5、感想
思ったより見応えがあった。内容的には今まで見たものばかりであったが、それなりによかった。やはり一番の見ものは綱渡りや「綱くだり」(正しい名称は不明)は見ていて楽しく美しい。
オフロードバイク3台が大きな金属の籠の中を回る技は、私にも出来ると思う。こういうのは割りと得意である。
動物モノは私は好きではない。火のついた輪をライオンが飛び越えるものなど、どう見ても動物虐待で可愛そうだ。せいぜいキリンが観客の子供の帽子を口でくわえて元に戻すという技が平和でよい。
サーカスを見ていると昔の「サーカスの唄」を思い出してしまう。
今見てもサーカスをしている人達の哀れみを感じてしまう。
[サーカスの唄]
作詞 西条八十・作曲 古賀政男 唄 松平 晃
一番 旅のつばくろ 淋しかないか おれもさみしい サーカスぐらし
とんぼがえりで 今年もくれて 知らぬ他国の 花を見た
二番 昨日市場で ちょいと見た娘 色は色白 すんなり腰よ
鞭のふりよで 獅子さえなびくに 可愛いあの子は うす情
三番 あの娘住む町 恋しい町を 遠くはなれて テントで暮らしゃ
月も冴えます 心も冴える 馬の寝息で ねむられぬ
四番 朝は朝霧 夕は夜霧 泣いちゃいけない クラリオネット
ながれながれる 浮藻の花は 明日も咲きましょ あの町で
一寸暗い気持ちにさせてしまいました。ごめんなさい。