「私の最初の家族海外旅行・ロンドン&パリ」  
 My First Famiry European Trip, London & Paris

Ver.1.1 2004/07/19
 このレポートは当時の記憶と写真を元に回想して作成しました。

 【第1回】 旅行企画の経緯と出発からロンドン到着まで

東京国際空港・成田にて   .

1、日   程
       1994年 10月23日(日)〜11月1日(月)


2、訪問地
       初めてのロンドン



3、旅行企画の経緯
 今回の旅行は5つの祝を総合して企画した旅行である。その祝とは、
 元々は我々夫婦で結婚20周年(2年経過)を記念して海外旅行をしようと考えていた。 それに加えて次女も三女も無事大学・高校に合格したのでハワイ旅行に連れて行く約束をした。長女は前年、就職難の時期に自力で無事就職できた褒美として今回連れて行くことにした。妻の母が70歳になり元気なので親孝行の一環としてお連れすることにした。(父は既に他界)という事で、5つの祝を総合して、家族全員6人の海外旅行となった。

 行き先は定番ではあるが人気のある「ロンドン・パリ」として、航空機とホテルだけ確保のフリーパックを選び、訪問先は長女が全て企画・計画する約束とした。

4、旅行のハイライト

ポイント雰 囲 気
成田エキスプレス車内で合流「成田エキスプレス」に乗り換えて成田空港に向かう。
成田空港・国際線バージンアトランティック航空機に搭乗し海外旅行気分になる。
ロシアのシベリア上空険しい山脈、広いシベリア、光る川の蛇行が眼下に見える。
ロンドンの住宅街赤レンガで統一され、街並みが落着いていて「お伽の国」のようだ。

5、同行者
    妻の母、妻、長女、次女、三女

6、旅程

日  程
 
 
JR豊田駅
(中央線)
5:25
 
 
 

JR東京駅
成田Exp

JR成田空港駅
ターミナルヘ
成田国際空港
出発
6:30〜7:00
9:20〜9:30
9:50〜10:50
 
 
 
ロンドン
Heathrow AP
ロンドン
市内到着
Hotel
チェックイン
夕食
レストラン
 
 
 
 
 

[第1日目] 10/23

(1)成田エキスプレス

羽田空港国際線ターミナル
 妻の母は私達と同じ中央線沿線でしかも新宿までの途中駅である武蔵境駅から乗車なので便利であった。電車・車両を決めていたので武蔵境駅で母が元気に「おはようございます」と言って乗ってこられた。私は8ミリカメラでこの情景を撮影した。
 東京駅からは「成田エキスプレス」に乗り換えて成田空港に直行だ。子供達はもう海外気分になっている。
 成田空港は仕事や見送りでは何度か来たことがあるがプライベート旅行では初めてである。家族は勿論初めてなので何となく緊張した雰囲気で税関チェック受けた。

成田エキスプレスの妻と母 三姉妹と私

(2)成田空港・国際線
 空港ではあの便名案内表示板を見るのが楽しみだ。・10:50 LONDON Virgin VS901 36 というパネルを探す。出発時間が近ずくに従い段々と上の方に上がっていく。
 空港利用税2000円/人の切符を買って税関を通過後、免税店で時間つぶしをして36番ゲートに向かう。搭乗予定のバージンアトランチック航空(赤の尾翼)を背景に記念撮影をして、いよいよ搭乗だ。

便名案内表示板 心はロンドンへ No.36 LONDON行 搭乗予定のバージン機

(3)ロシアのシベリア上空
 最近はヨーロッパへはロシアのシベリア上空を飛ぶのでかなり近くなった。窓際で外を見るのが好きなのでずーッと見ていた。シベリア上空は32年前の「ロシア冬の旅」ツアーに参加した時以来だが、当時のアエロフロート・ロシア航空では上空での撮影禁止だったことを思い出す。今は自由なので写真を沢山撮った。
 兎に角、シベリアは途方もなく広い。飛んでも飛んでもシベリア上空と言った感じである。しかし、下に見える景色はかなり違う、最初は鋭い山脈の連続で、そのうち、丸みのある山の連続と変わる。そして、シベリアは氷の原野で、川の蛇行や三日月湖が沢山見える。これが太陽の光を反射させて、もつれた銀糸のように見える。中学校で学んだ社会科の勉強そのものが眼下に見えるのに感激した。
 もう一つの発見は、飛行機のJETエンジンからの排気がすぐに凍って飛行機雲になってしまうシベリア上空の寒さだ。通常は飛行機雲は機体の遥か後ろ数キロから出来るものなので、排気管のすぐ後に白くなってしまう厳寒を感じた。機内の表示を見たら−60℃であった。

(4)ロンドンはお伽の国のよう
 飛行機の窓からみたロンドンの住宅街は屋根が茶色に統一されていてとても綺麗だった。空港からホテルに向かうバスから見た初めてのロンドンは古く暗い感じがした。しかし良く見ると建物の多くがレンガ造りのため色がこげ茶色のため一層暗く見えることが分かった。街並みが落着いていて「お伽の国」のようだ。

(5)ホテルでバスツアーを予約
 ホテルに到着後直ぐに翌日のオクスフォード方面ツアーの申し込みをすることにした。インフォメーションに行って日本語ガイドつきのツアーを申し込もうとしたら、ホテルマン曰く、「日本語ガイド付ツアー」は無いという。長女が調べてガイドブックには載っているので見せると、日本語なので分からないと言う。そこで、読めなくともそう書いてあるのだからエージェントに電話して欲しいと頼み、「日本語ガイド付ツアー」があることが確認され予約できた。やれやれ。(この頃は英語が全員上手ではないので苦労した)

 「【第1回】東京成田出発からロンドン到着までの旅」は無事ロントンへ到着した。
 明日は「ストラッドフォード&オックスフォード」を見に行こう。

以上  
 【使用カメラ】 CANON EOS 100 (スキャナーでデジタル化)
MT=7

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