【準備】
防護服は厚手のゴム引きの布で出来ておりゴム長靴と同じような材質だった。服はつなぎで前がチャックになっており、長靴とチャックで繋がるようになっているので、事前に繋げてから着用するのがコツだ。手袋とヘルメットはその後、身に着けてマジックテープで蜂が入らないように隙間をなくす。
消毒薬は釣竿のように3本が伸びる形状でその先に噴霧口が着いている。しかも手元の紐を引くことで先のノズルの方向を変えることが出来る。
手元に噴霧ボンベイを接続して、試しに噴霧してみる。それで準備完了だ。
【蜂退治実施】
後は指導された通り、そっと巣に近づき巣穴にノズルを差し込んだら一気に噴霧する。親蜂は外出していて出てこなかった。まだ巣作り初期の段階なので蜂は2〜3匹である。暫くすると親蜂が巣に戻ってきたので、これもご指導どおりボンベイから直接消毒薬を噴霧した。親蜂はそのまま逃げたのかいなくなった。巣が駄目になったらその蜂はあきらめて戻ることはないという。その通りであった。安心した。
【感想】
思ったより駆除は簡単ではあったが、日中の外気温が35℃を超え暑いので、夕方に実施したが防護服の中は蒸風呂状態だ。16:30から20分で完了した。
「コガタスズメバチ」は身体はずんぐりしていて、攻撃性は比較的低い。働き蜂の体長は3cm前後で、女王蜂は3.5cm前後に達する。働き蜂の寿命は約3週間と比較的長い。
巣の形状は、初期の巣は徳利をひっくり返したような形で非常に象徴的である。その後まだら模様のついたラグビーボールのような形へ成長する。巣の材料は、キイロスズメバチ同様に樹皮や枯木。巣はキイロスズメバチほど大きくならず、成長した巣内の働き蜂の数も200〜300匹とキイロスズメバチに比べ少ない。
[出典:教えて「八チ博士」(八王子市環境部環境保全課発行)]
【使用 カメ ラ】 CANON Kiss Digital 6.3 MPixels
【交換 レンズ】 SIGMA ASPHERICAL IF 28〜200mm(35mm判換算45〜320mm)
CANON Lens EFS 18〜55mm(35mm フィルム換算 29〜88mm)
MT=5