イネ科・1〜2年草 原産:ヨーロッパ、西アジア 別名(チャヒキグサ−茶挽草) 食用にならず、カラスが食べる麦の意味。
別名の茶挽草は小穂に油をつけ、ウリの上に乗せて息を吹きかけると 茶臼をひくように回ることからきた名といわれている。 麦と一緒に古い時代に日本に入ったと考えられている。 畑や道ばた、荒地などに生える。高さ0.6〜1メートル。 葉は長さ10〜25センチ、幅0.7〜1.5センチの線形。 花序は長さ15〜30センチのまばらな円錐形で、淡緑色の小穂が 多数垂れ下がる。 小穂は長さ2〜2.5センチ、ふつう3個の小花がある。 外花頴にはねじれた長い芒がある。。花期5〜7月。 (参照:野に咲く花) |