【第2回】 ドイツ・ロマンチック街道の旅
1、日 程
1995年 10月18日〜27日
2、訪問地
ドイツ・ロマンチック街道
3、旅行企画の経緯
私は以前からドイツに行ってみたいと思いドイツ旅行の本を買っていた。丁度このタイミングにチャンスが現れ行き
先がきまった。
ドイツと言えば「ロマンティック街道」というイメージがあり、迷うことなくこのコースを選んだ。安いパック旅行
でドイツがパックでイギリスは自由旅行というものを長女が探してくれた。
4、旅行のハイライト
項 | ポイント | 内 容 |
---|---|---|
1 | ドイツ・ロマンチック街道 | 古いドイツのオンパレード |
2 | ローテンブルク | 城壁で囲まれた町 |
3 | ノイ・シュバン・シュタイン城 | 世界一美しいと言われるお城 |
4 | ハイデルブルク | 丘の上の城と眼下の町並み |
5、同行者
妻、次女
6、旅行内容
(1)ドイツ・ロマンチック街道(Romantishe Strasse)
名前の通りこのロマンチィックな街道はどのようなものか関心があった。今回はバスによるパック旅行なので気が楽だ。 ガイドさんは日本の女性で60人乗りの大型バスに観光客は日本人7人という小さな団体でしかも同じバスで4日間一緒
と言うので、将に、ラッキー。しかも、男は私1人だけで残り6人は女性、2人の友達が2組それに妻と次女なので、 運転手さんから「ハーレムですね」と冗談を言われた。
運転手も同じ人が我々とほぼ1週間行動を共にしてくれると言うのでガイドさんを含めて家族のような雰囲気で楽しめ
た。バスではビールも販売しており、トイレ付きなので安心だ。私は最前列の運転手の後ろの席に座った。眺めが良い
だけでなく運転手にビールをオーダーし易いからだ。そして早速ビールをオーダーしてそれを飲みながらの旅が始まった。
運転手の背後には大きな文字でなにやら書いてある。ガイドさん曰く「私はバイエルンの人で標準語のドイツ語は話せ
ません」と書いてあるとの事。ドイツも日本以上に方言があるのだと思った。
(2)ローテンブルク
ロマンティック街道を下っていくと 城壁で囲まれた町「ローテンブルク」が見えてくる、この街には数カ所の門が
ありバスはその門をくぐって町に入る。そこは中世の町そのものなのだ。城壁の中は一つの町なので住宅、お店、教会
など色々ある。
この町にはクリスマスグッズを1年中売っている店がありよく知られているらしいが、私は実際に見る のは初めてで
驚いた。国内の人や世界中の観光客が季節に関係なく買っていく。日本では考えられないことだ。
夕食は旅行社指定のレストランに行ったが日本からの色々な団体が来ていて大声で騒いでいるのには閉口した。日本人
観光客は何処に行ってもマナーが悪いので、自分はその仲間から外れたいと思った。
夕食後、夜の街を散策に行った。ドイツの町には良くある時間を知らせる「からくり時計」があると言うので見に
行ったが、夢があって中々良いものだ。
翌日の自由行動で城壁の上を散策した。上から見ると町の様子が良く分かる。各家の洗濯物は町の中では見えないが
各家の裏庭に干してあるのが良く見えた。なるほど、ヨーロッパの人はこのようにして街の美観を保っているのだと
理解できた。
(3)ノイ・シュバン・シュタイン城 翌日、バスは暫く丘と川の見えるルートを走る。途中いくつもの城が川の対岸 に見えてくるが小さなものが多く城 というより、城砦というものだろう。また、丘のようなところを走ると村の家々がありその窓に吊られた花がとても 綺麗だ。 まるで絵画かおとぎの国に来たようだ。このような美的感覚はヨーロッパ 独特のものと言えよう。 段々平坦なところにきて大きな町に近づいた。その先に小高い山がありそこに綺麗な城の一部が見えてきた。 これが かの有名な「ノイ・シュバン・シュタイン城」で翻訳すると「新白鳥城」であり、その名の通り美しい。 ディズニーランドのお城はこれをモデルに作られたと言われている。 |