イネ科・一年草 日本全土に分布 別名(猫じゃらし、犬ころ草) 花穂を小犬の尻尾に見たてたもの。
花穂で猫をじゃらすので、ネコジャラシとも言う。漢名は狗尾草。 またエノコログサの仲間の英名は、花穂をキツネの尾に見立てた フォックスティル・グラス。どの国も発想が似ていて面白い。 日当たりのよい道端や荒れ地などに生える。高さ30〜80センチ。 茎は基部で分岐して倒れ、上部は直立する。葉は長さ10〜20センチ、 幅0.5〜1.8センチの線形。葉舌は発達せず、毛の列になっている。 花序は長さ3〜6センチ、幅約8ミリの円柱状で、直立または 先端がやや垂れ、緑色の小穂を密につける。 小穂は長さ2〜2.5ミリの卵形で、基部に長さ0.5〜1.2センチの 緑色のまっすぐな剛毛が数個つく。花期8〜11月。 (参照:園芸大百科) |