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’83.6東京公演Personnel:
Vox - John Lydon
Guitar - Joseph
Guida
Bass - Louie Bernardi
Keyboards - Tom Zvoncheck
Drums - Martin
Atkins
Pil 撮影メモ
1983年6月、初来日公演は当初から話題騒然。セックスピストルズのあのジョンロットンが1978年、ジョンライドンと自分の名を変え、バンド名を「Pil」
と改めた。 LP 「メタルボックス」の重厚な響きは今もって強く心に残る一枚で、重要な位置を占めている。 小さなライブハウスではなく、ショウとしてそれなりの規模を持つ中野サンプラザの舞台は、始まりの切っ掛けを察知した観衆のウォーという歓声と、ステージ奥とその天井部に設置されたギラッとまぶしい太陽を擬した照明を背に、ゆっくりと登場するジョンライドンその人だった。 印象を記すことが出来る事はふたつ。蛍光灯を多数平面設置した照明、その効果は人物に陰が無いことに尽きます。陰影が無い、それは演劇性の否定、ありのままのさらけ出しと私は解釈しています。半端では無い明るさ、カメラマンの立場でこの状況を説明すると次のように言えます。通常のライブ撮影で使用するフィルムの感度がASA800から1600ですが、この撮影に使用したフィルムは、なんとASA64でした。後にも先にもこうした例はありません。モノクロの写真で首の周辺が明るく白くなっていますが、これは、ライブが始まった一曲目までリング状の大きな蛍光管をかぶっていた為です。背景のギラッとした、とんでもない明るさと相まって首と胴が切り離されている様にも見える,そのような効果があった。 もう一つの驚き、彼のお腹が異常に膨らんでいたことです。それは、座布団をお腹に巻いているのかと疑うに充分な出っ張りだったのです、アッケに取られました。単純な疑問はライブが進みボタンがゆるみ「へそ」が見えて、ようやく納得が行きました。冗談ではなく、本物のお腹だと。この時彼は、1956.7生まれだから、30才にも未だ遠い。撮影しながら何だろうという思いがずっとあった。当たり前に考えれば特別なことと言うより、病的な身体と言っても過言では有りません。 そうは言っても、この時期の演奏活動は地元以外に海外公演を含めかなり積極的だったようで、データーに拠ればこの年は43回、その内日本だけで9回ありました。体型の事を含め、どのような心的状況に有ったのか、大いに興味を引かれる事です。 1985年1月の来日に関して、全くと言っていいほど、ステージでの印象が残っていないのが正直な想いです。写真の強さだけが形としてあるのみです。 |
2006.01.19 佐藤ジン 記す |
記憶に残る絶品、当時購入できなかったのが残念!概観はLPサイズの直径で映画のフィルムを入れる蓋付き缶のスタイル。ずっしりとした重みと鈍い光を放つ、まさしくメタルボックスそのもの。右側写真は、未開封の缶の4cm近くある側面にこのテープが貼られていた様子。 |
front & Back Label A/C & B/O UnusedPilLogoTape
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