「オオバコ −大葉子」 


オオバコ科・多年草  分布:日本全土

葉が広く大きいことによる。
漢名は「シャゼン(車前)」で、牛車や馬車が通る道端に多いからという。
漢方では茎葉を車前草、種子を車前子と呼び咳止め、去短痰などに用いる。
花は4個の咢片と1個の苞に包まれていて、花序の下から上に咲き上がる。
雌シベが先熟で、まず咢の間から柱頭が顔を出して受精したあと雄シベ4個が
のび出て来る。この頃には花冠も咢の上部に出て開出する。
果実は熟すと中央部で横に割れる蓋果。
(参照:園芸大百科)


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ヘラオオバコ