更新日2010年3月18日

緑内障点眼薬トピクス:緑内障治療用プロスタグランディンス関連薬が勢ぞろいした。レスキュラ、キサラタン、トラバタン、タプロス、ルミガンの緑内障・高眼圧症適応治療薬です。点眼治療時の副作用は結膜充血・眼瞼皮膚色素沈着が患者さまの社会生活を阻害する恐れもあるが、そのほか全身副作用は少ないようです。妊婦に使用は都合が悪い。

 緑内障の治療は眼圧下降点眼薬、内服約、点滴薬などがある。緑内障の治療方法の戦略的選択投与で副作用を減らし、より効果を高める必要がある。

twitter@takasegannka

最近の、眼圧下降点眼薬で、プロスタグランジン(PG)が多く使われるようになった。

これらのPG関連薬は房水流出路に作用して眼圧を下降させる。今後眼圧下降薬の第一選択薬となることが予想される。
副作用は、点眼時 刺激、角膜上皮障害、虹彩色素沈着、睫毛が長く多数になる、嚢胞様黄斑浮腫、ぶどうまく炎、眼瞼皮膚色素沈着など。現在5剤の発売がされている。眼圧治療に寄与してくれることを願っている。
たかせ眼科 東京都目黒区中根1−6−6 都立大学駅1分 03-5729-0887 
診療情報  緑内障の薬物療法 ↓

緑内障の薬物療法



Q&A 患者さんから尋ねられることの、最も多いことは 行って悪いこと、食べて悪いもの、補助食品やサプリメントで眼圧が下がり緑内障が良くなると人に進めっられたが用いてよいかなどです。

答えは、メタボにならない普通の食事、適当な運動、禁煙が良く、コヒーは適当量なら可、アルコール可、で安定した精神状態で過ごしてくださいと回答しています。
精神安定剤、睡眠薬、精神科の薬は眼圧調整との関連で、緑内障薬で眼圧調整が出来て、実際に緑内障が悪化しなければ可能です。

もっとも大切なことは、点眼薬を毎日かかさず使用することと、定期的な通院検査を受けることです。
視神経障害や視野障害の程度と眼圧を解析して健常眼圧に保つことが診察の目的です。

出張やレジャーのさいにも薬の点眼は切らしてはいけません。冷所保存、暗所保存を薬局から指示されても、これに反することは点眼を中断することに比べて影響は少ないのです。




プロスタグランディン関連薬添付書など


レスキュラ後発  レスキュラ
キサラタン
トラバタンズ
タプロス
ルミガン