「タチイヌノフグリ −立犬の陰嚢」


ゴマノハグサ科・二年草  原産:ユーラシア、アフリカ
    明治の中ごろに気づかれ、現在では各地に広がっている。
    茎は直立して10〜30センチになる。葉は対生し、長さ0.6〜2センチ、
    幅0.4〜1.8センチの広卵形でやや大きな鋸歯がある。
    上部の葉はしだいに小さくなって苞となる。
    花は直径約4ミリ、花柄が殆ど無く、苞や蕚に埋まるように咲く。
    蕚には腺毛と短毛がある。 刮ハは長さ約3ミリ、幅4ミリで平たく、ふちに腺毛がある。
    中には扁平な楕円形の種子が入っている。 花期4〜6月。
(参照:野に咲く花)


↑ 平たい刮ハ
  種の変化



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オオイヌノフグリ