REEL


 ABU Ambassadeur 5600CA
 
ABU5600CA

ABUといえば5000とか5500Cがもてはやされているけれど、私の場合は、マイナーでパーミングカップでまったく人気がないけれど、この5600CAがお気に入りだ。中学生時代、ライギョ釣りの師匠がスーパーストライクのマグナムハスキーと5500CAを使っていて、私も同じような道具がほしいと思った。仲間から、ABUのリールは3年間塩水につけてても錆びずにちゃんと使えるという話を聞き、たしかカタログに書いてあったという記憶がわずかにあるが、本当かウソだったのかわからないが、とにかくそのことを信じ込んだ私は、すごくABUがほしいと思った。買う金がないのにカタログを見ては何を買おうか考えて、師匠と少し変えてサムバー付の5600CAにしようと思った。あるとき新しい釣り道具屋ができたら、そこにはバルサ50が売ってるし、欲しかった5600CAもガラスケースの中に飾られていた。当時定価39,000円のところ27,300円で売っていて、がんばって貯金し高校1年のときに憧れのABUを手に入れることができた。実際手にしてみると、別にこれといって精巧にできているわけでもなく、あるいはファントムの方が性能がよさそうという感じもしたが、とにかく丈夫だという先入観が強くあり、わからないくせにドラグのききがいいとか言って、世界最高のリールを持つことができたと非常に喜んだ。またABUオーナーの証であるブルーカードは、10年保証という長い保証期間からもリールの出来の良さや頑丈さがうかがえたし、何よりもステイタスを感じたものだ。以来、私のルアーシーンにはいつも登場し、現在でも最も多用し最も気に入っているリールである。パーミングカップは持ちやすいし、サムバーはエレキを操作するときなどは片手でキャスト体制がとれるので非常に便利である。決して5500Cや5000などに劣るところはないと思うのだが、世間の評価はあまりにも低いのでかなり寂しい。     by Ozone


 ABU Ambassadeur 5000&6000

レコード6000
ABUはやっぱり憧れの存在。なかでも赤。赤いABUが一番気に入っている。5000の作りがいいとかじゃなくて、赤いから5000がいい。中学のころ、ほしかったけど手が出せなかったからカタログを見るだけだったが、数ある中でも赤いABUが一番安かったけどキレイでカッコイイと思った。その後、釣りから遠ざかったのでその頃から持ってたわけではないが、ずっと憧れの存在ではあった。バス釣りを復活してから買ったが、ブロンズベアリングとかで回転が悪い。これがいいという人もいるが、改造の好きな自分はボールベアリングを入れたりあれこれ手をかけ、今では自分だけのスーパーカスタムに仕上がった。則さんが使っているので5500Cとかも買ったが、やっぱり一番気に入っているのは赤いABUだ。写真はイギリスで買ったレコード6000で私の宝物だ。       by Isao

 ABU Ambassadeur 5000C

ABU5000C
僕のバス釣りの基本は、他でも書いたけど「ブラックバス釣りの楽しみ方」なので、リールといえば質実剛健のABUとなる。それも私の場合は黒なのだ。黒の5500C。ここが、Isaoと違うところ。なぜか?理由は簡単、ABUをやっと買えるようになったころのエビスフィッシングのカタログにあったのは、黒と赤のアンバサダー。赤は安くて、ブロンズベアリングで...と、なれば、回転の滑らかな高価な黒なのだ。残念ながら、僕が買うころにはパーミングになっていたため、5600CAを電車で1時間かけて千葉のコジマまで買いに行った。以来、使いつづけているこのリールは今でも僕のお気に入りだ。この5000Cは5500Cの黒がなくて買ったものだが結構気に入って使っている。ギヤを換えようかとも思ったがこのままでも十分だ。ハンドルだけ換えた。               by Tamura

 ABU Ambassadeur 5500C

ABU5500C
則さんにとっては、5000Cはトラウトで5500Cはまさにバス専用なのだそうだ。山根英彦も5500CDLを使っているし、トップ好きの人はたいてい持っている超人気リール。シルバーグレーのカップがカッコイイ。5000Cの純粋後継機種として、ハイスピードギヤ型になって登場したのがこの5500C。色は年代によって若干違うようで、すごくグレーぽいものや、まるっきりシルバーみたいなのや、青っぽいのもあった。またAmbassadeur 5500Cのネームが、カップに彫り込んであるものや、プレートであるものや、シールのものもあった。私はオールドはあまり好きではないが、ザウルスのトップウォータープラッギンにつけるリールは則さんと同じ仕様で5500Cしかないと思い、高い金を出して買ってしまった。しかしオールドとはいっても、この5500Cだけはハイスピードということもあり使い勝手がよく好きである。                                                            by Ozone

 Daiwa PHANTOM SM-20

ファントム
アンバサダーが買えない年代のころ、その次のポジションのリールといえば、私の中ではダイワのファントムだった。仲間内ではシマノのバンタムと人気を分けていたが、当時「バンタムの人」と呼んでいた年上の釣りが上手い人がいて、同じになってはいけないというのもあったが、バンタムは高性能で値段も高く金持ちの道具的なイメージがあり、私は値段も安くてブラックボディの渋いファントム派だった。ファントムの中でも最上級グレードがSM−20であり、艶のあるボディと平型ウッドハンドルが高級感をかもし出していた。しかしながら小学生にはSM−20には手が出ずSM−10を愛用していたわけだが、SM−20に対する憧れは大人になってもずっと持ち続けていた。縁あって手に入れることができ、小さい頃にかなえられなかった夢の一つが、大人になってかなうことができた。それほど精密さを感じないややガタさえあるような巻き上げフィーリングは、ダイワのリールは大抵こんな感じだといつも思うが、それがメーカーの味付けなのだろうし、シマノの精密なギアの噛み合わせを感じさせるフィーリングとはまた違うもので、どちらがいいかは好みの問題であろう。とはいえ、カッコ良さでは文句なしであり、決して遠い存在ではない身近な憧れのリールとして、ジャパンクラシックの原点といえば私はファントムである。             by Ozone

 ABU Ambassadeur 2500C

ABU2500C
少々小ぶりなこのリールは、回転がとても滑らかで、トップウォーターミノーイングに、また、ちょっと小さめなトップウオータープラッキングに最適なリールである。私は、SC-1にあわせて使っていた。大きいルアーを投げるときは、メカニカルブレーキを強めにして投げると、飛距離も落ちず、バックラッシュもしないリールとバイブル(ブラックバス釣りの楽しみ方)では評してある。   by Tamura

 SHIMANO BM-1

BM-1
本当はBM−2が欲しかったのだが、たまたま安いものがあったので買った。さすがに回転は滑らかだ。遠心ブレーキも、まあまあ。弟が昔からBM−3を持っているので使い勝手は大体わかっていたのだが、アンバサダーと一緒に使うとよく飛ぶので少々使いづらい。残念なのは、破損しているパーツがあったので、メーカーにはもうないとは思いつつも問い合わせると、「BMとは船用のリールか何かですか?」という悲しい質問が帰ってきた。名機といわれていた物なのに・・・。                 by Tamura

ROD