雑 記(2002年7月〜9月)

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9月19日(木) 名付け親

「グリーンスタジアム神戸の球場名を売ります」

・・・・・という見出しを某スポーツ新聞のサイトで目にして、一瞬オリックスが身売りするの
かと驚いてしまいましたよ。

どうもよく読むと、こういう事らしいです↓

「オリックスの本拠地、神戸市営の「グリーンスタジアム神戸」(神戸市須磨区)に、球場の
名称に企業名や商品名を入れる施設命名権(ネーミングライツ)が導入されることになった。
神戸市と球団が18日、発表した。
改修や管理運営のための新たな財源を確保するのが狙いで、近く公募を始め、年内にも
決定。来年4月から名称を変更する。」


・・・というわけで、勝手に記事を引用させていただいたお詫びに宣伝。
スポーツ新聞、読むならニッカン。ドラフト情報が一番詳しいのはニッカン(本当)。



要するにあれです、お金さえあればプロ野球チームが使用する球場の名付け親になれるって
ことなんです。野球ゲームなんかにもその名称が登場するってことなんです(たぶん)。

つまり、もし僕が大金持ちだったら、自分が応援しているオリックスの本拠地を
「 ふにゃふにゃスタジアム神戸 」
と名付けることだって出来るんですよ? すっごい弱そうな名前ですけど。

まあ一応「施設にふさわしい名称を」という条件があるから、こんな名前じゃ受けつけて
もらえないとは思いますが。 というか、いちファンとしてこんな名前イヤ。


それにしてもオリックス、2軍チームの名称にもスポンサーになっている企業の商品名が使われ
ているし(サーパス)、来年からは球場名にも違う企業の社名か商品名が使われる事になるし、
なんかますます印象の薄いチームと言われてしまう恐れが・・・・・。


9月 7日(土) とら

とら○あな(いや、別に伏せ字にする必要ないんですけど) から「委託同人誌売上連絡状」が
届きました。
これはつまり、とらに委託販売してもらっている本がどれだけ売れたか、っていうのを毎月報告
してくれるものなんですが、なんかこの連絡状によると、ずいぶん前に委託したウチのコメット本
まったりびと』 が、もうずーっと「在庫・3、今月の売上数・0」という状態らしいんです。

とらの通販リストからはとっくに外されてるし、おそらくどこかの店舗の残部少コーナーみたいな
棚の隅でひっそり眠ってると思うんで、このままならきっと永遠に売れないでしょう。

うちには既に在庫が無いんで、もしこの本を欲しいと言ってくださる方がおられるようでしたら、
なんとかとら発掘してあげてください。

以上、あからさまな宣伝でした。

それと、これは別に宣伝ではないですけど、当サイトに新しいページを設置しました。
具体的に何のページなんだと聞かれると答えに困りますが、要するにどのページに置いとけば
いいのか、よくわからないような物を収納しておくための場所というか・・・・・。

いずれにせよ、今後の展開に期待していただくほどのものではありません。


8月31日(土) 幼児ことば

6歳の甥っ子が以前使っていた幼児ことばのひとつに、「おっちゃんポイポイ」というものが
あります。いまは4歳の姪っ子がその言葉を引き継いで使ってますけど。

「おっちゃんポイポイ」と聞くと、なんとなくゴキブリホイホイのような響きで、つい会社帰りの
おっちゃん達が粘着シートの上でもがき苦しんでいる姿を連想してしまいますが、実はこれ
ゴミ収集車(パッカー車)のことを表す言葉なんです。

おっちゃんがゴミを車の中にポイポイ投げ込むところを見て、こういう言葉が浮かんだんでしょう
けど、他にもこんな風に見た目とか動作をそのまま名前にした幼児ことばって多いですね。
「じゃあ他にどんなのがあるんだ」って言われると今すぐには思いつかないんですけど。

「発音しにくくてこういう言葉になった」というパターンの幼児ことばなら、今すぐ思いつくものが
いくつかあります。
もーにんぐすめ(モーニング娘。)とか、ぷれろす(プロレス)とか、ぼんドロリ(盆踊り)とか、
たーちち(ケンタッキー)とか、でーみたん(どれみちゃん)とか、たまギギ(たまねぎ)とか、
やちゅーカン(野球)とか・・・・・。

「たまギギ」なんて、逆に「たまねぎ」より発音しにくい気がするんですが。それに「野球」という
名称にわざわざ「カン」という、ボールを打つ時の擬音をくっつけるところがいかにも幼児です。

あと、これは地元限定の幼児ことばという事になるんでしょうけど、姪は以前モーターボートの
ことをカエルのオーンと呼んでました。
近所にある尼崎競艇場のマスコットキャラがボートに乗ったアマガエルなんで、そのキャラ
の影響で「モーターボート=カエル」というイメージが出来あがったようです(ちなみにオーン
モーターの音)。

それにしても、誰が考えたマスコットなのか知りませんけど、「アマガサキ」だから「アマガエル」
という発想もなかなかの幼児的センスですよね。


8月26日(月) 即売かい

日曜は当サークルのホームグラウンド(という程でもない)インテックス大阪へ、本屋さんごっこ
しに行ってきました。
いつも利用している会場近くの駐車場が何故か閉まっていたため、仕方なく混雑覚悟で会場の
屋上駐車場へ。案の定、クルマがすっごい並んでました。
さすがに人は多いです、このイベント。人だけは。

一般入場の開始まであと少しという所で、とある方からサークルチケットを譲ってもらったという
筆武将さんが突然現われたので、イベント開始と同時にさっそく留守番をお願いして、隣りの
ホールへちょぴっとデジモン本を買いに出かけました。
いや、自分のぶんではなくて人から頼まれていた物ですが。

ブースに戻ってから筆武将さんに『ときメモGirl's Side』のセールスポイントを熱く語って頂いて
いるところへ、ぷにケや夏コミの時にウチの本を買って頂いたミラさん(星国ドレスバージョン)
が、声をかけてくださいました。私服で。
「くいだおれの街でも倒れない」ことを証明してみせるために来阪されたそうです(嘘)。
でもあのミラさんがかつて青空高校の制服を着た事があったなんて、広いようで狭い同人界。いや、コスプレ界。

それにしても、この日はホントに笑ってしまうぐらい売れなかったです。いままでにサークル参加
した中では最低記録かも。もともと女性向の傾向が強いイベントですが、この日(2日目)は特に
ジャンプ系なんかがメインのため、視界に入る人はほとんどが女性でしたよ。
カタログをみても、1ホール丸々「テニプリ」なんて所もあったぐらいで、「君らテニスの王子様も
いいけど、タンバリン星国の王子様(痰プリ)にも振り向いてくれよ」と言いたくもなるような状況
でした。あの王子じゃ駄目か、やっぱり。

ただ、話し相手として筆武将さんをずっとブースに軟禁していたおかげで退屈はしませんでした。
そのあともすさずまさんや、この日サークル参加していた野崎さんともなんだかんだと話して
いたおかげで退屈はしませんでした(それさっき書いた)。

結局、このままブースに座ってるより外へ遊びに行ったほうが楽しそうだったので、早々と撤退
することに。いつもはイベント終了時間まで粘るほうなんで、2時台に撤収したのは初めてです。

すさずまさんが「電気街で探したい物がある」ということで、筆武将さんと三人で日本橋へ向かい
ました。
遅い昼食というか早い夕食を済ませたあと、さっそくその探し物を求めてウロウロしていたら何とか
見つけることができ、さらに筆武将さんも目的の物をあれこれゲットできたので、達成感あふれる
充実した笑顔とともに探索は終了。

そんな・・・・・そんな一日でした。


8月19日(月) 縁起でもないバス

ウチの地元にある自動車教習所の送迎用バスが、この春からリニューアルしてけっこう
目立つボディカラーになりました。
それと同時に絵なんかも描きこまれたりしてるのですが、どうもこの絵がなんだかおかしな
ことになってるんです。

↓これがそのバスです。ちなみに点検中のところを撮らせてもらいました。

写真ではわかりにくいかも知れませんが、この人形みたいな絵は顔の部分が空いていて、
ちょうど観光地にある記念撮影用のアレみたいに、中に乗ってる人の顔が人形の顔に
当てはまるようになっているわけです。

で、問題なのはこのデザインなんですが、これどう見てもクルマのクラッシュテストなんかの
時に使うダミー人形ですよねえ。

クラッシュ君

これから運転免許をとって、ウキウキのドライビング生活を送ろうと胸弾ませている生徒達を
クラッシュダミー人形にたとえてどうしますか。
まるでこのバス自体がどこかの壁に突っ込んで行きそうな気さえしますが。

走っている所を毎日のように見かけるんですけど、中に乗っている生徒達はたいてい人形の
描かれていない後部座席に座ったり、真ん中に乗る場合も顔が人形に当てはまらないよう、
ちょっとうつむき加減にして座ったりしています。
そりゃー縁起でもないとかいう以前に、恥ずかしいですもんねえ、これ。


・・・・・ちなみに僕はこの教習所の卒業生です。 その頃は普通のバスだったんですけど。


8月17日(土) なつやすみの過ごし方

同人活動案内のページに夏の新刊を追加しておきました。
ちなみに、再録本とかマイナーチェンジ再販本、およびコピー誌等はこのリストには載せて
いません。だってほら、ねえ。

ところで『ぼくのなつやすみ2』、先日終わりました。
最終日の泣ける度では前作のほうが上ですけど、ロケット少年洋にいちゃんがなかなか
心憎い演出を最後に見せてくれて、今回も後味のいい終わり方でしたよ。

このゲームの主人公「ボクくん」は、お母さんが臨月を迎えたため、夏休みが終わるまでの
1ヶ月間、親戚の家に預けられることになります。
その間、何をして過ごそうとまったくの自由。そのため、人によっては途中で中だるみしてし
まい、最後までプレイする気力を失う場合があります。

事実、先日の夏コミで某氏の所へ御挨拶にうかがったら、最終日を待たずしてこのゲームを
売ってしまったと言っておられました。
そういう時は「お母さんの出産が予定よりも早まったため、ボクくんが夏休み半ばにして呼び
戻されたんだ」と解釈しましょう。

逆に、昆虫採集や釣り、虫相撲なんかにのめり込んでしまった人なら、時間が足りないとさえ
感じるようになるはずです(自分がまさにそう)。
個人的には、虫相撲でシゲル君の虫を倒して「は〜、負けちゃった。」というセリフを言わせる
のが楽しみでした。
何故ならこの時の声がハナちゃん丸出しですから。

昆虫採集ですべての昆虫を集められなかったのは残念でしたけど、それでもかなりの種類を
捕まえることが出来たんで、ちょっとした昆虫博士です。
ちなみに僕自身の夏休みは有明で同人採集でした(嫌すぎ)。

しかし、前作の時もそうだったんですけど、このゲームで1番感動するのはデュアルショック
の使い方ですね。
虫や魚を捕まえた時の「ビビビビビ」っていう感触も凄くリアルなんですが、それよりなにより
ボクくんがトイレにいってオシッコしたあと、最後に「プルッ・・・プルルッ」と微妙に振動する
のがすっごい現実的なんですよ。

前作の時はトイレが1箇所にしかなく、この事に気付かないままゲームを終えてしまった人も
けっこういたんじゃないかと思うんですが、やっぱり製作者サイドとしてもこれはぜひ体験して
もらいたいウリのひとつと考えていたのか、今回はトイレがあちこちにあります。

機会があれば一度お試しください。プルプルを。


8月15日(木) 申しコミー

郵便ポストに「タイトー」と書かれた封筒があったので、いったい何事かと思ったら、どうやら
ラクガキ王国』のラクガキデータがいっぱい入ったメモリーカードが当たったようです。

リストを見ると「ギブリーズ」製作のラクガキキャラも数多く混じっていて、例の映画に登場
した内輪ウケキャラクター達が使用できるようになってるようですが、つい先日アレを観た
ばかりでは使用する気になりません。
というか、どうせならハルちゃんとか猫のユキちゃんを入れてほしいです。

それはさておき、封筒といえば冬コミの申込書を投函してきました。
14日(水)の消印有効だったんですが、なんか自分の中で曜日の感覚がズレてたらしく、
危うく一日まちがえるところでしたよ。

冬の申し込みはいつも受付期間が凄く短いため、僕みたいに地方から参加している者に
とっては、地元に帰ってからかなりあわただしく申込書と格闘することになります。
そのためサークルカットに時間をかけられず、簡単な絵しか描けないというのが現状なん
です。
ただし僕の場合、時間があっても簡単な絵しか描きませんが

サークルカットを前もってネット上で公開しておけば、そのイベントに落選しない
・・・というジンクスが自分の中で芽生えつつあるので、冬コミ用のカットを載っけておきます。


8月12日(月) 夏のコミックショウ(ペリカン便の伝票風に)

そんなわけで9日はサークル参加してました。

やっぱり平日ということもあって、最終日なんかと比べたら来場者の数もそれほど多くなかった
ようで、そのせいか夏コミ特有の暴力的なまでの暑さは体感せずに済みました。
そのぶん売り上げのほうも涼しげだったんですが、それはもういつものことですから。

前日ほとんど寝られなかったため朝からボーっとしていて、お客さんに何度も声をかけてるうち
ロレツもまわらなくなり、「ありがとうございます」がだんだん「アリアス」に変化していきました
けど、気楽院さんから「ミスミじいさんはアニメ版ではスミスじいさんだった」と教えていただいて
目が覚めました。
アニメ版北斗を見てなかった自分にとってはショッキングな事実。

で、比較的のんびりムードのうちに終了時間を迎え、そのまま居酒屋天狗へとなだれ込んだので
すが、その席でそがべさんから『猫の恩返し』のパンフレットを見せてもらったら無性に映画観たく
なったので、2日目はフラッと映画館へ足を運びました。

地元でも観られるものをわざわざ東京で、というのがちょっとゼイタクじゃないですかっ。
例えるなら、わざわざハワイのプールサイドで1日中読書してる人、みたいな感じでしょうか。
家で読めよ、みたいな。 いや、それほどのことじゃないですけど。

でね、けっこう捜し歩いたんですよ、上映してる映画館を。 ふだんはイヤと言うほど見かけるのに、
いざ捜してみるとこれがなかなか見つからず、そのうち猛暑でフラフラになってきて 「ハルちゃん、
猫の映画館をさがしてっ」といったセリフが頭に浮かんだりしてましたが、なんとか頭がおかしく
なる前に発見することが出来ました。しかもちょうど次の上映が始まる時間に。

そんなグロッキー状態でいきなり見せつけられた『ギブリーズ』、あれは何ですか。
人を小馬鹿にしたような内容で、エンディング時にはその場にいた観客が一斉に「はあ?」といった
リアクションをとってました。
見た人のほとんどが首をかしげるような映画を作ってどうする。 どうせならトコトン笑いに徹するとか
すれば良かったのに。

でもメインである『恩返し』のほうは、わりといい感じでした。人によっては「アッサリしすぎてる」と
いう意見も出そうですが、重いテーマや押しつけがましいメッセージ性のない、気楽に観られる
内容でけっこう好きです。
余談ですが右目が、左目がという猫の王子を見て、昔ウチで飼ってた猫を思い出しましたよ。

ただ、そがべさんも指摘しておられた事ですが、パンフレットに載ってる亜季チャマのプロフィールに
コメットさん☆』が入っていないのには大いに不満です。
『風を見た少年』では声優として出演、って書くぐらいなら、1年近くも主役をつとめた『コメさん☆』の
事をなぜ書かないんですかッ!
というか、そもそも今回の映画に亜季チャマを起用したのは、『コメさん☆』での演技を耳にしたのが
キッカケだったんでしょ!? 正直にいえよジブリ! いや、むしろギブリ!

ついでに言えばハルの母親役に岡江さんを起用したのだって、関西電力のCMで岡江さんが亜季
チャマの母親役をやってるからなんでしょ!? このさいぶっちゃけろよギブリ!

いや、岡江さんの件に関してはただの言いがかりですが。
そーいえばジブリ作品って主人公の父親の演技がヒドイことで有名ですが、今回の『恩返し』には
とうとう父親自体が出てきませんでしたね。 ある意味、楽しみにしてたのに。

それはともかく、本来なら2日目の夜に帰るつもりだったんですが、せっかくなので3日目も東京に
残って、短い時間ながらビッグサイト行ってきました。
カタログチェックをまともにやってこなかったため、行く先々で「○○さんのスペースって、どの辺です
か?」と訪ねながら挨拶まわりしたんですが、こういう時ぐらいしかお会いできない人が多いので、
やっぱり無理してでも行って良かったですよ。

次回の冬も・・・・たぶんコメさん☆で申し込むと思いますが、オンリーイベント「コメットぱーてぃ」が
また1月の初旬に開催されるらしいし、11月にはぷにケもあるみたいなんで、いっそ冬コミを回避
してオンリー路線に進むというのもアリかな〜と考えたりしてます。

といっても冬コミの申し込み締め切りが目前に迫ってるので、迷ってるヒマは無いんですが。


8月 7日(水) 宿題

掲示板のほうで夏休みの宿題に関する話題がチラッと出てたので、ちょっとした思い出なんかを。

小学生の頃、夏休みに出る宿題で一番イヤだったのは、なんといっても自由研究とか工作とか、
そういう類のものでした。
ドリルなんかは毎日少しずつやっていけばそのうち終わるし(といっても夏休みのうちにちゃんと
終わらせた事ありませんけど
)、読書感想文も、もともと本を読むのは好きだったし作文を書くのも
わりと得意なほうだったんで、あんまり苦痛ではなかったんですが(といっても学校側が読む本を
数種類の中から選べ、と指定してくるのが嫌でよく反発してましたけど
)、研究だの工作だのと
いうのはホントに面倒くさいとしか思えなかったんです。

毎年、2学期が始まってすぐに生徒たちがつくってきた「輪ゴムで動くクルマ」とか「昆虫の標本」
なんかを全部体育館に集めて、展示会みたいな形で親御さんに見せるっていう行事があったんで、
これだけは絶対やってこなきゃいけないという、実に困った宿題でした。

ところで、ウチの兄貴は僕と違ってマメな性格で、いつも凝った工作等をキッチリ完成させて学校に
持って行くような人だったんですが、その中のひとつに「貝殻の標本」というものがありました。

各地の海岸で拾い集めた何種類もの貝殻に、ちゃんと図鑑で調べた名前を添えて標本にすると
いう、見た目にも綺麗なものだったんですが、兄貴がそれを夏休みの宿題として提出した翌年、
小学二年生だった僕はその標本を自分がつくったことにして学校へ持って行ったんです。

それだけならよくある話なんですが、実はそれから僕が小学六年生になるまでの5年間、ずーっと
その標本を夏休みの宿題として提出しつづけていました。

どうせ担任は毎年変わるからバレないし、そもそも貝殻なんて腐るものでもないので、なんの
問題もなく卒業するまでイヤな宿題から逃れつづける事ができたんです。


ただ、さすがに月日がたつにつれて貝殻もいい具合に古ぼけてきて、五、六年生ぐらいになった頃
には化石標本みたいな感じになってしまってましたが。


8月 5日(月) ツボ

きのう(日曜日)は、ある物を買いに日本橋へ行ったりしてたんですが、ディス○ピア日本橋店で
CDを漁ってると、最上階のアニメフロアでこの日開催されるというイベントの案内が、館内放送
で流れてきました。

アナウンスしてたのは女性店員だったんですけど、なんかそれが笑いを必死にこらえて、ぷるぷる
震えるような声だったんで、気になってジーッと耳を傾けてました。
そしたら、しばらく喋ってるうちにとうとう我慢できなくなったらしく、「ぼふーッ!!」ってふきだして
しまったんです。

どうも「萌&癒(もえ&いやし)のイベントをおこないます」という部分がその店員さんのツボだった
らしく、たぶん原稿を受け取ってサッと目を通していた時点からヤバかったんだと思いますけど、
実際にマイクの前で喋ってみるとやっぱり我慢しきれなかったんでしょう。

「ここで笑っちゃいかん」と思うと、よけいに笑いがこみ上げてくるってことは誰でもありますね。
僕も、あるお店の名前が自分にとってすっごいツボなんですけど、困ったことにそのお店は仕事の
得意先にあたるので、時々電話でやりとりしなきゃならないんです。

いや、そこの御主人は凄く真面目な人で、その店の名前もきっと真面目に考えたうえで付けたんだ
と思うんですが、だからこそよけいに笑えるというか。

その御主人が電話に出て、「はい、○○(店の名前)です」 と言うたびに、「ぼふーッ!!」って
ふきだしそうになるのを必死でこらえながらなんとか用件を伝えてます。


・・・・・それはそうと「萌&癒」ってなんですか?


8月 3日(土) ニュー紙幣

2004年度から新しい紙幣が登場するということで、新聞に載ってた見本をしげしげと眺めてみま
した。
見慣れてないせいもあるんでしょうけど、どうもパッとしないというか、特に五千円札のデザインが
なんとも貧乏くさいというか・・・。

なんかあれ見てると「つつましやかに生きねば」みたいな気分になってしまって、みんな財布の
ヒモがますます固くなってしまうんじゃないでしょうか。

経済活性化のためにはもっと国民にお金を使ってもらわないとダメなんですから、たとえばお金の
使い方がケタはずれに豪快だったといわれる藤山寛美先生を新札のデザインに起用して、「ワシ
もジャンジャンお金つかわな!」みたいな雰囲気を生み出すべきです。
もちろん、デザインはあほボンを演じてる時のコスチュームで。

あるいは日本の有名なキャラということでドラちゃんなんかをデザインすれば、海外でも日本円が
大人気。 円高傾向で企業はもう大変です。

それはともかく、もっとこう見た目だけでもパーッと明るい雰囲気のものにしてほしいものですが。


ところで、一万円札のデザインに慶応義塾の創設者である福沢諭吉の続投が決まったのって、
小泉総理が慶応大学出身だから、というのは関係ない・・・・・ですよね、やっぱり。


8月 1日(木) 夏☆コミュニケーション

というわけで、夏コミのインフォです。

まずトップページに書いてあるとおり、新刊はコメ☆さんの漫画本です。
今回は新しい作風にチャレンジ・・・・するといった事も無く、いままでどおりのおきらく漫画です。

それ以外では、諸事情により地元のイベントのみで売るつもりだったTLS本『TLSですけど』を、
これまた諸事情によりコミケにも持っていくことにしました。
もともと関東方面にしか出してなかった原稿(おもにゲスト稿)ばかりを集めた再録本なんで、もし
お買い上げいただく場合はまず事前に中身を確認してみてください。

あと、先月刷りなおしたコメ☆コピー誌『星のこえ』が数冊余ってるので、これはもう無料配布
いうことで。

既刊に関しては、コメ☆本以外ではガンパレ本ぐらいしか持っていかない予定です。
古いTLS本がそれぞれ残り数冊ずつありますけど、あとはもう地元で細々と売ってしまおうかと。
もしも「この本、コミケに持ってきておいて」っていうのがあれば、メール等で言っていただければ
持っていきます。(もちろん、在庫のあるものに限りますが)

当日のウチの販売物はだいたいこんな感じですが、他にゲスト参加という形でよーすけさん発行の
フィギュア17』本にちょぴっと描かせていただいてます。
最終回を見て「こ、こんなの見てしまったらギャグマンガなんて描けないよ!」と思ったりしたの
で、珍しくシリアスな内容に・・・・・といった事も無く、いままでどおりのおきらく漫画です。


7月29日(月) はや

オリックスの山口投手がついに日本最速(タイ記録)の158kmを出しましたよ。

この人の凄いところは、軽いフォームで常時155km前後の豪速球を投げられること。
ガムシャラに投げてボールがどこへ行くかわからない、という感じでは無く、こんな速いのにそれを
きっちりコントロール出来るというところが見事です。

先日はエトワールセギノールが史上初となる「1シーズンで3度目の左右両打席ホームラン」を
達成しましたけど、はっきり言って今年のオリックスはチーム成績がどん底だから、もうこんなこと
ぐらいしかファンの楽しみが無いわけで、山口投手には是非160kmを、そしてセギノールにも
是非4度目以降を期待したいです。

もう一人の外国人野手であるシュテルンシェルドンも、後半になってから別人かと思うほど打ち
まくっているし、他の若手なんかも少しずついい感じになってきてるので、最近ようやくまともな試合
が見られるようになってきました。

とにかく今年のオリックスは一からチームを作り直してる状態なんで、もう順位がどうのこうのと言う
気はないです。若い選手にどんどん経験を積ませて、来年以降に繋げてくれたらそれでいいんです。

・・・・・でも防御率一位と二位のピッチャーがいるのにチームが最下位、では格好がつかないので、
せめて5位は目指してほしいものですが・・・・・。


7月26日(金) かみかくし

ようやく・・・・・ようやく『千と千尋』観ました・・・・・。

あれだけ話題になってた映画だし、かなり長期間に渡って上映されてたから、「いつか見に行こう」
とは思ってたんですけど、なんかタイミングを逃し続けているうちにDVDの発売が決定したという
情報が入ってきて、じゃあそれを待つかということになりまして・・・。
近頃めっきり映画館へ足を運ばなくなりました。

で、千尋DVDといえば例の「赤問題」ですが、店頭のモニターで観たときは確かにかなり赤くて、
「何これ?いま買わずにもうちょっと待ってたら改正版が出るの?」とか思ったんですけど、自宅の
プレイヤーで観てみたらそれほど気にはなりませんでした。
というか、映画館で観てなかったから比較できないだけですけど、まあこれぐらいならいいかな、と。

初めて観た感想はといえば、期待が大きすぎたせいか、想像していたほどにはグッとくるものが
無かったです。
もちろん絵や動きはさすがに凄いと思いましたけど、話自体はわりと淡々としていたというか、
最後にもう一波乱あるかな〜と思ってたらそのまま終わった、という感じで。

とはいえ、観ておいて損はない映画であることは確かですね。
少なくとも、僕にとっては2001年度のアニメでは2番目に素晴らしい作品だと思います。

ちなみに1番は・・・・・内緒です。  というか、バレバレです。


7月 2日(火) ワールドカップ終わりました

いやー、まさかホントに終わるとは思いませんでした、ワールドカップ。

始まったときは「この盛り上がりがあと一ヶ月も続くなんて!」と思ってたのに、いざ終わってみると
一ヶ月なんてあっという間ですね。ブラジルはやっぱり強かった・・・・・。

そのW杯決勝の前に、世界ランク最下位のモントセラトと、下から2番目のブータンとの両国で
最下位決定戦みたいなことをやってましたね。
すいません、僕こういう企画大好きなんですけど。

しかし、場所が悪かった。ブータン国内にモントセラト・イレブンを招いて行われたのはいいけど、
なにぶんヒマラヤ山脈です。海抜2250mです。
かわいそうにモントセラトの選手達は大半が高山病にかかり、息苦しそうにプレーしていました。
おかげで試合は4対0でブータンの圧勝。

うーん、おそるべしヒマラヤ。ひょっとしてホームならイタリアドイツあたりにも勝ってしまうんじゃ
ないでしょうか、ブータン。
でもカーン様なら海抜3000mぐらいの所でも平気でプレーしそうな気もしますが。
こうなるともうゴリラというよりイエティの世界です。

まあそれはさておき、やっぱりサッカーのワールドカップは世界最大のイベントなんだということを
今回あらためて実感しましたね。
昨年、台湾でひっそりと開催されていた野球のワールドカップとは比べ物になりません。

ちなみにその野球版W杯で優勝したのはキューバ。準優勝がアメリカで、3位がホスト国の台湾
日本は4位でした。
サッカーの世界では考えられないような順位です。

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