Horiri'2000うきゃきゃさんの思い込みふぉとしょっぷ講座かずみんNOTE(ふぉとしょっぷ初歩の初歩講座)


【ほ組のフォトショップ初歩講座】


CS−32* 3Dトランスフォーム・円柱 *

サンプル (提供:ほ組工房)

工程・操作

フォトショップに、オマケとして付いている「3Dトランスフォーム」を利用して
立体的な円柱を作る講座です。殆ど手探りの自己流ですから、
他の講座よりチョットだけ手作業が多くなりますが、頑張ってみてください。

「3Dトランスフォーム」は
【かずみんNOTE「A−1 3Dトランスフォーム(ヘルプ)」】参照

「3Dトランスフォーム」で作成した応用作品は
こちらに掲載しています。

      *アンチエイリアス
       〈アンチエイリアス〉を設定すると、選択範囲の境界線のギザギザを半透明にして滑らかにします。
       なお、〈アンチエイリアス〉は、「長方形選択ツール」や「一行選択ツール」と
          「一列選択ツール」には使えません。(CSマニュアルから抜粋)
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*説明用画像は縮小してあります。

1、ファイルを用意する。
  今回は500×500Pixの写真を使いました。

2、「フィルタ→描画→3Dトランスフォーム」を開き
  「円柱ツール」を指定します。

3、中央が少し膨らんだところで、OKクリック。


元画像 →

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4、円柱形の画像が飛び出してきました。

  元画像と比較すると分ると思いますが、
  中央が広がってますね。
  これが円柱形の正しい姿です。

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5、3Dトランスフォームから飛び出た画像は
  少々どちらかに傾いているはずですので、
  作業をやりやすくするために、なるべく垂直に
  します。
     「編集→変形→回転」

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6、「楕円選択ツール」を指定して、
  上のツールバーの「アンチエイリアス」に
  チェックを入れ、円柱の上部に
  選択範囲を作ります。

  なかなか一度では決まりません。
  その時は、「選択範囲の変形」を使います。

  ・「選択範囲→選択範囲の変形」
  「W:H」は拡大・縮小が出来るし、その隣の△の
  ところに数字を入力すれば「回転」します。
  数字入力しなくても、バウンディングボックスを
  動かして調整も出来ます。

  ポイントとして、画像の中で一番変形している
  部分に、選択範囲の下部が来るようにします。
  サンプル画像の場合ですと、花弁がカキンと
  曲がってる部分です。この部分がズレると
  出来上がりが不自然になります。

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7、選択範囲が上手く決まったら
  
  ・「新規レイヤー作成」します。
  ・「編集→塗りつぶし」で
   好きな色で塗りつぶします。
  ・塗りつぶした後でも、調整は可能ですね。

  (このレイヤーは、口部分の選択範囲をすぐに
  呼び出す為のものなので、最後に削除します)



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8、円柱の口部にラインを入れます。

  ・「新規レイヤー作成」します。
  ・描画色をラインの色に変更します。
    (好きな色でイイですが、写真の中の一色を
     選ぶと画像に落ち着きが出ます)
  ・「編集→境界線を描く」
     幅;2〜3Pix
     位置;中央

   分りやすいように、黄色で入れました。

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9、円柱全体の選択範囲を選択します。

  ・「新規レイヤー」作成します。
  ・「Ctrl」を押しながら、花画像レイヤーをクリック。
   画像全体が選択されましたね。
  ・今作成した「新規レイヤー」をアクティブにして
  ・「編集→境界線を描く」
      幅;2〜3Pix
      位置;中央

   分りやすいように、緑色で入れましたが、
   (8)の描画色と同色が宜しいと思います。

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10、余分なラインを消します。

  ・「消しゴムツール」を指定、
  ・「全体ライン(緑色のライン)レイヤー」を
   アクティブにして、
   底の部分だけ残して消してしまいます。

   消し過ぎもダメ、余分に残ってもダメ
   集中して消してください。
   「花画像レイヤー」の目玉をクリックして、
   「表示」、「非表示」を繰り返し、確認しながら
   消すと良いでしょう。
   口の部分もダブって境界線が描かれて
   いますので、忘れずに消してください。

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11、余分なラインが消し終わったら、
   「黄ラインレイヤー」と、「緑ラインレイヤー」だけを
   結合します。

12、ライン部分を少しだけ浮き上がらせたいので、
   レイヤー効果を使います。

   ・結合した「ラインレイヤー」をアクティブにして、
   ・「レイヤー→ドロップシャドー」を開く。
   ・ブレビューで確認しながら、「距離」と「サイズ」を
    出来るだけ小さい数字に移動してみます。
    ラインの太さや色でも感じが変わるので、
    お好みで調整してください。

   ココまで進んだのに、ラインの色が気に入らない!
   そんな時は「カラーバランス」で変更できます。
    ・「レイヤー→カラーバランス」

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13、最終処理。

  ・「背景レイヤー」をアクティブにして、
   背景を塗りつぶします。
  ・「円柱画像レイヤー」をアクティブにして、
   「回転」させたり「移動」したりしながら、
   収まりの良い場所に収めます。
  ・必要があれば「円柱画像」に陰影を
   つけます。
   「レイヤー→ドロップシャドー」
   

   これで、
   全体に画像の見える円柱は完成です。

    上部に色を付けたい場合は
     (14)↓ を参考にしてください。

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14、(7)で塗りつぶした黒い部分を選択して
   好きな色を塗りつぶしてください。
   フタが付いたようにも見え、
   中が空いてるようにも見えます。




                【レイヤーの順序】

口部と底部のラインレイヤー 5
(口部に色を塗りつぶしたレイヤー) 4
黒く塗りつぶしたレイヤー 3
花画像(円柱画像)レイヤ 2
背景レイヤー 1
-------------------
  ↑  
下から 



Win.Photoshop.cs で作成していますが
v.6 v.7 でも作成可能です。

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