ハミルトン・ケーリーの定理:6月23日
今日は23日だ。兄さんの日だ。
嘘です。数学でハミルトン・ケーリーの定理というのを習った。
ハミルトンさんとケーリーさんという二人の数学者が発見した定理だそうな。
実習生の先生が、ハミルトンさんの方が年上だからハミルトンさんを先に言うらしいと教えてくれた。
絶対この先生数学マニアだ。さて、早速実戦である。
先生が黒板に問題文を書きつける。問:次の問題をハミルトン・ケーリーを使って解きなさい。
ちょっと待て。
ハミルトン・ケーリーの定理を使って解けなら分かる。
それはあの訳のわからない公式を用いて問題を解けという事だ。しかし、ハミルトン・ケーリーを使って解けとはどういう事だ。
変な数学者のオヤジ二人を、
強制労働で酷使しながら解けという事か。
もしかしたら婆かも知れん。
知覚過敏:6月14日
3日前、突如そいつはやってきた。
それはまさに地獄であった。それまで俺は歯についてはかなり平和であった。
虫歯が1つか2つはあったが、痛む前に発見され、治療されていた。
そんなある日、いつも通り普通に牛乳を飲んだら、うぎゃ〜〜〜〜〜!
である。
激痛が脳天までクワ〜ッと来たんである。
さながら歯の神経をゴリッとやられたような痛み。最初は虫歯だと思った。
最近歯磨きいい加減にしてたし…。
人に見てもらう。「…なんも無いよ?」
黒い物は何も見えないというのである。
じゃあ、俺の口の中に生息してるのはなんなんですか。早速歯医者に行く。
…診断…歯医者「知覚過敏ですね〜。」
…テレビでよく聞くあれか?
ま、何でも良いから早く治してくれ。歯医者「これは治療法無いんですよ〜。」
歯医者「これから夏で冷たい者がいちいち染みると思いますが…。」
分かってるならどうにかしてくれ。
現在、暖めた物以外飲めない。
俺の夏は生暖かい飲み物と共に終わるらしい。
さーてーわん:6月1日
さて、さーてーわんの話である。
正確な発音はサーティーワンである。昨日はさーてーわんのアイスが31%引きになる日であった。
31日に31(さーてーわん)のアイスが31%引き。
なんて素晴らしいギャグであろうか。
親父ギャグ好きの俺はこういうの大好きである。だから、俺は31日のある月のこの日には毎回アイスを買っている。
帰り道、このギャグを体感するためにわざわざ遠回りして寄っていく。
…。
その日しか買えないんだろって言うな。
美味しい分高いんだ。もちろん、昨日も例によって例の如くアイスを食べに行った。
悩みに悩んだ末、キャラメルリボンを注文する。
バニラアイスの所々にキャラメルソースがある感じのアイスであった。
このキャラメルの所が美味い。
俺は美味しいものは最後に残しておくタチなので、キャラメルの多い所を残しつつ食べていった。
その様子はさながら虫食いである。
真ん中辺りに少し固まっていたので、端から食べていった。
ま、結果としてバランスが悪くなる。
…勘の良い人は分かったかもしれない。
落とした。
コーンだけ残して上部だけ落下していった…。泣ける。
小虫:5月28日
小虫が混むし。
そろそろ田植えの季節である。
事実、今日は我が家の田植えの日であった。
…俺は手伝わなかったけど。
親不孝とか言うな。
学校から帰ったら既に終わってたんだ。この季節が何を意味するかと言えば。
カエルの大合唱と小虫の大発生が始まる、という事である。
特にウザいのが小虫である。今朝、俺は健康的に自転車のペダルをガンガンこいでいた。
遅刻しそうだったから、とかそういう憶測はするな。
鼻呼吸だけでは足りず、無意識に口が開いていたらしい。
小虫が口の中にダイビングしてきやがった。
死にたいのかてめぇは。懸命に吐き出す。
吐き出すまでの時間は短かったのだが、
舌を使ったのがまずかったらしい。
口内に広がってゆく辛味。
小虫の味を実体験してしまった瞬間。ピり辛でした。
赤い:5月23日
赤い靴〜吐ぁいてた〜女の子ぉ〜。
今日、喉が渇いたので冷蔵庫を開けてみると、
真っ赤っ赤。
目が充血したかと思う程の赤さであった。
一瞬うろたえた後、犯人が判明する。
メグミルクであった。
例の不祥事牛乳会社を合併した奴である。その後の俺と母の会話。
俺「…ねぇ、これ赤過ぎ。」
母「あぁ、安かったから買ってきてみた。
うちの家族きっと胃袋丈夫にできてるから平気でしょ。」何を根拠にそんな事自身ありげに言うんですか、我が母。
という顔をしてたら、以心伝心で通じたらしい。
母「だって、いつも賞味期限切れの物与えて慣らしてるし。」
えらい余計なお世話です。
心霊現象:5月17日
背後霊:後ろに幽霊が引っ付いてる事。
背後礼:後方に向かって礼をする事。さて、俺は現在、家にいる時はMDコンポで、登下校中はカセットウォークマンで音楽を聴いている。
だが、MDからカセットへ録音する事ができないので、カセットに飽きると人に録音を頼まねばならない。
非常に面倒であった。そしたら今日、部屋の掃除中に、昔使っていた録音機能付きラジカセを発見した。
それを見た瞬間、ひらめいた。
MDコンポとこいつを向かい合わせて、カセットへの録音ができるのではなかろうか、と。
音質が極端に低下するけど。という訳で、早速実行。
………録音中………録音終了。
聴いてみる。
ラジカセスイッチオン。ポチッ。
…。すっげぇ気持ち悪い声が聞こえてきた。
かすかに…、小さい音で…、かすれたりしつつ…。
…良く聞いたら、
自分の声だった。
どうも、無意識に歌ってた声まで録音されたらしい。それにしても怖かった…。
母の日:5月11日
ここで一句。
母の日も 1タイプミスで 鼻の日に
花より鼻が先に出る我がパソコンて一体。今日は母の日であった。
土日は大抵家でぼ〜っとしている俺が、今日に限って用があるため外出した。
その帰り、俺以外の友達全員が母にプレゼントを買うという。
やっぱ、世間一般並みになんかしろという神のお告げなのか。
ここ10年なんもしてないからなー。友達に助言を貰いつつ、品定め。
普通にカーネーションを奨められる。
予算200円しかないのに、そんなもん買えるか。
うちの母はパート先のノルマとかではるかに良い花をすでに持っている。その時、ある高級な一品が俺の目に止まった。
ゴキブリホイホイ特価198円。
買える!
つい一昨日台所でゴキブリを見たばかりだ。
きっと感謝される事だろう。
と、ゴキブリホイホイに見入っていたら、友達にもそのオーラが伝わったらしい。
全速力で阻止された。結局、ホクホクのタイヤキを買って帰った。
まるでどこぞの親父のお土産である。
ホットケーキ:4月27日
ホットケーキは放っとけー。
母が棚の奥底から虫害間近のホットケーキミックスを見つけ出した。
そして、真顔でそれを俺に手渡す。
「これ、今日のおやつね。」
んなアホな。とりあえず、作ってみた。
え〜、説明書:ホットケーキミックスと牛乳と卵を、
サックリ混ぜる。
…。
なんだサックリって。挑戦してみる。
サクサクサクサクサク…。
変化なし。
サクサクサクサクサクサクサク…。
卵の黄身だけは割れた。
サクサクサクサクサクサクサクサク…。
いらいらいらいらいらいらいらいらいら…。
プチッ。
堪忍袋の緒が消失したため、
ぐるんぐるん混ぜてやった。
でも、美味かったので良し。
数学ノート:4月22日
休んだ友達にノートを見せた。
友「これ、b?p?」
俺「…多分、p。」
友「なんで突然hが出てくるの?」
俺「いや、それb。」
友「8じゃ計算合わなくない?」
俺「∞だよ。」
友「…る?」
俺「y!」そんな帳面。
ガーナ民謡:4月18日
ちぇっちぇこりっ、
ちぇっこり。
二酸化マンガン、
過酸化すーいそ。
酸素発生。
もとはガーナの古くから伝わる民謡だそうな。
リスペクト:4月14日
新学期早々、俺は大発見をした。
リスペクトって尊敬って意味らしい。
ビックリである。
生まれてこの方、リスペクトとは、
プロレスの技だと思っていた。
それも、KO直前にトドメを指すための大技系。文例。
リスペクトしてる人は?(尊敬してる人は?)=
大技をかけた人は?俺、あの人リスペクトしてんだ〜。(俺あの人尊敬してんだ。)=
俺、あの人に大技かけたんだ。俺をリスペクトしろ。(俺を尊敬しろ。)=
俺に大技をかけてくれ!いとをかし。