【健康促進】  Keeping healthy

【 楽しいことをしていると病気にならない  】

 <アドレナリンの効果>
Ver.1.1 2003/07/14

 楽しいことをしていると病気にならない。こんなにいい事ありませんね。しかし、本当の事なのです。
 ですから、楽しいことを日頃見つけて一つの習慣にするとよいのです。

 諺に「病は気から」というのがあります。これは本当に良く言い当てていると思います。気持ちの持ち様で病気にもなり元気にもなるのです。

 いつも悪く解釈する人は病気になり易いのです。何故なら、自ら「病気だから出来ない」という風に自ら怠けようとしているからです。逆に、「こんな病気に負けてたまるか」と考える人は元気になります。

 実は、「病気に負けてたまるか」と思うと自身の体内からアドレナリンという病原菌を殺す物質が出てくるのです。それによって病原菌または患部が攻撃され病気が快方に向かという理屈です。

 このアドレナリンは楽しいことをしていると沢山出て、沈み込んでいるか失望していると殆ど出ません。裏返せば、「楽しいことをしていればアドレナリンがよく出るので、病原菌を殺し病気にならない」ということになるのです。

 これを自分の健康法に取り入れましょう。
 「楽しいことをしていると病気にならない」これが私の信念であり事実なのです。

【私の体験(その1)】 スキーで膝痛解決
 私は高校受験の頃から冷えが元で両膝の坐骨神経痛になりました。大学受験を控え、病魔との戦いは大変でした。特に冬の寒い夜は両膝が激痛で勉強どころではなく、夜も眠れません。転がるほどの痛みだったのです。
 そして、当時有名な町医者を訪ね治療を受けました。当初、外科手術ならば1ヵ月程で治るが、薬事療法なら1年かかるといわれました。外科療法では松葉杖を使わねばならず私は薬事療法を選びました。ところが1年経っても何の効果もありませんでした。

 翌年、大学に入学し友人からスキーを誘われました。当時はスキーといえば金持ちの御曹司か遊び人のやるスポーツと私の周囲では思われていました。従って、周囲の人からは、「貧乏人のやる遊びではない」とか「後生楽が何を遊んでいるのか」といわれた程でした。

 ところが、不思議なことが起こりました。スキーに行ったら膝の痛みが消えてしまったのです。そこで私は、病院に注ぎ込む金を自分のスキーに(遊びに)注ぎ込もうと考えました。それ以来、アルバイトをして稼いたお金で毎年スキーに行くようになり、あれだけ苦しんだ膝の痛みは全く無くなってしまいました。要は、適度な運動が治療に良いだけではなく健康促進になるのだと気付いたのです。

 それで、私は考えを変えました。お金持ちの医者にお金を献上する(病院の世話になる)のではなく、自分の健康作り(楽しい事)にお金を使うことにしたのです。それ以来今でも膝の痛みはありません。

【私の体験(その2)】 バイクツーリングで健康作り
 この体験は、スキーと同じで「楽しいことをしていれば健康になる」の発想から続けています。
 兎に角、自動二輪車に乗っているだけで楽しく、高速道路を走るときの風を切る音は心地よい音楽に感じます。そして、スピードによって、走ることだけに集中するのでストレスを解消できるのです。その他、脳の活性化にも役立つのです。バイクは、右手で前ブレーキ、左手でクラッチ、右足で後ろブレーキ、左足でギアチェンジと、常に両手両足を使います。人車一体となって重心を左右に移動させながらカーブを曲がるので、しらずしらずのうちに腕、腰、脚の筋肉がバランスよく鍛えられるのです。それに加え、予測と適確な判断力を必要とする、考えるスポーツというのが私の実感です。
 この「安全にスピード感を楽しむ」ために、毎日起床時に屈伸運動10回と腕立て伏せ10回を日課にして、日常生活でも積極的に階段を利用しています。
 このことからもお分かりの通り、「二輪車ツーリング」をすることで「アドレナリン」も沢山出て健康作りになるのです。

 今は月一回の定例化したバイクツーリングのお陰で腰痛にもならずに足も軽やかです。

【私の体験(その3)】 社交ダンスと合気道で健康作り
 2002年に60歳になったことを契機に「社交ダンスと合気道」を趣味に加えました。これも「楽しいことをしていれば健康になる」の発想からはじめたものです。
 サラリーマンが定年退職すると急激な生活環境の変化に適応できずに鬱病になる人が多いと聞いていました。在職中上位の管理者だった人ほど鬱病になりやすいのだそうです。
 私は、楽しい事で自らの時間を埋めることを考え、自分の体力と相談しながら上記2つの趣味を加えました。1年経過した成果は、体全体がスリムになり体調は最高です。60歳の冬に足が冷たくて眠れない夜が続きましたがこれも解消しました。多分老化による血液循環が悪くなりかけていたのでしょうがそれが解消されたのです。

 さあ、今から楽しいことに色々チャレンジしましょう。

以上

前のページに戻る