東京モーターショー at 東京ビッグサイト
|
1.名 称 東京モーターショー 2011 2.会 場 東京ビッグサイト 3.見学日 12月8日(木)曇のち雨 4、会 期 2011/12/03(土)〜11(日) 5.概 要 今年から会場が千葉県幕張メッセから東京に戻り、東京ビッグサイトとなったため見学者が急増しました。 今年はエコ、ハイブリッド、EV(電気自動車)が主な「売り」となっていました。 前回は日本の景気低迷と若者の車離れから車の売り上げが伸びず「東京モーターショー」自体人気が低下し 外国車の展示が殆どなかったのですが、今年はベンツ、BMW、アウディー、フォルクスザーゲン、プジョー等各社共に高級車の展示が多くありました。 今回の会場は東京ビッグサイトですが西館と東館に分かれていてその移動だけでも大変でした。 |
1、商業車の展示
入口近くの西館に入ったら突然泥にまみれた大型トラックが目に留まりました。よく見ると日野自動車のサファリーラリー出場車でした。後部には当時のサファリー・ラリーの動画を放映していました。
外国車ではベンツがトラックを、VOLVOがバス&トラックを展示していました。韓国車はHYUNDAI(ヒュンダイ=現代)が大型バスを展示しかなり目を引きました。
HINOラリートラック | 韓国HYUNDAI(現代)バス | 三菱FUSOバス |
2、国産各社
国産各社は市販寸前の車を展示し、すぐにでも購入したくなるような現実的な車の展示でした。SUBARU Advanced Tourerはコンセプト・カーですがBMWに迫る勢いを感じました。
NISSAN | SUBARU Advanced Tourer | TOYOTA LEXUS LFA |
3、外国車
メルセデス−ベンツは新型Aクラス車を、ルノーは新型コンセプト車を、BMWは夢の車EVコンセプトを展示し、かなりの盛り上がりを見せていました。
Mercedes Benz A-class | RENAULTコンセプト車 | BMW夢の車EV |
コンセプト・カーも今にも動きそうに精巧に出来ています。
4、ブレーキはブレンボ(brembo)
ブレーキと言えばブレンボ(brembo)ですね。レーシング用二輪車ではHONDA RC212V REPSOL、YAMAHA PETRONAS共にbremboがしっかり付いていました。スポーツカーではNISSAN
GTR、プジョー(車名不知)共に赤く塗られたブレーキ(キャリパー)が目に付き、勿論bremboと大書されていました。
市販車でも高級車は間違いなくbremboが使われています。
HONDA RC212V REPSOL |
YAMAHA PETRONAS |
NISSAN GTR |
プジョー |
5、高度技術
エコ、ハイブリッド、EVという流れを支える新技術が色々展示されていました。
無段変速機の要CVTが色々展示されていましたが、ここではNISSAN GTR CVTをご紹介します。
CVTとはギアを使わずに金属ベルトでプーリーの直径をコンピューターで制御して最適なトルクを伝える
技術ですが、その要は自在に曲がる金属ベルトです。手の感触も柔らかでした。
ハイブリッドの要は発電機とモーターですが、プリウス・ハイブリッドは巧妙に両者の役割を制御しています。
発電機とモーターの間にあるギアが上手く機能してモーターの力とエンジンの力を伝達し、オートマ車の
ギアの役割をもしているのです。この機能美に感嘆します。
二つの技術をカットモデルの写真でご紹介します。
NISSAN GTR CVT | 発電機とモーター | ハイブリッド全体 |
6、夢のある車
子供たちが目を輝かす車
|
展示場は広く4時間立ち通しで見学し大変疲れました。それでも全部は見ることが出来ず 自分の関心のあるものを中心に見学しました。
最後に出口近くでほほえましい車を見ました。子供たちが目を輝かして 見ていました。 先端の技術の結晶暮のショー 雪雫
|