スイレン科・多年草 別名(ギョウダハス−行田蓮、ギョウダコダイハス−行田古代蓮、ハス−蓮) 【行田蓮(ギョウダハス)】
この公園にほど近い公共施設の建設工事の際、出土した種子が自然発芽し、 開花したものです。 地中の種子が大量に自然発芽した例は稀で、行田市では天然記念物に指定し 保護しています。 6月中旬から、8月中旬にかけて濃いピンク色の花が、蓮池一面に咲きます。 花弁の数が少ない原始的な形態を持つ行田蓮は約1400〜3000年前の 蓮であると言われています。 (埼玉県行田市 「古代蓮会館・古代蓮の里」パンフレットより引用) ハスの花は朝開いて一定時間たつと閉じてしまう。これを3日間繰り返し、
4日目に花弁が散る。オシベは多数あり、花床に埋まるようについた姿は ジョウロの口のように見える。これが成熟して果床になると、蜂の巣のよう な穴があき、この穴の中に一個ずつそう果ができる。ハスの古名ハチス (蜂巣)はこの果床から連想したもので、なまってハス(蓮)になったと言う。 ハスの地下茎は、夏から秋にかけて先の方が肥大する。これが蓮根で、 各地の池や畑で栽培されている。種子も食用、薬用に利用されている。 (参照:野に咲く花 & 大賀博士サイト)) ↑ コダイハス ↑ コダイハスのハチス ↑ 園芸種のハス。(【行田蓮の里】には世界の蓮が育成されています) |