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ＰＡＣ３武山基地への搬入阻止闘争（１月３０日）

　・１月３０日、１時３０分正門付近に到着３時半ごろ警察車両に守られながらカーキ色の車両で運ばれてきました。地区労や地元の住民団体など100人ぐらい？で抗議しました。右翼は「自衛隊がんばれ」？？帰りがけ には「お前らそれでも国民かぁ〜」なんて言ってました。そういうやつにかぎって民を犠牲にして国を守ろうとするのよね。みなさん徹夜の行動お疲れさまでした。現代の竹やり訓練、ＰＡＣ３配備に労働者民衆の戦争協力拒否のたたかいで反撃しましょう！

１月２４日、イラク給油のための護衛艦「むらさめ」出港阻止闘争。（横須賀）

　写真上）「日教組つぶしの教育基本法」を弾劾し発言する動労千葉・田中委員長
　★婦民も朝９時から国会前に集まりました。今までで一番多くのひとたちが集まったのではないでしょうか？　★与党が狙っていた午前中の委員会採決は阻止したものの、与党は午後４時４５分から特別委員会をねじこみ採決を強行しました。★ヤラセタウンミーティングにけじめを取るといった安倍首相はたった100万の給与返上でことをすまそうとしている。それがケジメ？　★うそつきは泥棒のはじまり。大うそつき安倍政権は侵略戦争という大泥棒をやろうとしている。★私たちは負けていない！　政府のデタラメは日々明らかになっています。多くの人に伝わっています。明日も全力で。教基法改悪をとめる力は私たち労働者民衆の中にあります！（12月14日）

　　
婦民も朝から（左）　　特別委強行採決を弾劾する　参院議員面会所前（12月14日）

12月13日の国会前　13日も雨の中ハンストなどが続けられました。与党は１４日午前中に安倍首相の出席する特別委員会を開き、教基法改悪案の強行を狙っています。みなさん！国会前に行ける人は朝９時から国会前へ、行けない人もFAXやメールで、教基法改悪反対を全力で表しましょう。

　　
12月12日の国会前（上）
　12日も一時雨がふる寒い中をハンストなど教育基本法改悪反対の行動が続きました。全国連絡会の呼びかける６時からの集会が始まるころには1000人以上が集合、参考人として発言した大内さんや小森さんの発言がありました。三宅晶子さんのアピールがメーリングリストで回ってきました。国会前での発言とも重なるのでご紹介します。会期末まであとわずか。国会に行ける人も行けない人も、廃案にするため全力をつくしましょう。

　
写真（上左）は国会見学の子どもたちに「戦場へは送らない！」とアピール　（右）日教組集会に動員を越える12000人、ハンスト者などは請願デモで国会前にきた労組員とエール交換（12月8日）

　北海道教組は12月7日も３５０人結集、北教組から「教基法かえさせんべい」を買う。この婦民の松野尾さんは４日に公聴会抗議で神戸・徳島を連続でかけぬけ、今日は国会へ、福岡支部からも２名が国会前に来ました。　

　　
上はいずれも12月7日、不当弾圧に抗議する在日朝鮮人団体（左）　

●神戸・徳島の公聴会抗議にいった大阪北支部・松野尾さんからの報告

教育基本法改悪をとめよう、全国連絡会がよびかける集会に8000名（11月12日　日比谷野音）

発言する婦民の丹治さん（16日）                　夕方５時からのヒューマンチェーン

　11月16日　衆院強行採決に抗議するハンスト者たち

　
三里塚、北富士もそろって参加

　
カンパを訴える医療労働者　　　　　　　　婦民と仲間たちのデモ

左）教育労働者がリレーハンストを開始（１０月１７日）
　　　　　
右）「日の丸・君が代」強制は違法！　予防訴訟、東京地裁で勝利判決！でわく国会前（９月２６日）

　　
「暫定滑走路北延伸、市東孝雄さんの耕作権の解除。この暴挙は安倍新政権の戦争のための国づくりと軌を一にしている。反対同盟は満身の怒りを込めて弾劾し、完全と農地を守り工事を粉砕する闘争を宣言する。」（反対同盟の闘争宣言）　成田現地に集まった１３５０名。　婦民も発言、「大木よねさんの精神でたたかう。闘争が一番楽しいといった大木よねさんの精神は、すべての女性のものとなるときがきています」

　　
デモの先頭にたつ反対同盟。　　　　風の強い日、雲を全部追い払った。　　　　ゴルフ場の杉の木も管制の邪魔と切られていた。

「農業つぶしと農民切り捨てが極限的に進行している。労働者は低賃金と非正規雇用の中におかれ、格差社会が驚くべき早さで進んでいる。農地法や労働法などの戦後たたかいとった権利が奪い取られようとする中、軍事が大手をふって動き出した」（闘争宣言）

　
左が農地法で奪い取られようとしている市東さんの農地

「三里塚には農地を守る闘いの正義と人民の抵抗闘争が脈々と根付いている・・・・そのための創意をこらした闘いを広く呼びかける」（闘争宣言）

　
　座り込み８年＋８９８日目の辺野古命を守る会の小屋（１０月３日）　久しぶりに訪れた小屋はちょうど当番だった平良夏芽牧師がいらっしゃいました。まだ擦り傷の残る夏芽さんでしたが、お元気で、パトリオット配備に抗議する深夜〜未明の行動もやってきたとのこと。
　シュワブ内のＶ字滑走路建設のための文化財調査は名護市議会が終わる１３日までは着手しない模様だということで、私（婦民事務局）もパトリオット配備の様子をみんなに伝えようと思って、３日の深夜から見てきました。左の写真は部品を積んだトラックが嘉手納基地の水釜ゲートに入ろうとするところです　４日の１：３０ぐらい。
　詳しくは「沖縄タイムス」とか「琉球新報」のサイトを見てください。基地を攻撃から守るためのパトリオット配備です。住民のためではありません。米国領事館は「騒音もないのになぜ騒ぐのかわからない」などと、わからないことを言って怒りを買っています。国道を我が物顔に走る米軍トラックは、戦争がはみ出してきているようでした。　ミサイル本体はうるま市の天願桟橋から搬入されるということで、平和運動センターや市民団体などが集まって抗議行動を取り組んでいます。

９月１５日、ＮＡＡ（成田空港会社）は成田空港暫定滑走路の北側延伸の着工式を行いました。これにたいして三里塚芝山連合空港反対同盟は緊急抗議行動を現地（成田市東峰）で行いました。

　　
緊急の呼びかけでしたが約２３０人が駆けつけました。　１億８千万円の金より、１本100円の大根を作る。法が守らないなら自分で守る・・・と農地法による農地取り上げへの怒りを表明する、市東孝雄さん。（右の写真）

　

　
よそ見しながら東峰の森をデモする婦民の会員　　発言する北原鉱冶　反対同盟事務局長

　
予定地内で営農を続ける市東孝雄さんと萩原進さん

　
菱田の廃村化とたたかい、おいしい野菜を作って届けてくれる鈴木さん一家の加代子さん（左）
右は6月24日〜25日に東京で行われた戸村一作たたかいの軌跡と作品展・福島菊次郎写真展の様子

　三里塚の大地は、豊かな農地として作物を生み出すだけではありません。成田の軍事空港化とたたかい、暴力的な空港建設とたたかい続け四十年、この人間による積み重ねのどれほど豊かなことか！　ここに戦争をとめる勝利の展望があります。

謝罪は真っ赤なウソか？

　成田国際空港会社（ＮＡＡ）は、暫定滑走路（二千百八十�b）を北側に延伸するための許可申請を、七月十日、国土交通省に出しました。「今後、生活環境や人間としての尊厳を損なうようなことは二度とやってはいけないとの強い決意」などと書いた謝罪文を、ＮＡＡ黒野社長が空港予定地内に住む反対同盟農家に送ったのは昨年五月。しかし、それからも農家の頭上四十�bを飛ぶジェット機も、機動隊や空港警備員による監視やいやがらせも何も変わりませんでした。
　いよいよ黒野社長は、「二〇〇九年の滑走路供用開始のため」として、九月の申請許可〜工事着工を狙っています。空港建設の閣議決定から四〇年を経て、「国策」をふりかざした暴力的農地取り上げという国と空港会社の姿勢は、何一つ変わっていません。

破綻している延伸計画

　七月二日、空港予定地内にある三里塚芝山連合空港反対同盟員所有の畑を会場に、現地集会が行われました。千四百名が集まり、「これまでのたたかいのすべてをかけて暫定滑走路の延伸計画を阻止しよう」という反対同盟の決戦宣言に応えました。
　用地内に住む市東孝雄さんは「ここに私がいる価値がでてきたなと思います。私の土地のせいで誘導路がへの字に曲がっていると言いますが、わかっていて、私たちを追い出すために工事を進めたのは空港の側です。黒野の土地取り上げに負けずたたかいぬきます」と発言。動労千葉の田中委員長は「三里塚闘争をたたかい自分たちも労働組合として強くなった。かつて羽仁五郎が三里塚は日本のパリ・コミューンだと言っていたが、本当にそうだと思う」と応えました。法政大学での不当逮捕をはねのけ登壇した学生は、「逮捕すればするほど自分たちは強くなる！やるならやってみろ」と元気にアピールしました。
　集会後は、あらたな誘導路建設によって破壊が狙われる「東峰の森」を通るデモに出発、その森の豊かさに触れました。暫定滑走路の延伸阻止へ反対同盟とともにたたかいましょう。

★2006年３・８国際婦人デー記念　３・４ヒロシマ集会
３月４日（土）14:00〜16:30
広島市西区民文化センター・大会議室（ＪＲ横川駅南側）
おはなし　本田兆司さん（弁護士）
　ーなんで今、憲法を変えるの？「戦争と差別社会」ー
主催　３・８国際婦人デー広島集会実行委員会

★2006年国際婦人デー相模原行動
「私たちの街に基地はいらない！戦争のための憲法改悪反対！すべての女性は団結しよう！」
集会の様子米軍補給廠前でシュプレヒコール
３月４日（土）13:30〜　集会後相模補給廠へむかってデモ
プロミティ淵野辺
講演／西村綾子（婦民全国協代表）　朗読
主催　国際婦人デー相模原実行委員会

★2006年国際婦人デー企画
均等法20年･･･そして改憲・増税がやってきた！
ー女たちよ、怒りをバネにつながろうー
３月５日（日）　14:00〜
宮城県民会館６階大会議室
お話／西村綾子
主催　３・８国際婦人デー企画実行委員会

★06'とめたいんや戦争！守るんや命！３・１１行動
３月１１日（土）
11:00〜ワークショップ　13:30〜集会　16:30〜ピースウォーク
大阪・北区民センター（地下鉄堺筋線「扇町」、ＪＲ環状線「天満」駅下車すぐ）
イラクからのメッセージ・映像／鴨桃代さん（全国コミュニティ・ユニオン会長）／冨田晋さん
主催　３月行動をよびかける女たち

★2006年国際婦人デー集会「日の丸・君が代」強制反対　改憲にＮＯ！　女たちよたちあがろう
３月１２日（日）　13:30〜16:30
福岡・早良市民センター
主催　婦人民主クラブ全国協議会　福岡支部

★３・８国際婦人デー学習会
改憲と女性解放ー２４条と１条（女性天皇問題）ー
３月１２日（日）　13:00〜
コムズ（愛媛県松山市３番町6-4-20　松山市駅から徒歩10分）

★2006年３・８国際婦人デー東京集会
たたかいは始まった！力をあわせて小泉倒そう！世界を変えよう！
３月１２日（日）　13:30〜16:30
女性と仕事の未来館（ＪＲ田町駅から徒歩３分）
講演／山本志都さん（弁護士）　再就職闘争支援ミニコンサート／えびのから　リレートーク
主催　３・８集会実行委員会

　

　　
左）さがみ９条の会の発言　　右）湘北教組の横断幕
　この行動は、婦民相模原支部も入っている「基地撤去をめざす県央共闘」と第１軍団の移駐を歓迎しない会、相模原市職員労働組合の共催で行われました。大変寒い夜でしたが、デモ出発点の相模原市役所前ひろばには多くの人が集まりました。
　市長が率先して、米軍再編＝基地強化に反対表明していますが、市職員労組が独自の前段集会をやり、この行動に多数参加してくれたのは心強いかぎりです。
　また、沖縄・辺野古や韓国・ピョンテクからもメッセージが届けられました。
　キャンプ座間への米陸軍第１軍団司令部移転、自衛隊即応中央集団の新設と一体で、相模総合補給廠に１３００人の陸上自衛隊部隊が新設されようとしています。市役所を出発点にした相模原市内でのアピールはタイムリーだったと思います。さらに３月の最終報告（米軍再編の最終決定）を許さないために行動を続けていきましょう。

　
左）キャンドルを受け取る　　右）補給廠西門の前でシュプレヒコール

12/22相模原行動に寄せられたメッセージを紹介します

韓国・ピョンテク（平澤）からのメッセージ

戦争に反対し、平和のために闘うみなさんに尊敬と連帯のあいさつを送ります！
　アメリカは現在、東北アジアの覇権と戦争準備のために基地の再編を行っています。
　こちら韓国のピョンテクやペンソンには151万坪の米軍基地があります。それなのに住民の命ともいえる田んぼや畑を強制的に奪い、285万坪の基地を新たにつくろうとしているのです。ペンソンに暮らしている人たちは、毎日ろうそく集会を行っていますが、もう昨日で477日目になりました。全国でもこの闘いに賛同してくれています。
　米軍基地は戦争を準備するもので、民衆を死に追い込むものです。
　みなさん、一緒になって米軍基地の再編を阻止しましょう。アジアから米軍基地をなくしましょう。
　平和のために農民の土地を守り、米軍基地の再編と基地反対闘争を国際的な闘いで繰り広げましょう。勝利は私たちのものです。共にたたかいましょう。

米陸軍第１軍団司令部の座間基地への移転反対！
ピョンテク米軍基地の拡張反対！

2005年12月22日
ピョンテク米軍基地拡張反対住民対策委員会

ひさびさの晴天に恵まれた日曜日、青空に映えるぼけの花。（実は果実酒にするとうまい！）
しかし、うしろの銀色のフェンス、向こう側は米軍基地・キャンプ座間。１３日、キャンプ座間包囲行動がありました。
会場の座間公園と消防訓練場に集まったのは、前回（２月）の包囲行動を超える３２００人。
集まったみんなの力強い行動の様子を見てください。

　　
全段集会で司会をする西村綾子代表　発言は婦民を代表して丹治孝子、

　右は金聖珍（キムソンジン）さん、仁川市民主労働党委員長・富平米軍基地返還と市民公園造園をめざす仁川市民会議代表）
　「70、80歳の農民が血を流して基地とたたかっています。・・韓国全体が米軍の基地にされようとしている。ノースカロライナ州の第４戦闘飛行隊が核訓練をした。これが北朝鮮への先制攻撃のための訓練であることがはっきりした。今度戦争になればまちがいなく核戦争になる。韓日民衆はアジアと世界の平和のために力強くたたかいましょう」

　沖縄から、山城博治さん（全国基地ネット・沖縄平和運動センター事務局長）
「アジア侵略の拠点基地として小泉は日本を差しだそうとしている。沖縄、佐世保、神奈川・・各地で大きなたたかいがおこっている。無謀な米軍再編を許さない、米軍がやりたい放題の基地の島にさせないとがんばっている。名護の闘いは沖合案をぶっとめた、再編をおしつぶすたたかいをやろう！」

　　
　婦民や百万人署名運動は、基地に隣接する座間公園に集合。午後３時から三回の包囲行動は、みんなの手がつながり無事成功しました。「第１軍団司令部の移転は、キャンプ座間が戦争の司令拠点になるということだ。だから、私たちは移転を絶対に認めることができない」とのアピールをみんなで確認しました。

　　
韓国の労働者集会は歌や舞踊、「律動」で一体感を増し盛り上がります。韓国から来日した「律動」隊をまねしてみんなでやってみたんですが・・・・・

　　　
あいにくの雨模様でしたが、銀座通りを元気にデモをしました。

10・16団結まつり、1047名の解雇撤回へ決意をあらたにする闘争団・争議団のみなさん（上）　郵政労働者や「日の丸・君が代」強制とたたかう教育労働者も多数あつまり、「小泉政権と対決する団結まつり」となりました。
　九月十五日の鉄建公団訴訟不当判決後、闘争団や家族はどんな思いかと心配していましたが、店をまわると「これでもう思い切ってたたかうのみ」とむしろファイトを燃やしておられて、逆に励まされるようでした。

「シールでアンケート」知ってますか？憲法24条ーをやってみました。

　
動労千葉から11月集会への訴え　　　　　教育基本法改悪反対をと大内裕和さん

　　　

アンケートしながら24条改悪を止めようとキャンペーン、協力してくださった方々には、新聞といっしょに、憲法24条や、これを改悪しようとしている国会議員などの発言を暴露したチラシを渡しました。　
　恒例の水飴つきスマートボールは、今年から新台に入れ替え！　あいにくの雨模様でしたが、婦民のテントは子どもたちでにぎわっていました。

憲法24条　いわゆる【男女平等】をうたったところは、みなさん知らなかったですねぇ。だいたい２対１の割合で知らないです。もっとも２４条知ってますか？　と聞いてすぐ答えられる方が「通」ですよね。　９条といっしょに「改憲派」に敵視されている２４条。　憲法改悪を許さないために、私たちもがんばってキャンペーン続けていきます！

Ｑ　さてここはどこ？　
Ａ　成田空港暫定滑走路の敷地につきささる開拓組合道路から、第２ターミナルビルを
　　臨んでいます。　９月19日、暫定滑走路の北側延伸に反対する緊急現地集会に行ってきました。

これはデモに出る前の一こま、右は反対同盟の鈴木加代子さんです。いつもおいしい無農薬野菜を産直で届けてくれています。
　当日は現地調査もありました。成田空港会社が打ち出した、暫定滑走路の北延伸計画は、その計画自体「ジャンボ」を飛ばすことはできない破綻したものです、そして結局は騒音や軒先まで工事をすすめて農民を暴力的にたたきだすためのものです。絶対に許してはならないと思います。成田空港がどれだけ破綻してるかよくわかりました。

左）　発言する反対同盟の北原事務局長
中）　市東孝雄さんの畑の監視台から臨む暫定滑走路の南端、普通１０�bの高さがあるフェンスもここだけは３�b、管制塔から飛行機が見えなくなるからだそうです。しかしそのせいで、市東さんの畑にはジェットブラスト（排気ガス）が直接吹き込みます。市東さんの畑は誘導路を「へ」の字に曲げています。航空機の接触事故や鉢合わせで滑走路閉鎖など、事故が多発しています。
右）　東峰に住む同盟員・萩原進さんから説明を受けました。上の地図にある「新誘導路」計画は、東峰住民の生活道路を横切って第２ターミナルビルからなんと３０００メートルという距離です。しかも計画ルートは、萩原さんの畑と北原さんたちが所有する一坪共有地にはさまれて、その間の幅は90数メートルしかありません。これではジャンボを通す誘導路としては基準外なんだそうです。

左）　東峰地区の墓地　本来の2500m滑走路の誘導路部分にあり、誘導路の建設を阻んでいます。小泉よねさん、萩原作治さんたちが眠っています。
中）　現在の暫定滑走路北側に隣接する「成田クリーンセンター」（ゴミ最終処分場）。ここは北延伸をする場合、どうしても必要な土地。しかし、空港用地への転用（埋め立て）には、廃棄物処理法などに抵触して無理。「埋め立ての全量撤去」しかないが、それも「撤去物の高温溶融などが必要」になるし、移転先も決めなければならず、それだけでも何年かかるか見当も付かない。
右）　芝山町菱田に住む反対同盟の鈴木さん宅を訪問。　飛行機が離着陸する夜11時頃まではもちろん、その後も格納庫での「整備」ですごい騒音だということです。しかも、警察やその威を借りた警備会社が、わざと勝手に入ってきたり、車のライトで照らしたりといやがらせをするのだそうです。本当に許せない！

　よくこの空港建設のことを「ボタンの掛け違え」と言いましたが、それどころではない、ボロボロのつぎはぎだらけの欠陥空港です。いつ事故がおこっても不思議ではありません。その原因は、地元の住民農民の意思を踏みにじってやってきたからです。これが「国策」だからといって、金と暴力でつくったものの正体です。こんなことばっかり日本の国はやってきたから１０００兆円もの返せない借金ができたんだ！　現地でたたかい営農を続けている同盟のみなさんは、本当にすごいです。三里塚はまるで日本のパレスチナのようです。ここで屈服しないで、民衆の立場を貫くことが必要なんだなあと思いました。　１０月９日（日）現地での集会があります。ぜひみなさんも来て下さい！
　

市東さん宅で、この上にある大看板には飛行機に乗る乗客からも見えるように「空港廃港」と書かれている

　鉄建公団訴訟の東京地裁判決（9月15日）原告団76名が上京、支援者５００名が地裁前に集まりました。

　不当労働行為の存在を認めながら、原告らの職場復帰は認めない「折衷判決」。闘争団・家族の必死のたたかいが、反動化する裁判所にここまで認めさせました。

　しかし、国家ぐるみの不当労働行為、組合差別、首切りを認めることはできません。郵政民営化をすすめようとする小泉政権と対決する大切なたたかいです。地裁までくばられているビラには、雇い止め撤回を求めた会社批判ビラをまいて会社から訴えられた労組のこと、残業手当が支給されていないことを指摘してから仕事から排除されたホテル労働者のビラなどありました。本当に今の会社はひどい！社会はひどい！こんなこと許さないためにも、この裁判に負けるわけにはいかないんだと実感しました。
　「19年が報われることのない不当・不十分な判決。これからまたあらたなたたかいがはじまる、よろしくお願いします」（原告団の酒井団長）という決意に応えたいと思います。

全国から仲間が集まり、活動の報告と方針を活発に討議しました。みんなで取り組んだ「つくる会」教科書阻止のたたかいでは、焦点となった東京・杉並より　『「つくる会」の教科書採択に反対する杉並・親の会』から特別報告がありました。夕食交流会も例のごとく盛り上がりました。

　
　大阪北支部平岡さんの紙芝居　　　　　　劇団「ほうき星」の寸劇です       被災地のワーカーズコープ・シューズ工場での懇談会

　第２２回総会を阪神淡路大震災１０年目の神戸市で開くことができました。被災地の労働者の皆さんがこの１０年の悲しみ、怒り、苦しみを共にしながら団結を固め、たくましくたたかい続けてこられたことに心から敬意を表すると共に、多数の方が本総会に参加してくださったことを感謝いたします。又、この春から夏、「つくる会」教科書闘争の最大の激突点となった杉並からも「親の会」の皆さんが参加してくださったことを心からうれしく思います。
　今年は戦後６０年、２０世紀の戦争の悲惨をくり返すまいと誓って出発した私たちでしたが、今、「戦時下」で憲法改悪をはじめとする戦争推進勢力との対決の中で迎えています。今春〜夏、全国でファシストの「つくる会」教科書採択をめぐり、激しいたたかいがくり広げられました。教育から日本を造りかえようー戦争できる国づくりへ向かおうとする小泉政権は許せない。子どもたちの未来のためにも私たちはたたかい続けます。
　戦争は労働者民衆に対する搾取・収奪を極限まで強めます。郵政民営化をめぐり、ついに小泉政権によるクーデターのような衆院解散が強行され、議会史上まれにみる「刺客選挙」が行われています。民主主義の破壊はいうまでもなく、民衆不在の選挙はナチ政権の登場のように戦争へ向かった挙国一致体制をもくろむものと見なければなりません。
　どの既成の勢力もいまだ労働者民衆を代表していません。私たち自身が生み出していくことではないでしょうか。私たちは自分たちの力で地域や職場で根をはり続け、女性も男性も若者や子どもたちも、自分たちの声をあげ、イキキと生きられる空間（団結）をつくっていこうではありませんか。やがてそれが新しい社会をつくる根になるでしょう。
　国境をこえた労働者の団結が今やつくられ始めています。私たち婦民全国協も戦争と差別に反対する大きな国際交流の中に踏み出してきました。今秋１１月６日に、昨年に続き労働者国際連帯集会が韓・米・日の連帯で行われます。戦争にむかう世の中に対して全国各地で闘う労働者民衆の力を集め、ここで対決し変えていきましょう。みんなで声をかけあい参加しよう。
　婦民全国協は全国各地で様々な運動の核となり発信地となっています。ここに自信と確信をもって新聞を増やし、仲間を増やしていきましょう。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２００５年８月２１日　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　婦人民主クラブ全国協議会第２２回全国総会　参加者一同