「駒」2003年度版 Ver2003.0



略語について。
GK : ゴールキーパー
DF : ディフェンダー/ CB : センターバック/ SB : サイドバック/ Lib : リベロ
MF : ミッドフィルダー/ DH : ディフエンシブハーフ/ OH : オフェンシブハーフ
FW : フォワード/ CF : センターフォワード

GK

1. 大神 友明  38試合出場

今年、Avispaの失点数はJ2でワースト3と言う成績。しかし大神がいなかったら間違いなく「ダントツの最下位」であったのは誰もが否定しないことであろう。敵サポから「Avispaって守備がひでぇよな。でもあのキーパー凄くねぇか!」っていう会話を聞いたことも多数・・・。至近距離の防御もかなり防いだし、殆どのシュートを正面で抑えるポジショニングのよさは他のGK(特に塚本…。)は学ぶべき点が多いと思うゾ!!ただ、素晴らしいGKとしての自分のプレーに集中しすぎて、DFへの指示(マーク確認なんかの作業)を忘れてるんじゃないかと思うこともしばしば。GKは最後の砦ですからGKの仕事だけでなくディフェンス統括も仕事なんですし、年齢的にもちゃんと指示出したりすれば・・・。また、キックで1試合に1回程度「ヒヤヒヤ」する誤作動はどうにかならんか・・・。ソレが失点に結びつかないのだから、コレも実力のうちか??? (困った実力だ…。)それにしてもこのザルDF陣をもってしてもレッドが1回というのも立派だろう。今off当初にJ1移籍の噂が流れるのも不思議はない働き。そりゃそうだ・・・。ただ、昨春に危惧していたケガがおこってしまった・・・。早い治癒を望む。 そして今期も頼む!


12. 塚本 秀樹  7試合出場(途中出場1)

まぁ、彼については完全に大神にポジションを奪われた、というか「正SubGK」が定着したと言うべきか・・・? やはり昨年も稀に神がかり的セーブをするが、やはり中途半端なポジショニングがみられた。また、途中出場時の準備不足は相変わらず・・・。 ったく降格試合の教訓が生かされてない。 コレには呆れる限り。もっと集中して試合に臨んでほしい。 もともと素質はソレナリのはあると思うのでこの問題をクリアしてほしい。もっとも、いつまでも正SubGKのつもりは本人にはないだろうからあとはそのへんの自覚の問題か?ただ、いい若手が加入すれば今度こそ球団職員の道に向かいそうだから心配だ。


16. 水谷 雄一  C大阪より復帰

いや〜、昨年加入も即レンタル放出。
で、今年復帰だから彼の存在を忘れてるAvispaサポーターは多いのではなかろうか? (ちなみにサイトスタッフ全員、忘れてた・・・。)結局、C大阪でも出番なく返品。 返品されたのはいいが鏑木解雇を差し引いてもGK5人制のAvispa。今年もレンタル要員か?清商OBのオーラは全くなく、存在も薄い。なぜか人員削減が進んでいないポジションGK。資金的にもないチーム状態なのに・・・。 ある意味、彼の動向が注目だ。


30. 神山 竜一    立正大学淞南高より入団

御本尊HPによると『ハイボールに強く、至近距離からのシュートに対し、反応も速い。キックの精度が高く、チャンスも作れる。所属チーム及び国体選抜で主将を務め、リーダーシップがある。』 と、ある。しかし、正直所属高校、っていうか島根の高校サッカーレベルがどうなのか、すらわからないから評価をしかねる。一説には「中国・四国の高校では最高レベルGK」というらしいがここのところ中国・四国の高校は奮っていない成績。じっくり育てていくのか、それとも即戦力と考えてるのかは定かではないが(GKというポジションから育成だろうが・・・。)第2の田草川にはならないで欲しい。ちなみに選手権ではそこそこ良いセーブをしていたみたいだが、あえなく話題の地球環境に3失点、島根の一回戦突破は彼をもってしても駄目だった・・・。


DF


2.  立石 飛鳥  7試合出場 U-19代表

現Avispaでは唯一の日の丸選手。しかし出番は・・・。そしてその出番はAvispaにおいても少なかった。 大半は途中出場であるし、セージを押しのけることすらできなかったのは彼の実力なのか、それとも「若手育成下手」のチーム状況によるものなのか?正直「なんで代表入り?」と思うのだが高卒ルーキーに多くを求めるのは過酷であるし彼なりに思うことがあるのだろうから今期に注目していくのもいいだろう。ただ現状維持では困る選手の一人であるのは間違いない。 それはこの背番号にも現れている。

3. セルジオ =SERGIO RICARDO DE JESUS VERTELLO=  アルビレックス新潟より入団

新潟の守備を四年間支えてきた、まさに「壁」。 身体能力が素晴らしい外国人CB。なぜ反町は契約継続をしなかったのか?福岡としてはいきなり連携が取れない心配を解消したつもりだろうか。れにJ2を知っているだろうし日本での生活にも問題はないだろうから、かなりの計算は可能な外国人と評して問題ないだろう。またセットプレーにも期待大。 (J2では2番目にすごいCBだと思う。 ちなみに1番は湘南のパラシオス・・・。)ちなみに昨期新潟での成績は39試合6得点、黄紙7&赤紙1。 


4.  川島 眞也  14試合出場(昨期29節、広島よりレンタル加入)  サンフレッチェ広島より移籍

188aという長身CB。献身的なカバーリングとポジショニングが素晴らしい印象がある。彼を簡単に獲得できたのはAvispaにとって有益であっただろう。 いわゆる中村・広島人事の第1弾だった。確かにあの頃のCBは「悲惨」を通り越して、「哀れ」とも言えるものだったからさすがはスカウト出身の人事。年齢的にも充実期だから期待してしまう。ただ、「日本人と組むより外国人と組んだ方がコンビネーションが取れているように観える」という観方もあるが、逆に言えば彼と組んだ日本人CBって・・・、アイツかよ。 そりゃ、誰が組んでも!!! 今年はセルジオ−川島でCBを構成するとなればそれなりに大崩はないと思われるが、マンプレーの弱点はどうにかならんかな???


5. 千代反田 充  筑波大より入団(ヒガシOB)

チヨタンダ ミツル。 単語登録しとかなきゃ・・・。 さて、新卒大物の中の一人を無事獲得。昨夏に雁ノ巣で練習参加してるのを見かけたが、他にも名古屋の練習にも参加していたらしい。ウチにきたのは郷土愛なのか、それとも他からオファーがなかったのかはわからないが・・・。ヒガシ時代はいわゆる黄金期メンバーで宮原と同期。新卒でレギュラーナンバーだから期待の大きさが伺える。あ、選手権連覇時(大会優秀選手)も5番でしたっけ。じっくり育てていくのか、それとも即戦力と考えてるのかは定かではないが第2の河口にはならないで欲しい。ちなみに大学サッカーはほとんど見ていないためプレーについては述べれないが、ず〜と昔のヒガシ時代の記憶を辿ると、、、金古とのDF連携はよかったように思える。特に1対1が上手かった記憶があるが、筑波4年間の成長分をAvispaで観させてもらおう。そして、いつセルジオ−川島に割って入るか楽しみにしてまっせ!


21. 藏田 茂樹  27試合出場

ベテランを中心に大量解雇のなか、なぜか彼は斬られなかった。 少なくとも彼がDF陣では真っ先に斬られても不思議はない働き。ここまで、プレーになんら伝わってこない選手はめずらしい。プレースタイルは「激しいプレー」と聞いていたが寒いミスの連続を見せ付けられ、プレースタイルは「激しいミス」の方が正しい。ポジションが悪いからファールも多いし、全てがずさん。昨offにほとんどの選手が解雇されなかったC大阪の中、解雇されたのも理解できる。なぜ、未だに解雇されないのか理解しがたい。なにかウラがあるのだろうか?今年、彼のプレーで不快感を味わうのは御勘弁いただきたい。もっともあのレベルの彼を押しおけるのは容易なはずだから他の選手に奮起を求める。
 

23. 宮本 亨  5試合出場

今年数試合出場するもポジショニングの悪さから多くのピンチを招く。 ロングフィードもずさんで解雇者に含まれていても不思議はない働きであった。しかし中村前監督は好んで起用していた選手だったからか首はまぬがれたのか?彼にとって、この1年間に、そして今Offにどれだけ学んだことを生かせるか、真価を試される最後の年であろう。


26. 増川 隆洋  大阪商業大より入団

「大学より入団」ではあるが新卒ではない。 サッカー浪人とでも言うべきか?(大学経由のプレーヤーって経歴が結構ゴチャゴチャしてるしなぁ〜。 大学浪人に留年とか・・・。 新潟の反町監督なんて・・・。)琴丘高時代は播戸と同級生だった。昨年8月からウチに練習生として参加していた。経歴には2000年関西学生選抜だそうだ。御本尊HPによると『恵まれた体格と優れた身体能力をもち、ボールタッチも柔らかい。高校、大学で様々なポジションを経験しており、器用さも兼ね備える。』とある。 調べてみると確かにDF登録であるがかなりのゴール数を決めている。攻撃型リベロなんでしょうか? それとも「逆ベンチーニョ型」なのか??? いかんせんプレーによる情報が少ないので・・・。


28. 小川 久範  AvispaU-18より昇格

Avispa歴で述べると首藤、シノに次いで長い7年目。 中1でAvispaユース入団だから純粋なアビっこである。経歴だがU-15、16、17の日の丸選手。 特に17では世界選手権出場だから期待してしまう。プレースタイルは昨夏に雁ノ巣でサテに混じった混合チームではCBでナカナカのカバーリングをしていたから当面はサテで千代反田と組むのかな?「1年目は慣れるだけという考え方ではプロでは通用しない。開幕からピッチに立てるよう準備する」というコメントから見れるようにかなり強気の性格。はやくTopチームに来れることを祈ります。 ただ、ボランチへのコンバートも面白いアイディアと思うのは私だけ???


こう考えるとウチのCBの若手陣の競争は凄いなぁ〜。)


32.平島 崇  ほとぼりがさめて、再契約?(01シーズン中途解雇)




33.加藤 寿一  8試合出場

気が付くと4年目。 あまりTopでの活躍の記憶はない。 どう評価していいか解りかねる選手の一人。 ただ秋以降はサボよりも集中していて、川島よりも1対1が強くて、飯島よりも攻撃参加できて、チョメより集中できてる選手だった感があるが今年は通年、憶に残る選手になって欲しい。 ちなみに背番号は当初13番発表。 ケガ番号を嫌っての33への変更か??? ベソも来たことだし・・・。

MF

6. 篠田 善之  43試合出場

昨期チーム最多の出場数。ちなみに-1は累積でのもの。で、チーム在籍も最多。Avispaではレアな生え抜きである。今offは今までとはちがい「解雇されなかったことが妥当」という評価を8Off目ににして初めて勝ち取った。特に序盤の確変ぶりは凄かった。と、いうよりイナモト的ボランチへの変貌。そして欲が出たのか、訳のわからんシュートを連発すると確変終了。そして今井マジックで徐々に劣化・・・。ちなみに相方のタケヲを劣化ぶりはもっと酷かったが・・・。彼の特徴はずさんなトラップ、ヘタレなパス、笑えるシュートの3拍子揃ってる。しかし、大きなケガが少ないというスポーツマンとしての重要な耐性を持つ点は評価したい。 あと、ストーカー的プレイも観ていると面白い!昨期から導き出される結論としてはJ1では駄目、J2では通用するレベル、ってコトか??? ん、優作(新潟)と一緒? お互い、今年その結論が???


7. 宮崎 光平  27試合出場

今井監督解雇で望月−大熊体制になるや否や左SBとして華々しくデビュー。派手さはないが若者とは思えない堅実かつ丁寧なプレーが観られ、地味ながら着実に結果は残している。 「若手育成」を謳っていた今井元監督がなぜ彼を登用しなかったのか、疑問である。 そして中村体制では左SHに。 ただそのときのSBはセージだったので彼のポジショニングミスも彼がカバーしなければならないため攻撃に精彩を欠いた時期があったが、まぁ仕方ないか・・・。163a60`と身長が低いながらもカラダは出来ている。 そのせいかハイボールにも堂々と競り合う。そしてカラダが出来ているためキチンと体を入れればボールを奪うことも数回あった。 身長も重要な要素だが体を入れるタイミングと場所はかなりのモノがあると思う。(ね、優作さん!) でも、なんで広島が放出したんでしょうか? 中村さん? 今期はSHか、SBか、それともボランチか? まぁ、サイド系の飛び道具として使うのがイイと思うのだが・・・。 今期の課題はクロスの精度かな? 


8. 原田 武男  22試合出場

Avispaに在籍してたフリエの残党はついに彼ヒトリになってしまった。パスサッカーの流れを作るべく中盤の底で構え、ミドルパスなどの武器を存分に生かし時にはミドルシュートでゴールを狙う…、という様な青写真を描いていた人もいただろうが今井時代のの戦犯の一人(それともコイツも今井被害者の会の一員か?)。ポジショニング悪し=五人目のディフェンダーの様なポジション。 相手が来ても当たりに行かないし中盤のバランスを崩しまくりパスの精度悪し=大事なところでのプレゼントボールが多く、サイドチェンジなんかやったことあったっけ? プレースキックは弾道が低すぎて誰も合わせられない…と見事に三拍子揃う出来。 しかし、シーズン終盤の、いわゆる追試的起用ではかなりのボランチとしての才能を発揮。 今井時代のタケヲはどこへやら、無謀なアガリをする相方シノのポジションを上手にカバーする。 シノとの相性はいいみたいだし、パワープレーの時、彼だったらワンボランチを任せられそうだ。 ただ、彼は今期のレギュラーは指定席ではない。 いかにして勝ち取るか、彼もまた真価の1年であろう。


10.  宮原 裕司  14試合出場 (ヒガシOB、昨期16節から練習生より昇格)

ヒガシ→名古屋に鳴り物入りで入団。 しかし結果はズタボロ・・・。 名古屋では望平岩解雇周辺の2、3試合の出場のみ、その時のテレビ中継の試合は火山噴火かなんかで吹っ飛ぶ運の悪さを兼ね揃える。 結局ピクシー、岡山、滝沢ら先輩らの壁を越えられず赤鯱軍団から追放。福岡に練習生としてやってくるもバキッと骨折。ここでも運の悪さを発揮。治ったら即ハイエナの如く獲得、というのが獲得の経緯。 セージ先輩に誘われたのか昨春から練習生として雁ノ巣に参加。ウチに拾われた感は否めない。初の挫折か?ヒガシ時代はいわゆる黄金期メンバーで千代反田と同期。 またも昨期中途加入者に10番を与えてしまったAvispa球団。ま、エースナンバーだから期待の大きさが伺える。あ、選手権連覇時(大会優秀選手)も10番でしたっけ。Avispaでは徐々にパスセンスの良さを披露するもシュートはことごとくサイドに外れるも天杯@駒場でJ初ゴール。 J2ではJ1ほどのハードなコンタクトプレーはないが、いかんせんカラダが細い点が気になる。 この問題を解決しなければ44試合は乗り越えれないと思う。 今年こそ、10番が10番の責任を遂行してくれることを願ってやまない。


11. 久永 辰徳  横浜FMより復帰 (20試合出場)

昨期オフ、フロントとの喧嘩別れの感が否めない出て行き方。 正直、ハライと同レベルに「帰ってこない臭プンプン」であった。横浜から2003シーズンの話はなかったのだろうか? あの強豪チームでベンチはしっかりキープしていたのはある意味評価できる。昨期はサイドだけでなく中央もこなし幅が広がったがクロスの精度とシュートに躊躇する姿は相変わらず・・・。しかし横浜で成長したのは明白。 現有のサイド候補生の中ではNo.1であるのは明白。 ただJ2での経験はないから1年前の大多数のウチの選手のように戸惑いを持つのか? その点は不安。 ま、でもちゃんと帰ってきてくれただけでそれなりのプラス評価はしてもいいのでは???


14. 古賀 誠史  17試合出場(ヒガシOB)

ヒガシ→横浜Mに鳴り物入りで入団。 しかし結果はズタボロ・・・。昨年3月は6試合でFKからの1得点のみ・・・。 流れから取って欲しいが・・・。 そして謎なのがCK。よーく観察するとほとんどがグランダー・・・。 もしかして??? 更に、キープ力は無いし、突破力もない。 そんなんだから外側にドリブルするだけ・・・。 で、左足からしか精度あるシュートやセンターリングを出せないから、相手DFには守りやすい選手なのかもしれない。一時は「日本製ロベカル」 って騒がれていたがその輝きは何処に…。 そして出番を失う。 中村監督時代の、いわゆる追試起用で左SBをやってみる。 しかし冴えない。 ここまで駄目だと残るポジションはボランチが、それともGKか??? 結局横浜FM解雇のよりウチに拾われた感は否めない。 監督が変わった今、彼はナニを思い、どんな決意でこの年を過ごすのだろうか? ヒガシ先輩のメンツもあるだろうが彼に突きつけられた現実は厳しい。


15. 山田 祥史  9試合出場

ユース出身の彼も3年目の昨シーズンにJデビュー。しっかしインパクトがなかった。ネタがないから、こう書くか・・・。「真価を試される最後の年であろう。」


17. 大塚 和征  16試合

今井監督解雇で望月−大熊体制になるや否や第22節川崎線で右SHとして途中交代デビュー。 「若手育成」を謳っていた今井元監督がなぜ彼を登用しなかったのか、疑問である。 なんともすばしっこい動きと小さなドリブルで右サイドを駆け上がる。 守備もナカナカ上手に見えるがマークの受け渡しには多少釣られている感は否めないが攻撃的選手だし若手にソレを求めるのは酷か・・・。 ただ、どうも左足は使えない疑惑が!!! 今期はドリブルで切り込んでシュートを決める、これが課題だろう。 163a、55`と身長が低く、カラダも細い。 そのためハイボールには光平と違い、彼は競らない。 ただ、諦めるかというと(締めるかというと?)そうではなく相手のトラップしたボールを掻っ攫ったり、と一応は考えたプレーをしてる。 が、とにかくカラダを作れ。 それがプレー的にもカラダ敵にも成長する糧になると思うが・・・。今年はヒサと争うから昨年以上に厳しいだろうが、いい意味で一皮剥けるためにもいい試練の年だと思う。


20. 米田 兼一郎  6試合出場

さぁ、メタ君。 今期にリーグ戦デビューを果たす。 駒不足のボランチと思っていたら鹿児島城西高の選手権時代の10番、ってことはボランチじゃなかったのか? 確かに数試合は左OHでの仕事を観たが正直、上がりが足りないし、チャレンジングに欠ける気がするが、試合慣れすれば面白い存在かもしれない、と思ってたらとたんに出番がなくなってしまった。 カリオなき今年、いい加減育ってくれなきゃ困るボランチ候補生である。 育たなかったら厳しい現実が彼の肩を・・・。


22.  二宮 一拓  出場ナシ

2001シーズン入団の3年目で2年間、リーグ戦トップ出場なし。 左OHのようだがウチでは珍しい「タレント揃いのポジション」だけに出番はあるか? 02シーズンは「1年目は斬らない」って方針だったので命拾いした感は否めない。 なんせ、新人を10人一気に解雇した経験があるチームですしね。 芽が出るコトを期待する。 趣味→スパイク磨き(自分のだけ)…。そのうちホペイロの穴埋め人員にならないように頑張れ。しっかし、今Offに首を切られなかった理由がわからない。


25.  岩本 昌樹  出場ナシ

実はですね、昨年度の「駒」はシーズン開幕版(公開済)とW杯中断期版(部分公開)の2つがあるんですが、彼の存在を完全に忘れていただけに記載は全くナシ・・・。 みなさんは気付いてましたか? で、去年もゼロ出場で影がなかった。 ただ、ユース代表候補なんですね、彼は。で、あまりにネタがないからご本尊HPの表現を参考にしてみますと『ボールコントロールの技術の精度が高く、スルーパスを得意とする。』なら指令塔なのか??? 今年、Topデビューできるか? 


27.  沖本 尚之  サンフレッチェ広島FCユースより入団(広島県立吉田高校)

さ、恒例のご本尊から引用。 『展開力と状況判断に優れ、広い視野と高い技術をベースに、精度の高い長短のパスでゲームメークができる。』とのこと。 MFだろうがMFのドコなんでしょうか? しっかしヨソ様のユースから略奪とは・・・。 これも中村さんの人脈なんでしょう。 色々と調べてみたら得点はとるわ、アシストもするわ、でどんなMFかますますわからない・・・。 ただ、かなり有力なレベルのユース生だったみたいですね。 略奪みたいですが・・・。 コイツも指令塔タイプか、ボランチか? どっちにしても若手がいないポジションだから育ってくれ。


31.  首藤 啓佑  AvispaU-18より昇格(九産大附九州高校)

しつこくご本尊から引用。 『スピードとテクニックのあるサイドアタッカー。豊富な運動量で、サイドから精度の高いクロスを出す。 小学校5年生からアビスパ福岡の下部組織で育った生え抜き選手。』ってことは在籍9年目か? なのに小川君より扱いが小さいのはなぜなんだ? でもポジション的には一番豊富なサイド系ですか。 でもユースから昇格が増えてきたのはうれしい限りですね。 これからどんどんプロとして揉まれていくわけですが今年はサテメンバーとして色々と学んでいくのでしょうが柔軟性を持ったプレイヤーに成長してくださいませ。 


FW

9. アレックス =ALEX ANTONIO DE MELO SANTOS=  クルゼイロECからレンタル加入(昨期、川崎で20試合出場)

川崎では昨期C契約、20節からの中途加入ながらもリーグ20試合1得点、天杯3試合2得点とそれなりの活躍をしている。なみに背番号は4番。そう、あの丸子のアト釜・・・。ただ、おそらくMF登録だろうが「背番号4なのにFWか、コイツは?」ってプレーをしていた。運動量が豊富、いわば無尽蔵のスタミナ。局面でのワンツーやダイレクトパスなどの、テンポを要求されるプレーがうまい。川崎で実力を証明済みで日本には慣れている事からある程度の計算できるか??? 1.25列目でのプレーか???


13. ベンチーニョ =ANTONIO BENTO DOS SANTOS "BENTINHO"= 柏レイソルよりレンタル加入(昨期、川崎で36試合出場)

昨年の川崎での成績のお浚いから・・・。 36試合16点、5黄紙。 と、キッチリ仕事してる選手。 プレー自体は、どう書きましょうか? どうやら「ボールくれくれ病」みたいでボールもらうためならリベロみたいなポジショニングするし、ロングフィードみたいなシュートしたり・・・。 使い方次第では大きなポストプレーヤーにもストライカーにもなる。 FKキッカーもできる。 逆に使用方法を間違えるとリベロやボランチをやり出す・・・。 ま、よく言えば積極性あふれた選手。 悪く言えば、昨年の盧のように自陣の中盤をバランス悪い方向にかき乱す、か・・・。ただ年齢的にも下り坂。 おそらくアレンと比較されるだろうがクローゼタイプのアレンと彼では比較対照があまりに違いすぎる!!! ま、でもガイジンをブラジルで構成したかったのとアレックスをうまく活かすためなのか? (それともベソを活かすためアレックス???) ちなみに柏はウチに選手をレンタルしてる余裕はあんのか? ヨソ様ながら心配してしまう。 ま、来期に関東J2が増えるのは歓迎だが・・・。 

(ん? 川崎に湘南が昇格しそうな???)


18. 江口 倫司  30試合出場

昨年のウチのエースストライカー。(ま、アレンのほうが試合数当たりの得点は多いが・・・。) 相変わらず、クロスにあわせるのは上手い。 特に昨年はサイドからのクロスが多い戦術だったせいもあるが、全体的にはいい働きをしたと言えよう。 またカード破産の心配がないのはありがたい。今年はベソとのコンビだろうから苦労することは多そうだが・・・。今年の課題は秋にゴール欠乏小にならないことですね。あと、3試合で1点、ってのは効率が悪い。 目標どおり背番号の数だけゴールしてくれ。


19. 林 祐征  10試合出場

降格の時、重苦しい空気の中入団を発表した林クン。 昨年は夏まで黙々と基礎作りをしていた姿が印象的。 だからこそ秋に彼がピッチに立ったとき、「無名選手にしてはナカナカ」という動きであったのだろう。 プレースタイルでいえば高原みたいなカンジだが、彼には試合慣れが必要だろう。 試合ごとに確実に成長をしている。 確かに問題点も多いが高卒2年目。昨年のようなキモチでは困る。 今年、彼には出番はあるだろうができることならたくさん、試合に出て経験を積んでほしいヒトリである。 若いし伸び代がどれだけあるか楽しみである。


24. 太田 恵介  4試合出場

清商→福大→Avispa入りの長身系の彼。 最近のAvispaFWでは珍しい電柱系である。「ロペスに弟子入り志願」だと昔に報じられたがナニを学んだのだろうか? 今年、その成果を披露してほしい。 背が高いだけではなんのウリにはならないのだから・・・。 彼は今期のレギュラーは指定席ではない。 昨年の働きでは林の方が上だろう。 いかにして勝ち取るか、彼もまた真価の1年であろう。


29. 福嶋 洋  8試合出場

昨期、開幕デビューも虚しく以後、小出しに使われる始末。 怪我もあったが力的にも他の選手に見劣りしたのは事実。中途半端なプレーも多くFWのくせに前線でシュートをためらったりと積極性に欠ける。 ウリの思い切りの良さはドコへやら・・・。彼は今期のレギュラーは指定席ではない。 昨年の働きでは林の方が上だろう。 いかにして勝ち取るか、彼もまた真価の1年であろう。 まずはフル出場か? に、してもライバルは多い

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