今回は新聞広告を見て即座にインターネットで詳細を確認して、このイベントの見学を行動に移した。世界500以上の企業・団体が最先端航空宇宙技術を展示し多くの企業人やマニアが訪れていた。私の関心事は日本初JETエンジン「ネ-20」、2015年実用化を視野に検討を始めたといわれるスバルJET、三菱リージョナルJET、純国産偵察機UX(旅客機に転用計画)であった。2010就航予定のホンダJETの展示はなかった。
今回、10/1(水)は記念飛行としてブルーインパルス(T4)編隊飛行があり、10/4(土)10/5(日)はデモ・フライもあったのだが、本日は展示とデモ飛行の両方を見る時間はなく、横田、入間、調布でデモ飛行は見ているので展示だけを見ることにした。
1、実用化を目指す国産旅客機
2015年実用化を視野のスバルJET | 三菱リージョナルJET | 純国産偵察機UX(旅客機に転用) |
2、昔の日本のエンジン技術
国産初JETエンジン ネ20 1945/7特殊戦闘機「橘花」用 |
中島・栄12号(当初の零戦用) 空冷復列星型14気筒発動機 |
星型発動機のピストン連接棒 |
3、現在のJETエンジン技術
CF34 Turbo Fan JET Engine (旅客機用) | XF5-1 Turbo Fan JET Engine (哨戒機用) | 超小型JET Engine (40cm程)(標的機用) |
小型JET Engine (60cm程)(多目的) |
4、現在の新型JET旅客機
ATR600 | エアバス A380 | エアバス A350 | ボンバルディア Q400 |
5、戦闘機
戦闘機は航空機の中でも最高の技術が結集されているので興味深い。しかし、世界最強・最新鋭と言われる米国のF22ラプターのモデル展示はなかった。予想しなかった日本の近未来ステルス戦闘機のモックアップ展示(三菱重工)があり、その姿は米国のステルス偵察機のようで色も黒く不気味な感じがした。このモデルは撮影禁止で残念ながら写真に残すことが出来なかった。
ドイツの戦闘機は昔日本が自主開発をしようとしていたFX(新零戦)と形状が似ている。当時の日本は米国の圧力に屈して既に旧型となっていたF16をベースに共同開発を強要
され現在のF2が生まれたが、その結果、日米とも共同開発に不満を残し、しかも、目標生産機数未達のまま生産中止となった。
Euro Fighter "Typhoon" は英独伊スペイン4カ国の共同開発機で米国F-22対抗の最新鋭機だ。航空自衛隊のF4の後継機種の対象にもなったが今はその動きはない。
ドイツの戦闘機 | 日本のF2 | Euro Fighter "Typhoon" |
6、無人偵察機、ミサイル
無人偵察機やミサイルは見るからに不気味な感じがする。写真中央のミサイル頭部には2台のTVカメラがついていた。
無人偵察機 EADS DEFENCE & SECURITY |
ミサイル |
2つの目 |
ミサイル3種類 LOCKEED MARTIN |
7、宇宙関係
8、その他、垂直離着陸機、ヘリコプター、飛行艇