私の初めてのハワイ  My First Hawaii Trip

Ver.1.1 2003/06/05
Ver.1.2 2003/06/06
「ダイアモンドヘッド & パールハーバー」
Diamond Haed & Pearl Harbor

写真をクリックすると拡大されます ⇒ Diamond Haed State Monument 

1、日   程
        2002年 11月22日(金)〜26日(火)

2、目的地
       [1日目]11/22 アラモアナ・ショッピングセンター&ビーチ
       [2日目]11/23 ダイアモンドヘッド&パールハーバー
       [3日目]11/24 キラウェア火山
       [4日目]11/25 帰国  11/26(日本時間) 日本到着

3、本日のハイライト
   ・「ダイアモンドヘッド」 Diamond Head
   ・「パールハーバー」  Parl Harbor

4、行程表

コース [2日目]
 
Outrigger
Islander Waikiki
Hotel 出発
9:30
 
 
 

Waikiki
Trade Center

Diamond Head
バス停
Diamond Head
入口
9:45
10:00
10:20
 
 
 
 
Diamond Head
頂上展望台
Diamond Head
出口/休憩
Diamond Head
バス停
Waikiki Beach
昼食
11:50〜12:10
12:25
12:50〜14:00
Waikiki
バス停
14:10
 
 
 

USS Arizona
バス停

USS Arizona Memorial
USS Arizona
バス停
 
15:20〜16:40
16:50
 
 
 
 
Waikiki
Trade Center
Waikiki の街
散策
日本食レストラン
夕食
Outrigger
Islander Waikiki
Hotel 到着
17:45
 
 
19:20

5、内容

[第2日目] 11/22

(1)バスセンターにて
 バスでダイアモンドヘッドに行くのだが、昨日聞いた話によると乗合バスではダイアモンドヘッドの近くまで行くが公園入口まで20分程歩くという。ダイアモンドヘッド行きのバスならば公園入口まで行けるという事だった。
 そこで今日はバスセンター迄行って切符を買おうとしたら、「ダイアモンドヘッドは定期バスなので料金が$20で、普通の乗合バスは$1.5/人だからその方がよい」と売り場の黒人女性が教えてくれた。
 中々親切である。日本のバス会社なら黙って$20の切符を売ったことだろう。

(2)バスストップにて
 予め乗るべき路線番号は調べて置いたがバス停には時刻表も案内板もない。従って、バスがいつ来るかも分からない。兎に角、バスが来るたびにバスの上部に表示された路線番号を確認する必要がある。
 やがて乗るべきバスが来た。乗り方は昨日の経験で分かっていたのですんなり乗った。 こちらのバスはお釣りがもらえないようなので2人で$3をいつも用意してなければならない。地元の人は殆どバスカードを持っている。

(3)降りるべきバス停
 予め降りるバス停を数えておいたが、カウントを間違えて危なく降り損ねそうになった。妻が降りる客の身なりから降りるべきバス停を感じたらしい。助かった。乗り過ごしたら反対方向のバスが何時来るかも分からないし、歩くには相当の距離がある。
 何しろ、バス停の名前は土地の名前だし、運転手はバス停の名前も告げずに黙って停まるだけなので閉口する。

(4)公園入口まで徒歩
 バスを降りると太陽が燦燦と降り注ぎ気温も暖かく、歩くのも気持ちがよい。暫く坂を登ると長いトンネルがあった。中は狭いので車が来る度に横に避けなければならない。運転者は皆マナーがよく歩行者の近くはゆっくり走ってくれる。
 トンネルを抜けると大きなお盆状の広場が広がった。右手には学校のような建物がありバスやトラックが止まっている。帰路に分かったのだが軍の学校らしい。
 暫く歩くと「お盆」の中央付近に駐車場と公園の入口があった。ここで$5/人の入園料を支払って入る。小さなトイレもある。

(5)水売りのお婆さん
 公園の入口を入り歩き出すと、道の両側に写真のフィルムを売る人、懐中電灯のレンタルをする人、そしてPETボトルに入った水を売っているお婆さんがいる。誰が教えたか関西便で「メッチャ冷えてるよぉ〜」なんて言っている。つい笑ってしまった。

(6)道は段々急になってくる
 道は岩の混ざった坂道で段々岩ばかりの道になってくる。急な長い坂を息を切らせて登っていくと時々眺めのよい展望台状の休憩所がある。ここからの景色を眺めて休憩を取る。
 いよいよ山の頂上付近になると狭いトンネルがある。中には照明はないので用意した懐中電灯で足元を確認しながらトンネルを登っていく。最後は片道独り分ほどの狭いトンネルになり帰る人を優先してこのトンネル道を通り抜ける。

(7)暗くて、細く長いトンネルを抜けるとパノラマだった
 川端康成の小説「雪国」の書き出しを真似て恐縮だが、本当に「暗くて、細く長いトンネル」を抜けると突然広大なパノラマの世界が現れる。

途中の展望台にて
背後は大クレータ
急階段を登り
きり、ひと休み
狭いトンネルを抜けると
戦時中の軍の要塞に出た
Waikiki Beach が見える
ビル群はホテル

(8)将に、ダイヤモンド・ヘッドだ
 ここから少し登ると頂上が展望台になっていて360°見ることが出来る。先ほどの「お盆が」見える。なんとこれは火山のクレーターだったのだ。予備知識なしに来たので驚いた。ダイヤモンド・ヘッドという名前も将に「河童の頭(ヘッド)」で最高の景観(ダイアモンド級)から命名したのかな等と勝手に想像した。

180°のパノラマ (人の群は展望台、ビル街はワイキキ、中央から右に皿状の大クレータ)

(9)ワイキキビーチへ
 ダイヤモンド・ヘッド散策後、来たルートを戻りワイキキビーチに行くことにした。ワイキキの町でバスを降りて、ビーチ方面に行こうと方向を確認するために近くにいた年配の女性に尋ねた。すると大まかな方向を説明してから、「娘に案内させる」という。そこまで親切にされなくとも分かるので遠慮したが、それでも娘さんが着いてきた。信号機のところでお礼を行って丁重にお引取り願った。
 今の日本では殆ど経験できない心からの親切心に感激した。そして心豊かだった昔の日本人を回想した。

(10)ワイキキビーチでお弁当
 ワイキキの砂浜は綺麗で気持ちが良い。椰子の木陰でどこも涼しい。私達は敢えてベンチでなく芝生に腰掛けた。ここでサンドイッチの弁当を食べて快い時間を過ごした。その後、沢山寄ってきた鳩と遊び楽しむことも出来た。
椰子の木陰で休む 鳩と遊ぶ モニュメント

(11)バスでのマナー
 ワイキキからいよいよバスでパールハーバーに向かう。バスはワイキキの主要なホテルに立寄るかのように街中を廻ってからパールハーバー方面に向かうので町を出るまでに時間が掛る。
 乗ってくる乗客を見ていてマナーのよさに感心した。若い人は座席に座っても次の停留所にお年寄りが居るとお年寄りが乗ってくる前に何気なく立ってしまう。日本の場合は親切に席を譲る場合でも「どうぞ」と言って親切を売っているような光景だ。ハワイの人達は譲られる人のひけ目を感じさせない配慮が見て取れた。それも、たまたまでなく全ての人達がそれをやるので、これは完全に習慣として出来上がっているマナーなのだと確信した。素晴らしい発見をして感動した。

(12)パールハーバーは何処
 バスの運転手にパールハーバーへ行くバス停を聞いたら幾つ目と教えてくれた。しかし、そのうちにパールハーバーというバス停を通過してしまった。本当に良いのか再度訊ねたが「アリゾナ」で良いという。言われるとおりそのバス停で降りた。潜水艦もありそれらしい。
 観光客が行く方向に行くとゲートの守衛さんが持ち物を持った人は入れないという。ニューヨークのテロ事件911があって厳重警戒らしい。かといって、荷物を外に放置して中へ入るわけにも行かない。観光バスで来る客は手荷物は何も持ってないのでそのまま入っていく。
 諦めるしかない、外から潜水艦を写真に収めた。その先に又入口があるので行ってみた。ラッキーなことに入れるという。但し、手荷物はコンテナー改造の手荷物預かりで預けてからだという。承知してやっと入場券売り場に行った。
 ここの展示場だけのツアーか、パールハーバー全体か選択出来る。勿論全体をオーダーした。ところが又ハプニング、切符を買ってから念のため所要時間を聞いたら3時間掛るという。もう夕方だったこともあり、ここだけのツーアーに変更した。一度支払ってしまうと返金が又大変。理由を書きサインをしてやっと返金処理を終えた。
USS Arizona Memorial ミサイルと魚雷 ミサイルと私 海軍のJET対艦ミサイル

(13)潜水艦内部の体験
 いよいよ潜水艦内部の体験だ。

当時のの大型潜水艦 潜水艦の重火器 潜水艦上の二人 潜水艦後尾の星条旗

(14)こんな狭い中できつい任務
 潜水艦はかなり大きいが乗務している兵士の数が多いのと殆ど魚雷などの兵器で一杯なので中は狭く、兵器の隙間に人間が居るという感じなのだ。

魚雷発射管と魚雷倉庫 通路は狭い 操舵装置と計器群 左右にジーゼルエンジン
指揮官の机 指揮官のベッド 通常兵士のベッド 狭く味気ない食堂

(15)やるせない
 潜水艦を降りると庭に旧日本海軍の使用した人間魚雷「回天」が展示されていた。当時はこの人間魚雷に乗って米戦艦に立ち向かって行ったのかと思うと、何ともやるせない気持ちになった。
 展示場には日本軍が奇襲を仕掛けた時の状況写真や当時の号外新聞記事等色々展示してあった。特に悪意ある展示はなかった。物的な証拠品や当時の日本軍についての情報も展示して分かり易く説明してあった。

1人乗り日本の自殺魚雷
1944年に最初に使われた
不発回収された「回天」
兵士は保護された
当時の号外/戦争!
日本飛行機オハフ爆撃
日本航空母艦の模型
艦載機を大量に搭載

(16)街に戻ってほっとする
 夕方の閉館間際まで視察して、ワイキキの街に戻りほっとした。
 ワイキキの街で日本食レストランを探してビールと日本の定食のような食事を注文した。やはり日本語が通じて好きなものが選べるのが嬉しい。明日もまた来よう。

 2日目のハワイの旅は無事終了した。明日はキラウェア火山見学だ。

以上

 [第1日目] 「アラモアナ・ショッピングセンター&ビーチ」 に跳ぶ
 [第3日目]「キラウェア火山の見学」に跳ぶ
 [第4日目]「帰国 11/26(日本時間)日本到着」に跳ぶ
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