【 路 線 図 】
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み ぶ |
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四 条 大 宮 |
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四 条 堀 川 |
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四条西洞院 |
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四 条 烏 丸 |
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四 条 高 倉 |
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四条河原町 |
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四条京阪前 |
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祇 園 |
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東 山 安 井 |
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清 水 道 |
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五 条 坂 |
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馬 町 |
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東 山 七 条 |
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今 熊 野 |
七 条 大 橋 |
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泉 涌 寺 道 |
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塩 小 路 橋 |
東 福 寺 |
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二 ノ 橋 |
東 福 寺 道 |
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三 ノ 橋 |
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月 輪 |
鳥 羽 街 道 |
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本 町 |
十条相深町 |
二十二丁目 |
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稲 荷 大 社 |
稲荷大社前 |
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深 草 |
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警察学校前 |
直 違 橋
八 丁 目 |
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深草綿森町 |
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深草西浦町 |
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聖 母
女 学 院 前 |
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坊 町 |
藤 ノ 森 |
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僧 坊 町 |
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直 違 橋
一 丁 目 |
東 伊 達 町 |
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西 寺 町 |
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藤 ノ 森
神 社 前 |
東 寺 町 |
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教育大学前 |
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藤ノ森神社 |
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16号系統 |
16号入庫系統 |
(1976年6月現在) |
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<備考>
現在の「藤森神社」「藤森神社前」は16号系統が走っていた頃「藤ノ森神社」「藤ノ森神社前」と「ノ」が入っていました。 |
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東山七条
16号系統は昭和20年代の終わりには既に存在しており、当時は43号系統(地下鉄烏丸線開業前は三条京阪〜五条通〜東土川)の様な経路を運行していました。 |
16号系統(初代) 路線図
昭和40年頃、系統番号に6が付く系統は上賀茂神社を起点としていたり、京都市南部の伏見区を経由していたりする系統が多くありました。恐らく6という番号で韻を踏んでいたのだと思います。
6号系統(上賀茂神社〜二ノ橋)、16号系統(上賀茂神社〜藤ノ森神社)、46号系統(上賀茂神社〜国立病院)、56号系統(四条車庫〜桃山南口)、66号系統(上賀茂神社〜西京極)と5系統がそれにあたり、何れも一部同じ経路を運行しています(76号系統は上賀茂神社に行っていましたが、西大路通りを経由している為、6で韻を踏んでいる系統とは違います)。
これらの中でも16号系統は46号系統と殆ど同じ経路を走っており、1日の運行本数も多く(16号系統、46号系統、それぞれ約30本運行)、京都の重要な系統であったと思います。 |
16号系統(二代目)・46号系統・66号系統 路線図
昭和40年代後半に系統の見直しがあり、16号系統、46号系統、66号系統と特によく似た系統は起終点が変更されました。46号系統は祇園〜国立病院間を祇園〜東山二条に、66号系統は西京極〜梅津車庫間を延長(後に上賀茂神社から深泥池に変更)、そして16号系統は46号系統と経路を二分するかたちで上賀茂神社〜みぶ間廃止、藤ノ森神社〜深草西浦町間延長の一方循環と変更されました。 |
16号系統(二代目) 路線図
<参考>当時の時刻表へ
16号系統といえば稲荷・藤ノ森辺りを運行する系統として数多くの市民に利用されていましたが、地下鉄烏丸線南伸時の昭和63年6月10日、20号系統、特20号系統、東7号系統と共に廃止されました。同時にこの時15(16号系統のみ)ものバス停も姿を消しました。
これにより藤ノ森辺りの住民は交通の便が非常に悪くなり、半年後の12月に臨南5号系統(竹田駅西口〜藤森神社)を新設し京都市交通局は住民の声に答えました。
個人的に何故16号系統を当時廃止したのかよく解りませんが、臨南5号系統を新設するぐらいなら廃止せず経路変更(短縮)すれば良かったのにと思います。 |
16号系統(三代目) 路線図
平成13年3月24日、多くの市民に利用されてきたにも関わらず廃止になった16号系統が復活しました。しかし旧16号系統の面影はなく、単に京都市南区を走る系統となってしまいました。
私のよく知っている16号系統は伏見区の細い通りを家ギリギリに走っており、また最後までツーマンカーで走っていた系統でした。思いの強い系統だけに今回復活した16号系統は何か寂しい気がします。しかし復活したからには多くの乗客を乗せていつまでも走り続けてほしいものだと思います。 |
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