八王子西IC出口付近で
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2007年6月17日 晴 圏央道 八王子JCT⇔あきるのIC 開通・プリイベント(一般公開)があり参加しました。 開通は6月23日15:00ですが、主に地元を対象にした一般公開でした。イベントの内容は知らずに兎に角行って見ようとのことで私の2歳上の兄と一緒に行てきました。 結構沢山の方が見えており、開通後には歩くことの出来ない高速道路を歩き、消防車や緊急車などが各種展示され、又実演もして子供たちもその体験を喜んでいました。 |
八王子西IC入口通過後 | その先はまだ車もなく | 歩く事が出来るのは今のうち |
【消防自動車】
日本機械工業梶i通称:NIKKI )が展示した消防スクーターが面白い。これはYAMAHA Majesty 250ccのスクーターを改造して自動二輪消防車に仕立てたものです。愛称はMist Dragon(ミスト・ドラゴン)です。放水用ガンは 本体質量4.2kgで5段階切換が出来るドイツ製とか。二輪車の機動性を生かして初期消火に活躍できるものです。
次は同じくNIKKI製のFire-Mog(ファイヤモグ)という愛称のあらゆる地形に対応できる消防車です。自動車本体はメルセデス・ベンツ製のウニモグという特殊構造のトラックで世界160カ国で約30万台以上が活躍しているというものです。ウニモグは各部に施された特殊な構造により、まるで戦車のようにどのような場所でも走れるので大震災のような時にも活躍できます。
自動二輪消防車「ミスト・ドラゴン」 | ミスト噴射を体験する私 | ウニモグ消防ポンプ車 |
【註】 ドイツ語の「Universal-Motor-Gerat」の太文字部分からの造語です。 「Uni-Mo-G」(ウニ モ グ)
【黄色の車両】
黄色の車両でお馴染みの高速道路で活躍の各種自動車が展示されました。
ロード・パトロール車 | 散水車 | 清掃車 | 高所作業車 |
【災害対策本部車】
災害対策本部車は実際に新潟地震の際、対策本部として活躍したそうです。
内部はトラックの箱の部分の倍の幅があり大変広い部屋に見えます。外部に出ている部分が箱の部分と同じ幅で電動で倍の幅に広がり対策本部の会議室となるのです。側面にはトイレとキッチンが付いており一見家庭の部屋のようなのです。トイレの固形物は電気で焼却して粉末にし、肥料にしてしまいます。このようにして長期間に亘り対策本部の会議室として役立つのです。
災害対策本部車(ISUZU) | キッチン/トイレ/表示台 | 災害対策本部車(HINO) | 二段寝台/表示台/会議机 |
【カーマニアの愛車展示】
カーマニアが自走で持ち寄って自慢の愛車を展示していました。見学者は昔を懐かしみながら見学し、オーナーには性能などの質問をして楽しんでいました。どの車も新車のようにピカピカです。
スバル360 | 三菱MINICA | ダイハツ・ミゼット | TOYOTA コロナ |
日産ブルーバード | プリンス・グロリア | 日野コンテッサ(後部) | ホンダ・スポーツ |
マツダ・ロータリーRX7 | TOYOTA 2000GT | 日産 Fairlady 240Z | カウンタック |
【将来の理想の車:ソーラーカーのデモと展示】
将来の理想の車:ソーラーカーのデモが行われ、意外と速いという感じがしました。その後、内部構造の展示が行われ、如何に弱い電気を効率よく集め有効にモーターを動かすかの工夫が分かりました。軽量化は勿論で、サスペンションもアルミダイキャスト製のダブル・ウィッシュボーンのアームが工芸品のように光って見えました。また、コンピュータとインバーターによる制御など最先端の技術が使われている事がよく分りました。
ソーラーカーのデモ | 駆動部分(運転席) | サスペンションはアルミ |
《構造》
モーター:三相交流・インバーター制御、 前輪:走行制動用ディスクブレーキ、後輪左:ディスクブレーキ(ハンドブレーキ)、 後輪右:駆動輪(三相交流ダイレクトドライブモーター)軽量化のため片輪駆動、 サスペンション:アルミダイキャスト製ダブル・ウィッシュボーン
今回のプリ・イベントは思ったより見るものが多く楽しい一日となりました。