緑内障4
複合緑内障
開放隅角緑内障に閉塞隅角緑内障を合併した緑内障です。
たまたま、2タイプの緑内障を持つことは確率的にも起こりうることです。また、原発開放隅角緑内障の治療、手術などの合併症として閉塞隅角緑内障は起こりうることです。「たかせ眼科」でレーザー虹彩切開術実施患者の29%に複合緑内障が認められました。
レーザー虹彩切開術後の経過観察は非常に重要なのです。
小児の緑内障
分類 1
発達緑内障、先天緑内障、
全身または眼の先天異常による緑内障、
ブドウ膜炎や外傷、眼内腫瘍などに続発する緑内障
分類2
遺伝子異常によるもの
遺伝子異常のないもの
小児の緑内障は眼科専門医に小児が早い時期に診察を受ける必要が有ります。
出産、小児にかかわる医師、医療関係者の注意が必要です。早期に発見すれば治療の可能性があるものも多いのです。
続発緑内障
眼の手術、外傷などの後に緑内障が残ることがあり、また 眼内腫瘍に続発することがある。
眼の中の繊維柱体部分の炎症、出血、角膜内皮異常、新生血管、ステロイドなどによる房水流出抵抗が強まった結果、眼圧が上昇する緑内障。
治療は眼圧を下降させると共に原因の治療を行う。