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10/27

超望遠の活用法?
先月の後半あたり、夜景を求めて広島市以西の地区を徘徊していた5taroだが、 それ以前から何度か撮影に挑戦していながらなかなか思ったように撮れず、いつか 綺麗に撮ろうと思っていた被写体がひとつあった。

厳島神社である。

ここは、なんと言っても世界遺産・しかも、以前から照明デザイナーがライトアップの コーディネイトをしてみたりと話題も多く、実際・潮が満ちて水面に浮かぶ厳島神社は 確かに綺麗である。これを是非とも正面から狙ってみたいのだが・正面から狙ってみたいのだが・・・ 正面は海である。撮れるはずがない・・・(笑)

宮島口JR桟橋より そこで私は考えた。こんな時こそ超望遠がその真価を発揮するのではなかろーかと・・・ 確かに厳島神社の正面は海である。まともに考えて、日中ならいざ知らず、船の上から 撮ったのでは揺れてしまうのでとても長時間露光どころの騒ぎではないし、海に浸かって 撮影なんて言語道断である。(爆)が、対岸からなら撮れるではないか?(不敵な笑み)

これこそ男児の本懐・我がE-10と3倍テレコンがその真価を発揮する絶好のチャンス ではないかっ! ということで一路宮島口へ・・・

しかし・・・やはり海は大きかった。(爆) 420mmごときのレンズでは厳島神社を大写しに するには全然力不足なのである。何カ所か撮影ポイントを探してみて、最も距離の近そうな 場所を探したが、最短でも2km強の距離がある。どーやってみても大きく写らない・・・

が、ここで引き下がっては、デジカメフリークの名がすたる。ここで私はさらに必殺の アイテム・C-1400XLに使用していた1.8倍テレコンの投入である。(爆) これでもって ようやくそれらしい写真が撮れそうであるが・・・ 今度は、ぴ・ピントの山がつかめない・・・(ToT) しかも、三脚が安物だから、ここまでの超望遠でしかも長時間露光では、ぶれているのか? ピンぼけなのか? レンズの解像度不足なのか? さっぱり判らないのである。(笑)

とにかく、絞りを絞ってみたり、高感度/絞り解放にしてシャッター速度を上げたり、 MF/AFを切り替えてみたり・・・ 悪戦苦闘すること30分・・・

かくて、またしても私は厳島神社に敗れたのであった・・・(^_^;



10/19

疾走!・レールスター
本日は・というか、本日も徳山へ出張である。いつも当たり前の様に 出張に出かけている私だが、こうやって日記にしてみると、改めて出張の 多さにただただ感心するやら呆れるやら・・・

ただ、出張で毎度毎度のように新幹線を使っている私だが、意外なほどに 新幹線の写真は撮っていない。以前とは違って、最近は車両のバリエーションも 多く、結構見所が多い新幹線は、密かに狙っている被写体のひとつなのだが、 朝早い出張では撮影している余裕はなく、帰りも疲れていたり、遅かったり するとなかなかそうも行かず・・・つい、また次回撮ればいいやと言うことになって 気がつけば全然撮っていないわけである。(^_^;

700系ひかり レールスター そんな訳で、今日はまだ日没までに時間があり、かつ比較的楽な作業だった おかげで心理的にもゆとりのあった今日は、駅のホームの端まで行って Optio330を取り出す。

ちょうどホームに団体列車が停まっていて、通過列車待ちらしいので、これを 狙ってみようと言う算段である。

で、待つことしばし・・・ 徳山駅に限ったことではないが、直線の多い新幹線は ホームの端に行くと非常に遠くまで見渡すことが出来る。はるか数キロ先から まばゆいヘッドライトを灯して疾駆する列車の姿が見える・・・ 車両のカラーが 白でないから、レールスターか500系のぞみのどちらか? どっちに転んでも 100系とか0系じゃないから、露骨なまでに早いことは間違いない・・・

果たして、お気軽スナップカメラでうまくAFが捉えてくれるか? 連写する ゆとりがあるか? なんて考える間もなくホームめがけて突っ込んできた・・・ まるで滑るかの如く、しかし凄まじく早い・・・駅のホームなので多少は速度を 下げているはずだが、それでも100kmどころの騒ぎではない。文字通り一瞬に して通過してしまった。

で、肝心の結果だが・・・ 通常のスナップ撮影ならストレスなくコンスタントに 速写できるOptioも、遠くでどうにかこうにか1カット撮影するのが精一杯。 近寄ってきて迫力のある絵を撮るのは全く持って不可能に近いことを 実感である。(ToT)

むろん、置きピンでもして、一発勝負なら何回かやっている内に何とか なるとは思うが・・・ 鉄道写真の奥深さを少しだけ感じたのであった。



10/14

たまにはC-1400XLも・・・
今日は、いつも撮影会とかでお世話になっておられる、"錦帯橋の四季"の まつもとこうじさんが2回目の個展を開催されたので、おじゃましてみる 事になった。

前日、少々深酒だったため、めいっぱい寝坊してしまい、まつもとさんを 始め、みなさんを思いっ切り待たせてしまい、恐縮ものであった。(みなさん、 本当にすみませんです。m(_ _)m)しかし、今回は昨年の写真に加え、さらに 新作も発表されており、なんて表現したらいいのか言葉が思い浮かばないが、 やはり、大きく引き伸ばしたプリントの持つ存在感というか、美しさには 息を飲むものがある・・・

それはともかく、その個展の後、まだ日が高かったこともあり、せっかく岩国まで 足を延ばしているのだから・・・と思い、錦帯橋へ寄り道する。
岩国藩鉄砲隊 今回は思うところあって、いつものお散歩用Optio330とは別に、かつての主力機・ 私がこの世界に入るきっかけとなった、C-1400XLを片手に歩いている。これを 手にしてなかったら、私はおそらくHPも作ることはなかったであろうし、こんなに 写真を撮って歩くこともなかっただろうな〜 と、いささか感慨にふけりつつ 橋や公園を散歩する。

それにしても、今にして思えばこのC-1400XL、プラスチックボディのいかにも 安っぽく、心許ない感じといい、ファインダーを覗いたときの素通しに近い 感じとか、今にして思えば、よくこれでいろいろやったものだ・・・と思うが、 実際に撮影して見ると、カタログスペックや外観では判断できない実力を 持っていることを感じた。

単純に画質勝負ならOptio有利の筈だが、レンズの明るさと、グリップ形状の 良さのおかげで夕刻の撮影では、シャッター速度の下限にぶつかるまでの範囲では ぱっと見、綺麗に写るのである。無論、画素数の差があるからプリントで勝負したら、 結果は見え見えだが・・・

それにしても、久しぶりに持ち出したカメラのせいか、少し感傷的な一日であった。


10/12

珍しい徳山出張
先月は鬼の様に日記のネタがあったのに、10月に入ったとたん、これと言って 何もなく、日記のネタがない日々が続いている。(^_^;

さて、本日のタイトル・何故に"珍しい"かと言うと、私の会社のお得意様は 徳山にかなり集中しているので、徳山出張そのものは全然珍しくもなんとも ないのだが、広島からは新幹線を使うと自宅からでもせいぜい1時間程度の場所、 しかも交通費もそれほどかからないため、宿泊/通いどちらでも大差ないので、 私はたいていの場合、通うのが通例なのだが、今回は後輩と一緒に来ている 事もあって、珍しく徳山へ泊まったのであった。
ある。

周南地区コンビナート 今回の出張は、予定通り事が進み、無事に夕方にはその日の業務も完了し、 18時には早くもフリーである。日頃はさっさと帰宅するところだが、今日は宿を 取っているので、寝るまで暇で仕方がない。日頃歩くことがない徳山の街を ぶらぶらしてみる。今回のターゲットはWeb繋がりの皆様から教わった中古カメラ屋さんを 見つける事!!

が、これがまた私もてきとーにしか場所を聞いていなかったので、果たしてどこに あるか確信がない。まぁ、暇なんだから少々迷ってもいいか・・・なんて思いつつ しばらく歩いていたら、ありましたありました♪

早速中に入って見てみると、なんかジャンクとも何とも付かないカメラの山・・・ パソコンならある程度中古品の鑑定眼がある私だが、ことがカメラとなると、 まだまだそこまで精通していない。おっかなびっくりいろいろと物色して 見たが、結局今回は見送りとなった。

この手の中古カメラからお宝を発見出来るようになったら、さぞ楽しかろうが、 そこまで極めようと思ったら、かなり道は険しそうである。(笑)



10/07

時代は移り変わっていくもの・・・
実はこの日の日記は、↑の10/12より後で書かれたものである。 本当は10/07分の日記は書きたくても既にClose-upやGalleryにいろいろコメント を書いているので、あまり書くことが無かった為なのだが、しかし、今日の 日記を書いておかないと、残しておきたい写真を置いておく場所が無いことに 気がつき、強引に書くことにしたのである。(爆)

それはさておき、私がこのサイトを立ち上げてから、既に1年以上が経過したのだが、 その間にかなりの数の撮影会に参加したり、自ら行って来た。何故かというと、 私のWebに対する考え方として、Webはあくまで人と人のコミュニケーションの 一手段である。と位置づけているので、出来る限り人と直接接する事を理想と 考えているから・・・というものがある。(と、声を高らかにいうほどのものでもないが・・・)

で、この日は備北丘陵公園で秋桜の夜間ライトアップと秋の花火大会であった。 ちょうど昨年のこの時期・私のサイトで初めて開かれた撮影会のお題がこの 花火大会であったのだが、悲しいかな企画だけ打ち上げておきながら、肝心の 主催者である私は出張が入って参加出来なかったという、ちと悲しい想い出がある イベントである。

秋桜 そんな訳で今回は雪辱戦・ちょうど秋桜を撮りたいという思いもあって、 私にしては珍しく早めに行動を起こした。ライトアップと花火メインのイベント なのだから、別に日中から現地入りする必要など無いはずなのだが、日中の 秋桜・日没時の秋桜も撮影したかったことから、昼一から移動を始めたのである。

この時、参加していないとはいえ、昨年の花火大会の事を知っている私は、よもや このイベントで大渋滞が発生するなどとは夢にも思っていなかったのである。

しかし、高速道路のランプに表示されている道路情報を見ると・・・"庄原IC 1km渋滞" ・・・絶句 そ・そんなはずでは・・・

仕方ないので、ひとつ手前のICで降りて、裏道を使って行ってみたのだが、これまた 渋滞・・・結局到着は17:30を過ぎ、悲しいかな青空に映える秋桜を撮影という野望は 見事にうち砕かれたのであった。

しかし、公園内に入ってしまえばそこそこ落ち着いて撮影が出来る状態だったので、 E-10とテレコンを抱えて撮影を始める。最初、新しく導入した小型三脚で 撮影していたのだが、結構秋桜は背が高いので、高さの稼げない小型三脚では どうもよろしくない。途中で中型三脚に変えて撮影すると、今度は安物三脚の 泣き所出来が悪くてシャッターを手で押すと、420mmほどのレンズだとぶれる。 仕方ないのでレリーズをつけて撮影する頃にはまわりが暗くなって、空の藍色が 黒に変わっていたり・・・ 段取りの悪さのために逃したシャッターチャンスが 多かったのは痛い・・・

あと、420mmでの撮影は基本的にマニュアルフォーカスを使用したのだが、 これがなかなか大変で、視度調整をしている筈なのだが、乱視の入った私の 目には像が2重に見えたりしてきっちりピントが来ているのかよくわからない・・・

それに、思った以上によく揺れる秋桜を低速シャッターで捕まえるのは一苦労で ある。どんどん貯まるボツ写真の山(笑)

なにはともあれ、もう少し超望遠でのマニュアルフォーカスの練習を積む必要が ありそうである。





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