原発閉塞隅角症・原発閉塞隅角緑内障→救急医療
更新日 2014年5月15日
目が痛い、急に視力が落ちた、頭痛、吐き気→03-5729-0887
G.緑内障のリスク・緊急時
急性緑内障発作は【たかせ眼科緑内障外来】
1.急性緑内障発作時
急性緑内障の症状:頭痛・吐き気・強烈な眼痛・結膜充血・視力低下のあるとき、緑内障急性発作を疑う。
眼圧の正常は瞼の上から眼球を押したのと、鼻の頭から軟骨を押したのが同じくらい。
眼圧が高くなると、眼球が硬く感じられる。
年齢は、中年期以降。60才代に発症しやすい。女性に多いが男性にもくる。
片方の眼であることが多い。
患者様は、頭痛・吐き気が突出して感じられることから、救急車は内科などに搬送することが多く、手遅れになることもある。
眼科専門医が診察すれば診断に迷うことは無い。
緊急処置は、高浸透圧薬の点滴を行うが、心不全や肺うっけつの患者様は申告するのが良い。
サンピロ点眼、眼圧正常化すれば、根本的治療はレーザー虹彩切開、白内障手術など発作の後遺症の強さで、選択する。
2.ステロイド緑内障
全身にステロイドの大量長期投与が行われているときには、眼科受診してステロイド緑内障のチェックを受ける。
アレルギー性結膜炎で症状が強いと、ステロイド点眼薬が処方されることがある。次回受診の時にはDRに直接受診して、ステロイドの副作用を調べてもらう。けっして、お薬だけ処方してくれるように、クリニックに希望すべきではない。患者様が自分で病気を作っていることになる。
3.慢性隅角緑内障、開放隅角緑内障、正常眼圧緑内障は進行が遅く、点眼を中断しても、
すぐには眼痛などの症状や、視力低下、視野狭窄など起こらない。つい、クリニックに行くのが億劫になり治療を中断する人もいる。
視野欠損が強くなり、ものに当たったり、転んだり、自転車が走ってくるのに気がつかずぶつかったり、階段を踏み外したり、暗く感じたり、視界に色がモノトーンに感じられる、などになって、眼科再受診したときには、視野欠損が大きくなり失明の道を歩んでいる。
確実に毎日の点眼治療を行い、定期的に通院することで、何らエピソードが無ければ治療が成功したことになります。
【緑内障改善について】 緑内障解説 緑内障症状・原因・最新検査治療・緊急処置・緑内障検診などなど
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【急性緑内障、緊急処置】頭痛、眼痛、かすみ眼、視力低下、吐き気などが来て耐えられなくなったとき、救急車は脳外科に運ぶことが多い。
はっきりと、「眼が見なくなって、眼が痛い」ことも伝えましょう。どんな脳外科の名医でも急性緑内障発作はもてあます。
特に視力の良かった高齢の女性に多い。男性の2〜3倍の発生頻度。