「 ヤマノイモ − 山の芋 」 

 珠芽(ムカゴ)

ヤマノイモ科・つる性多年草  分布:本州〜沖縄
別名(ジネンジョ−自然薯)
    里芋に対する名で、別名の自然薯(ジネンジョ)も山野に
    自然に生えるイモの意。山野に普通に生える。
    葉は対生し、長さ5〜10センチの三角状披針形で基部は心形、
    先は長く尖る。葉腋にしばしば珠芽(ムカゴ)が付く。雌雄異株。
    オス花序は葉腋から直立し、白い小さな花を多数つける。
    メス化序は葉腋から垂れ下がり、白い花がまばらに付く。
    刮ハは下向きに付き、扁平な丸い翼が3個ある。
    種子は円形でまわりに薄い翼がある。

    *ヤマノイモの芋は細長く、粘り気が強い。
    ナガイモの芋は、いろいろな形のものがあり、円柱形のものを
    ナガイモ、塊状のものをツクネイモ、扁平なものをイチョウイモなどと
    呼んでいる。葉腋につく珠芽(ムカゴ)も食べられる。
(参照:野に咲く花)


 自然薯(ジネンジョ)

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ナガイモ