「オオイヌノフグリ−大犬の陰嚢」


ゴマノハグサ科・二年草  原産:ユーラシア、アフリカ

    明治の中ごろに気づかれ、現在では各地に広がっている。
    花は直径0.8〜1センチで、日の当たっているときだけ開く。
    花冠は4裂し上部の裂片がやや大きく、色も濃い。オシベは二個。
    茎の上部の葉腋から長さ1〜2センチの花柄をだしてルリ色の花を
    一個つける。茎はよく分枝して横に広がる。葉は茎の下部では対生、
    上部では互生し、長さ0.7〜1.8センチ、幅0.6〜1.5センチの
    卵状広楕円形で8〜16個の鋸歯がある。
    刮ハは約4ミリ、幅6〜7ミリで平たく、ふちにだけ長い毛がある。
    中に舟形の種子が入っている。  花期3〜5月。
(参照:野に咲く花)


↑  種と花

************************************************
タチイヌノフグリ