谷山浩子コンサートツアー
【広島/広島ゲバントホール】
2001/03/03

《 曲 目 》

01.MOON SONG

〜MC〜

02.鳥は鳥に

03.小さな魚

〜MC〜

04.森へおいで

05.まっくら森の歌

06.猫の森へは帰れない

〜MC〜

07.鏡よ鏡

08.水蜘蛛

09.SORAMIMI

〜MC〜

10.ダイエット

11.雨になりたい

〜MC〜

12.カイの迷宮

13.月と恋人

14.会いたくて

〜MC〜

15.おやすみ

〜アンコール〜

16.さよならのかわりに

 一昨年のツアーに引き続き、今年も広島でコンサートがありましたっっ
それまでは12年くらい来られてなかったそうなのですが、来だすと度々来ちゃうと言うことで、嬉しい限りです(^^) もっと来てください〜っっ

 今回の会場は私自身初めて行くホールだったのですが、広島市民球場の近く、太田川沿いにあって、外から見ただけではホールが入ってるとは思えないような(笑)普通のビルの中にあるホールでした。
 客席もホテルの宴会の時とかに使用するような移動可能なものが並べてあるだけなのにも驚きましたが、内装はシャンデリア風のライトがついてたり、鱗みたいなカーテン(表現が悪くてすみません(^_^;))が下がってたりで、少ぉ〜し変わったホールでした(笑)
 【ゲバント】というのは、ドイツ語で【旗】という意味だそうです。浩子さん曰く「日本語で【旗】といったら、ちっちゃい旗が《ハタハタ》って感じで小さくはためくようなイメージだけど、ドイツ語だと
《ゲバントぉ〜》ってでっかい旗がぐわぁ〜っとはためくみたいな感じがするね」だそうです(笑) 何となく分かる気も・・・

 今回の浩子さんの衣装は、白いブラウスに、ドラえもんを想像させるような(^_^;)ブルーのカーディガン&ロングスカートでした。

 さて、一曲目の『MOON SONG』。この曲は前に東京の青山円形劇場で聴いたときにとても感動して以来、好きな曲ベスト10に入るくらい好きな曲なので、またまた聴けて大感動でした。さらに今回のホールは、普段クラシックのコンサートが中心のホールらしく(でっかいグランドピアノが3台もあるらしい)、音がめちゃめちゃ良かったので、さらに感動倍増です。会場によってこんなに印象が違うのかと驚きました。

 前回のツアーでは、ライブハウス的な会場が多かったため(広島は正真正銘のライブハウスでした)、ちょっとノリの良い曲を多めにされたそうですが、今回はガラッと感じの違うホールでのコンサートなので、おとなしめの選曲になったとか。
 最初の曲「月」に続いて、今度は「鳥」と「魚」をテーマとした曲が続きます。「鳥」と聴いて『見えない小鳥』かなぁと思ったら『鳥は鳥に』でした(^_^;) でもこの曲も大好きなので嬉しいです。

 続いては「森」をテーマにした曲が3曲。
 今日の浩子さんはトークも絶好調で、森の歌を歌うと言うことで「森さんも今大変だしね〜」と一言・・・一瞬の間が開いた後、場内爆笑です(笑)
 私もものすごくツボに入ってしまい、最初の曲『森へおいで』は大好きな曲なのに半分くらい笑ってました(笑)まさかここでこんな冗談を言われるとは・・・
浩子さん、サイコーですvvv

 今回はリクエストコーナーもありました。
 私ももし当たったらと色々考えて行っていたのですが、リクエスト権が「今日誕生日な人」だったのでかすりもしませんでした(T^T) 結局、誕生日当日の人はいなくて、前後の日の人が当たっていました。(その内の一人は、前の日の福岡にも行ってたらしく、二日続けてのリクエストだったらしいです。めちゃ羨まし〜(>_<)//)
 曲は偶然にもアルバム『もう一人のアリス』から2曲も出て、どちらも生で聴くのは初めてだったので新鮮でした。特に『水蜘蛛』は台詞もあってラッキーな感じでした♪
 リクエストコーナーのあるコンサートは2回目だったのですけど、やはりみんなプロって感じでカッコ良かったです〜vvv 特にAQさんは、浩子さんにキーを聞いて、それですぐに伴奏しちゃうんですから。何か、すごくマイナーな曲とかリクエストしてみたくなりますよね(笑) あと照明さんも、地元の方なのに浩子さんの曖昧〜な(笑)説明だけで、バッチリイメージ通りの照明を作ってくださって、こちらも感動しました。
 いつか私もリクエストしてみたいですね。

 次はニューアルバムから2曲。
 『ダイエット』では、真っ赤な照明が、例の鱗みたいなカーテンに当たって少〜し怪しげで、浩子さんは「今日の会場にこの照明、まるで昔のダンスホールを思い出させるようで、懐かしくてGOOD♪」と言われてました。私はそのダンスホールのイメージは分からないのですが、確かにとってもカッコ良かったです。この会場で『王国』とかも聴けたら良いかもと思いました。

 そして久々の『カイの迷宮』。この曲もやっぱり何度聴いてもカッコ良いっっ(>o<)
この曲を聴くと、一気に【冬】になった気がします。何か時間が止まった感じ。不思議なんですけど。やはり前に観た『雪の女王』の印象が強いのでしょうか。
 『月と恋人』。この曲は、なんと以前に元ZABADAKの上野洋子さんとジョイントでライブをやった時に、デュエットをするために作られた曲だったそうです。めっちゃ聴きたかったぁ〜〜〜です。私上野さんのヴォーカルも大好きなので。何処かでまた聴く機会があればいいのですけど。

 前回来られた時、浩子さんは「なかま」というお店で【鰆の醤油焼き】を食べて美味しかったと言われてたのですが、今回も同じお店で同じモノを食べられたそうです(笑)やっぱ瀬戸内の魚は美味しいですからね♪ 私も好きです鰆の醤油焼き(^_^)

 最後の曲はやはりこれ、『おやすみ』です。この曲ももう何回も聴いているのですが、何回聴いてもしんみりしちゃいます。“遠い所にいる大切な人を思う歌”だからでしょうか。そういう人、いないんですけどね(^_^;)

 アンコールは、またまたニューアルバムの中から『さよならのかわりに』。
 童謡でお馴染みの、由紀さおり&安田祥子姉妹(漢字違うかも(汗))に提供された曲です。とっても優しい綺麗な曲で、心にしみ込みました。

 今日は盲導犬を連れた方も来られていました。あの盲導犬君はどんな気持ちで浩子さんの曲を聴いたのかなぁと思っちゃいます。もしかしたら気持ちよくて寝ちゃったかもしれませんね。

 今日は前回東京で買えなかったパンフレットも買うことが出来たし、満足お腹いっぱいのコンサートでした。またどんどん広島にも来て欲しいなぁと思います。次のツアーが待ち遠しいかぎりなのでした。



 実はこのレポート、5/4に書いています(^_^;) あまりに時間が経ち過ぎて、トーク部分など忘れてしまったことが多いです。すみませんっっ