【 コンニャクの花・開花記録2005’】

    10数年ぶりに咲いた、「鉢植えコンニャク」の開花レポートです。
    我が家では二度目の開花になります。
    前回気が付かなかったことも多いし、次回はいつ咲くか分らないこともあり、
    記録を残すことにしました。           
    2005/04/24〜2005/05/11までの記録です。「花道楽」管理人:ほりり

2005年4月24日

今年のコンニャクに
花の咲きそうなことに気が付いた日。
葉っぱが出ずに背丈が伸び始めた。
2005年4月26日

中のヤリみたいな付属体が育っているせいか、
外側の皮が上部で切れました。

悪臭情報を戴いたので嗅いでみるも
まだ匂いは無し。
2005年4月28日

アクシデント発生!
ムクドリが、遊んでいたのかケンカしていたのか
二羽つるんで付属体の頭部に落下。
先端が折れてしまいました。
てっぺんの付属体の先っぽは乗せてあるだけです。(~v~;)

下部の皮が開いてきました。
これが「仏炎苞(ぶつえんほう)」になるらしい。
2005年5月4日

開花しました♪

土からの高さ70センチ。
鉢植えのせいか、地植えのものよりは低いと思われる。

ヒラヒラしているのが「仏炎苞(ぶつえんほう)」
暗褐色の長い付属体は空洞なのだそうです。
2005年5月5日

←「仏炎苞(ぶつえんほう)」
2005年5月5日

←オシベの拡大写真
付属体の上部のツブツブがオス花。
2005年5月5日

←メシベの拡大写真
付属体の下部のツンツンしてるのがメス花。
このメス花が強烈な悪臭を放っています。
鼻を近づけて初めて分りました。

匂いが手に付くのがイヤなので・・・・
まだ、感触などは試していません。^_^;

2005年5月6日
意を決して、ラップの上から付属体の感触を試す。
ブヨブヨというか、ブカブカというか、中が空洞の様子が
伝わりました。

2005年5月8日
メス花が塩垂れてくると共に、悪臭が弱くなってくる。

2005年5月10日
鼻を近づけても、ほとんど匂わなくなってます。
『 コンニャクの花の解剖 』

ここからは
2005年5月11日の様子です。
日ごとに萎れて、
とうとう風で横倒しになってしまったので、
早いと思ったが解剖することにする。
もう、どこに鼻をつけても匂いません。

球根からの高さ:75センチ
   (全盛期より約3センチ縮みました。)
球根の大きさ:直径約12センチ
         高さ:8センチ
仏炎苞に隠れていた
オシベ(上部)とメシベ(下部)の部分です。
オシベの拡大写真
形に大きな変化は無いが、色が変化したので
違ったものに見えます。
メシベの拡大写真
ツンツンした先に変化あり。
これは、、、なんだろ?^_^;
これが本当の花の様に思うけど・・・(笑)
空洞と思われていた付属体の中です。
ヤリの部分は確かにスカスカでした。
オシベやメシベの付いてる辺りもけっこう柔らかく、
カンナっ屑を固めた感じ、、、でした。
球根に近い茎の部分です。
ここだけが唯一ふつう!
草花の茎と同じで繊維が詰まってました。
球根です。
思ったより小さかった。
鉢植えではこんなもんでしょうか。
ひげ根が出たり、新しい芽が出たりしているけど、
これはいずれ溶けて無くなります。
でも、精力傾けて消えて行くだけでも無いんですね。

同じ鉢の中に、子株が2個芽をだしていました。
まだ2センチ弱と1センチ弱の小さな芽です。
右側の芽は、まだ土の中だったのでピンクっぽいです。

コンニャク開花記録これにて終了!
最後まで見てくれてありがとう♪

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コンニャク