、PC版は凄かったんだろうにと、同情してみたり。きっと本来はエロ担当(させる方ですよ)。
アルルートでは、不死ゆえの永劫の生き地獄を味わうという、基本ながらも大変な最期で。
他も不死の魔力の源である魔道書を燃やされたりしてて、なんつーか、不死冥利につきるって感じの死に方ばかり。
ティトゥス
求道の果てに外道に堕ちた黒のサムライ。
冷静に考えると、魔術師としての能力はぶっちぎりに低いのでは。
アポート(物体引き寄せ)と身体が異形くらいか。
あ、カリグラなんか、身体が頑丈で力が強いだけだから、2番目か?
で、冷静に考えなければ、燃え(こっち)。扱い良すぎ。
なんだ、あの凄まじいまでのライバル関係は。
ライカルートのメタサンと、瑠璃ルートのティトゥスとウィンフィールドは、そのルートでの九郎とマスターテリオンより、宿敵度(どんな言葉じゃい)が高いと思ってしまいました。
剣キャラの基本として、ドアぶった斬って入ってきたりしますが(ドアは普通に開けろ)、退きどきは間違えないあたり、割と冷静な人だといえる。
メタさんはともかく、エルザ(ウェストも)のこともちゃんと評価していてポイント高いと思った。
機械ごとき的なことを言いながら、トンファーの痛打喰らった笑える餓鬼とかより、戦闘者としての実力は高いと思う。
書けば書くほど、つくづく魔術師って感じがしないと思ってしまうけれども。
瑠璃ルートでもその他でも、最期に、人を辞めたことを相当に反省していましたが――別に剣士の行き着く先がアレでも、ありだとも思うんですけど。だって、千手観音はきっと強いよ。
一番好きCG:ウィンフィールド2戦目。倒したときの。
コートっぽいの着てたのに、なんでこの人いきなり腹筋さらしてんのか不思議だったのですが、そういうことですかい。
立ち絵だと、剣構えて横向いているのも好き。
カリグラ
魔術能力……何?力を魔術で付与してるとかでしょうか。
多分、この人ウィンフィールドさんとエルザと武器フルに用意したドクターに、ヒトのままだと負けると思う。
ウェスパシアヌスに、バトル野郎の君では今のデモンベインには満足できないのでは――とか言われてましたけど、バトル野郎って感じがあまりしないです。普通のデカキャラとしか思えん。
どのルートでも、力を失っている者たちに倒されて哀れだし。
そもそもクラーケン(『蔵―件』と変換された。なんか凄い)までもが、力押し機体だし。もっと積極的に、水を操ったらどうなのだろう。
クラウディウス
唯一名前を覚えきれない。愛が足りないのだろうか(カリグラは短いから足りなくても覚えられる)
外的年齢と実際はどうなのでしょうか。ただのクソ生意気な餓鬼に思えてしまいますが。
あと、なんであんなにカリグラらぶなのか。カリグラが止め喰らう前に、絶叫したのにも驚きましたが、そのあとの殺す殺すの電波っぷりにも。
え。そんな好きだったの?という気持ちで一杯に。
彼らは『喧嘩するほど仲が良い』というにはあまりにも殺伐としてたと思うのですが。
う〜〜ん。雨の中子猫に上着をかけながら『ごめんな、飼えないんだよ』とか言うをクラウディウス(涙目)を見たカリグラが、その猫を拾ってやったとかいうハートフルなエピソード(クラウディウスが夢幻心母に帰ると、カリグラが猫に餌をやっていた感じ)でもあったのでしょうか。
真面目に考えると、クラウディウスはアンチクロスの中では結構オミソで、皆まともに相手してやらなくて、唯一カリグラだけが喧嘩としてなら、真面目に相手にしてやってたのでしょうか。
だから憎まれ口が癖になっていたとか。反応が欲しかったとか。
チョンマゲ野郎とか言われた時のティトゥスの流しッぷりが凄まじくて、ああ、気にしないほどに欠片も相手にしてないんだ――と感心したもので。
ま、適当に今書きながら考えたんですけど。
暴君
最強の魔術師。最凶のアンチクロス。
今までの私の『暴君』の発音が間違っていたということを教えてくれたキャラ。いや、勿論暴君なんて口にする機会は、幸いにしてなかったのですが、間違ってました。
私はライカ→瑠璃→アルルートの順にて通ったため、彼女の扱いが段々大きくなって、良かったと思います。『エンネア』の想いを知った上で、路地裏で死にたくないと泣きながら息絶える彼女の姿なんてみたら、切な過ぎる。
素直顔も可愛いけれど、他のアンチクロスとかナイアさんに対する侮蔑の顔も結構好き。
多分、世界を変える資格は九郎にしかないのに、彼女にもテリオンにも、記憶があるのは可哀想だ。直に闘いに関わるテリオンはまだしも、流れに流されるだけの彼女は特に。
アルルートの存在すら消してほしいから、トラペゾヘドロンなら可能だから、九郎に挑んだっつうのも哀しいし、どうにか制御して、彼女を殺さずに済んだ九郎の優しささえもが、輪を紡ぐ結果に繋がったってのも酷い。
服駄目にしてゴメンとか、次は自分も頑張ってみるとか、精一杯の笑みとともに告げた別れが痛かった。
一番好きCG:OPにも使われている見上げる顔の。
皆でご飯食べているのも可愛いけど。
ナイア
爆乳ねーちゃんかつ僕女かつ眼鏡っこ。ディープだ。
ある程度ゲームをしている人間には、名乗った瞬間に正体丸わかりな人でもある。といっても、調べた感じだと、ナイアルラトホテップさんは、バレバレの偽名を使うのがお約束らしいです。他に有名どころでは、旧神エンドでネロに呼ばれていたナイ神父とかがあるそうで。
私の中ではニャルさんの方が馴染みのある名前でしたが、それでも名前聞いた瞬間に、ああ、この人が黒幕かと断定しましたし。
この人も、声優さんに対して凄いと思いました。
クトゥルー召喚の辺りの、『さあさあさあ、いざいざいざ』ってところの言い方に、何でだか感動さえしました。
これだけの台詞なのに、無責任に楽しんでいる感じが凄くして。
九郎も言ってましたけど、私も割とこの人嫌いじゃないな。
この人にとって、邪神の復活は。反射運動のようなものなのだろうから、それほど腹が立たないのかも。(ちなみにペル○ナ2の同じ人は大嫌い。個人に対し、興味だけで邪魔してくんなよ。ちゃんと働け)
一番好きCG:遠くから覗いて嘲笑っているときの、エエ笑顔のやつ。
なんかあれ、すごくエロくて素敵。
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