2002/7/13

「乗鞍スカイライン・キャンプツーリング」
中編

朝、快晴の空の下、目覚める。
昨日に引き続き良い天気に恵まれそうな気配。
しかし、昨夜の宴会のせいか腹の調子がイマイチ。

まれさんも起きてきて、のんびりとテントの撤収作業をしながらも
あまりの天気の良さに気持ちはすでに乗鞍にある二人。

「この様子だと今日は1日晴れですね。」
「これからのルート、どうしましょうか?」
「高速でビューっと一気に松本まで行って
ゆっくりとスカイラインをたのしみましょうか。」
「それ、いいですね。」

と、言う事でビューっと松本着。
千葉からのくりさんに連絡してみると松本駅近辺にいるというので合流。

3人で158号線をひたすら走る。
適度な通行量で気持ち良く走れる。
が、
給油したころからポツリ、ポツリと雨が・・・。
しばらくすれば止むだろうと走り続けるも雨は段々と強くなるばかり。
途中の道の駅にてガマンしきれず雨具に着替える事に・・・。
まだ買出しもすんでないのに・・・。

なんとか食材の買出しを終えたが、
予定してた温泉を泣く泣くパスしてそのままエコーラインへと。
標高が上がるにつれ涼しくなってきた・・・って言うか、寒い。
しかも、キリが出てきて前見えないし。

スカイライン入り口の畳平にて休憩
・・・って言うか、少しでも天候の回復を待つ。
しかし、回復どころか益々視界が悪くなるだけなので出発しようかという時、
おっとっと・・・・コテッ。

・・・・・。

過積載のVTR、立ちゴケです。
標高2700M地点の記念すべき傷跡が残りました。(爆)

ともかく景色なんて楽しむ余裕どころか視界が悪く
まともに走るのも辛そうな状態なのに
曲がったクラッチレバーとハンドルのおかげで
料金所までたどり着けたのが不思議なくらい。
えっ、金取るの?やっぱり・・・。
この天気で1100円は高すぎる〜〜。

ここは気を取り直して、これからの宴会をエンジョイするほかないです!!

今夜のえんかい・・・宿泊場所の平湯キャンプ場で良さそうな場所を占拠する。
ほどなく大阪よりrenさん、岸和田9Rさん到着。


タープの設営や酒の買出しを終えたころに東京より
セロー乗りさんと人間GPSさんが、
少し遅れて兵庫よりえのやんさんが到着。

さて、本番開始です。

今回は3つの中華鍋がそろい、次々に食材が消化されていく。
それに比例して酒の消費量も増してゆく。

ずっと降り続ける雨も気にせず語り呑む。
久々に生で聞く関西弁に感動したりしながらあらためてツーリングっていいな・・・と思う。
見ず知らずの人間が会ってその場でここまで仲良くなれる。
・・・・酒の勢いもあるのか??

さっきまで気にならない程度の雨が段々と無視できない位の土砂降りにかわる。
やはり梅雨時季にキャンプはちと無謀だったか・・・。

雨水の重さに耐え切れずタープが崩壊寸前となるが皆の力を合わせて
なんとか持ちこたえる・・・。
ん〜、人柱がいっぱい。

皆でタープをおさえる事、数分間。
この現状を打破する一言。

「まぁ、立ち話もなんですから。」

それぞれのカップに酒を注ぎあい、さらに盛り上がる一行。
心強い人達だ。

暫くするとrenさんの携帯が鳴る。
どうやら待ち人が来たようだ。

大阪よりdaiさん、まさに神の降臨である。
今夜の雨を見越して自前のキャンピングカー(超豪華!!)
でわざわざ来てくれたのだ。感謝、感謝。

思いがけず豪華な夜となり、皆、さらに盛り上がりを見せ始めたが、
さすがに各地から集まっただけに疲れを見せ始める人もちらほら。

明日の天気に期待して雨の中のテントへと・・・。

 

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