2、副 題 ニューヨークに到着
3、日 時 米国東部時間 2012年11月11(日)
4、内 容
(1)NY・JFKに到着
いよいよ「ニューヨークで古希のお祝い」の旅が現実のものとなる。
今の飛行機は実に正確に飛行するのには驚きました。10年前は到着時間が1時間前後振れるのは当然でしたが今ではほとんど時間通りに到着するのです。
前述の隣席の人達とは適度の距離で話題を楽しみ、自分はワインを楽しんだり映画を見たり音楽を聴いたりして時間をすごしました。
いよいよNY到着とのアナウンスが入りようやく海外旅行を実感するときとなりました。塔乗客は荷造りや準備で騒がしくなって来ました。
私がリュックサックを背負うと隣のアメリカ人が「貴方のお嬢さんが迎えにきているのでしょう。無事の到着を電話して上げて下さい」と言って携帯電話を貸して下さったのですが、私は娘の携帯番号をリュックサックの手帳の中に書いてあり、すぐに取り出せません。
それでもそのアメリカ人はジット待ってくれて、しかも娘の携帯番号を見て入力までして下さったのです。これまで親切にして頂き感激よりもすっかり恐縮してしまいました。
お陰様で娘が電話に出て「了解」の旨の返事があり、そのアメリカ人に御礼を申し上げ分かれました。またよき人に出会いました。
(2)孫、娘、婿との再会
飛行機は予定通りJFKに到着しました。いつものように荷物の到着を待つ。私の荷物はファーストクラスと同じ扱いで出てくるのでバゲージ・カウンターに行くと早速幾つかの荷が出てきて何と4つ目と6つ目に出てきました。やはり早いので驚きました。
スーツケース2個なのでカートを頼んだ方がよいとの娘のアドバイスでカートを借りました。今は有料5ドルなのです。勿論、日本では無料、アメリカでも昔は無料だったのですが、最近はあのカートを盗むと言うのです。「あんなものを盗む?」とは信じられない社会です。アメリカもよい方向に行っていないと思いました。ところがなんと言うことは無い、出口まで平坦なのでスーツケースのキャスターで十分走れたのでした。結局、係りの人に5ドル寄付しただけとなりました。
(3)独り待つ
順調に税関も通過して外に出てくるも、娘家族はいない。連絡するにも携帯は持っていない。ま、ゆっくり待つしかない。15分してようやく娘家族が顔を出した。「事前連絡したのにどうしたのか」と問うと、「こんなに早く出てくるとは思わなかったから」との事だった。確かに、通常の例では飛行機到着後1時間は要するので尤もな話だった。
折角、優遇措置でトップに出てきたのにその喜びは味わえませんでした。兎に角、無事の到着を喜びました。
(4)タクシーでフォレストヒルズへ
孫が「グランパ」と言って歓迎してくれました。今回はタクシーで娘家族の住むフォレストヒルズのマンションに向かうことになりました。
孫は私の隣に座ると言って、私に寄り添っているので余りの可愛さに左手で抱きしめました。何ともいえない至極の喜びを感じました。
以上